標準OASIS学

UKロックバンド、OASISのブログです

Green

Liam Gallagher - Pretty Green - 2010/06/18

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今年初め、Q Magazine主催の「The Greatest Front Man Of All Time」に選出されたリアム・ギャラガー。しかし彼はいまや、単なるロックスターの象徴的存在には収まらない。立ち上げたアパレルブランドPretty Greenがこれまでに発売した3つのコレクションを前に批判層は黙り込み、ロンドンの気難しいファッショニスタたちは「嬉しい驚き」「極めて感動的」と絶賛の言葉を口にした。さらには、Pretty Greenの持つ、現代の感覚を併せ持ちながら高品質でクラシックな佇まいに多くのカスタマーが興味を示してくれたのだ。

リアムは、映画の製作にも取り組むことを公式に発表している。リチャード・ディレロ著「The Longest Cocktail Party」を原作としたThe Beatlesの「舞台裏」的映画となる予定だ。それでもまだ手持ち無沙汰なのか、新バンドBeady Eyeのニューアルバム製作のため、すでにスタジオ入りもしている。

Pretty Greenの創設からちょうど1年となる2010年6月4日。ハムステッドにあるリアムお気に入りのパブで待ち合わせをした私は、この1年の印象と今後の予定を彼から聞くことにした。

Pretty Greenを始めてから、あなたにとっては大変な一年だったのでは?

リアム:そうでもないさ、ちっともだな。俺にとっちゃ何ともねえ。きつかったらはなからやんねえさ。良い一年だったよ。

Pretty Greenがあまりに急に軌道に乗って、驚きはしませんでした?

リアム:急成長って感じだな。すげえことだし、皆も洋服とか全部気に入ってくれてるみたいだ。でも俺が驚いたかって....? 全然。クソうぬぼれてるわけじゃない、違うさ。だって良いブランドだから当然だろ?みんなも良いものが好きなんだ。

そうですね。1年に2度、コレクションを製作するということにプレッシャーは感じませんか?アルバムだったら2年に1枚のペースでしょう?

リアム:そうでもないな...他の連中に聞いたほうがいいぜ。俺には何てことねえし。だって楽しいじゃねえか、なあ?新しい洋服を作るんだ。服を指差して「よし」とか「だめ」とか「そういう感じで」とか言って自分のアイディアを出すのなんて、全然きつくないだろ。でもこういうのをきついって思うやつも確かにいるんだろうな。

これからどういうコレクションが出てくるんでしょう?

リアム:フットウェアをそろそろ出すよ。パンプスやデザートブーツ、ジーンズとかな、いつものようにひねりを効かせる。それとジャケット。スティーヴ・マックウィーンが着ていたみたいなやつさ。そういうのもろもろ。みんなが気に入りそうなやつ、夏向けの短パンとか...

これまで発売した3つのコレクションの中で、一番売れた商品を教えてください。

リアム:全部だよ。パーカーは断然人気だけど、大きなロゴ入りのTシャツとかポロシャツ、モンキージャケットも全部売れてる。全部人気さ。

やっぱり忙しくしてるみたいですね。今あなたのブランドではどれくらいの人達が働いているんですか?

リアム:わかんねえなあ。でも見るたびに新しい顔がいるよ。一番最近見た時は、30人くらいいたぜ。

オフィシャルウェブサイトには、世界中のPretty Greenファンから喜びの言葉が届いていますね。世界規模でファンを持つと、やはりウェブサイトの存在は重要になってくるんでしょうか?

リアム:そうだな、そりゃそうだ。何もかもが重要さ。Pretty Greenは完璧さ、本物なんだ。だから何をやるにしろ、確実に上手くやることが大切なんだ。ウェブサイトもすげえだろ。俺は誇りを持ってるよ。

今、Pretty Greenは何カ国で売り出されています?

リアム:80カ国って聞いてるぜ。

設立してまだ1年とは思えませんよね。

リアム:だな、俺もさ。まだ始めたばっかなんだよな。

一番客層が厚いのはどこの国?


リアム:UKはかなり強いね。でも日本やUS、イタリア、ドイツもすごい数さ。そういえば、スカンディナビアもだぜ。

UKで、Pretty Greenの商品を主に売り出しているのはどこのショップなんでしょう?


リアム:セルフリッジ。9月からPretty Green専用のスペースを増やすんだ。グラスゴーのCruise & Xile、ヨークのSarah Coggles、それにミドルズブラのPsycheもだな。

Pretty Green独自のショップはどうなんです?

リアム:もちろん考えてるよ。良い場所を探してる。焦りは禁物だからな。この夏にはロンドンに仮設ショップを作ろうと思ってる。ウェブサイトで場所や日程を知らせるよ。

映画スターやロックスター、DJ、TVの司会者。たくさんの人がPretty Greenの服を着けていますし、今年行われるワールドカップに出場する選手達、たとえば、イングランド代表のジョー・コール、ジャーメイン・デフォー、イタリア代表にも何人かPretty Greenのファンであることを公言していますね。設立1年のブランドにしては驚くほどの絶賛ぶりです。成功の秘訣は何だと思います?

リアム:俺!

ジョー・コールが、マンチェスター・シティと契約したら嬉しい?

リアム:うん、嬉しいな。ジョー・コールは最高の選手だ。試合の流れを変えるんだ、わかんだろ?だから、うん、あいつのことは買ってるよ。エネルギーにあふれてる。

イングランド代表に選出されて良かったですね。


リアム:ジョー・コールもそうだし、ショーン・ライト=フィリップスも選ばれて良かった。

では、ワールドカップが始まったら、TVに噛り付き状態ですか。


リアム:当然だろ!

ポール・ウェラー、彼自身も世代を超えたファッションアイコンですが、その彼もPretty Greenのスーツをステージで着けていました。さらに、Pretty Greenのデザインに携わることを公式に発表していますね。このようにコラボレーションするチャンスは、他の人にもあるのでしょうか。それともやはり厳しく制限しています?

リアム:うーん...制限はしてるよ、でもそうだな...何ていうんだ、The Prodigyのリアム・ハウレットがいるだろ。俺にアイディアを出したいと言ってきたことがあるんだ。どうなるか見ていくよ。あっちの気持ち次第だな。でもポール・ウェラーがやってくれるってのは良いよな。クールだし、しかも自分の着るものにこだわってる。一緒にやるならそういうやつがいいよ。

ファッション以外で、今あなたが取り組んでいることについて話しましょうか。

リアム:Beady Eyeっていうバンドのファンタスティックな新作をレコーディングしてるところ。あと、映画の話も進んでるし、Pretty Greenのデザインも新しく考えてる。

多忙ですね!しかもそんな中ランニングの時間も作ってると聞きましたよ。


リアム:ああ。走るのが大好きなんだ。毎朝な。習慣だよ。

映画も魅力的なコンセプトですが、どのように着想を得たのでしょう?


リアム:誰かに大昔に発売されたその本をもらったんだけど、ツアー中ずっと手元にあったんだ。何回も繰り返し読んだよ。止められなかった。机に置くことができない類の本さ。それで思ったわけ。『他にやることもねえし、OASISも解散しちまったし、やりてえことやるか』ってな。

最近のコメントによれば、オノ・ヨーコはあなたのファンみたいですよ。彼女に会ったことは?

リアム:あるよ。1度。ダコタビルディングに招待してくれた。楽しかったな、忘れねえよ、素晴らしい女性だ。

OASISとして長年ツアーをしてきたあなたなら、色んな逸話をお持ちだと思いますが、それを本や映画にしようと思ったことはありますか?


リアム:ああ、そりゃな。すぐに出すよ。俺が全部忘れちまう前に。

さて、コモ湖で行われたアンディ・ベルの結婚式から帰ってきたばかりなんですよね。どうでした?

リアム:最高だった!

アンディ、ゲム、クリスとは仲良くやってるみたいですね。

リアム:うん。男同士ぎりぎりの線まで仲良くやってるぜ。

TVを見ながらごろごろする時間はあります?普段は何を見ているんですか?

リアム:普通のやつさ。EastendersとかCoronation Street。早くワールドカップ始まんねえかなあ、家にあるTV全部に中継を映すんだ。あと、Pineapple Dance Studiosも好き。ルイっているだろ、あいつ見るとノエルを思い出す。

お兄さんのポールが新しい映画製作会社に携わっていると聞きましたが。

リアム:まあな。

ポールの役割は何です?

リアム:ファッキン紅茶注ぎさ(大笑い)。

子供の頃の思い出で一番鮮明に覚えていることは?

リアム:公園でフットボールしたことかな、ほんとにさ...

昔と今と子供達が育つ環境は変わったでしょうか?

リアム:全く違うな。今は何もかもそろってるだろ?公園や道端で遊んでる子供なんて見ねえだろ、みんな家にこもって画面に釘付けだ。だから最近のガキは嫌いなんだよ。中身がねえ。

今度の夏季休暇の予定は?

リアム:今年はヴァカンスには行かねえんだ。家でワールドカップを見る。

今日はありがとうございました。

リアム:こちらこそ。

Pretty Green : Ask Liam

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05th July 2010 Mon
Question From Richard Price

もしジョン・レノンが生きていたとしたら
彼はどのオアシスの歌を一番歌いたがると思う?

「I'm Outta Timeだろうな。なんったって最高な曲だからよ!」



03rd July 2010 Wed
Question From Derek Adams

Beady Eyeのインスピレーションってなに?

「お前には関係ないことさ」



29th June 2010 Tue
Question From Allie Dickinson


本当にお願いだから、女物を作って。一枚か二枚のTシャツでいいから。

「これも、次の夏になるよ。いくつか作るつもりだ。パーカー、ブーツ、Tシャツとかな。うん、次の夏だ」



29th June 2010 Tue
Question From Luke Godfrey

サングラス!!リアム、これだけが俺がこの夏探すのに苦労してるんだ。
いつPGから出る?

「次の夏。だからこの夏は目が見えなくなっちまうかもな」



16th June 2010 Wed
QustionFrom Lee Warren

ワールドカップはどこが勝つと思う?

「イングランド」



14th June 2010 Mon
Question From Ronan Galway


もしあなたが無人島に取り残されるとして、好きなアルバム、映画、PGの服をひとつずつ選んで持っていけるとしたら何?

「映画はQuadraphenia。アルバムはStone Rosesの1stだな。服は絶対にカーキ色のパーカーだ」



10th June 2010 Thu
Question From Alan Docherty


ポールウェラーがPGといくつか服を作るって本当?

「ああ、本当だ。いくつか話し合ってるし、俺も楽しみにしてる」



01/07/2010
Question From Shannon

あなたがいつPGで女性の服を作るのか教えてくれないかしら?
私はPGの女性の服はとても素晴らしくなると思うし、PGを着たいと思っている女性にとって全く新しい服にもなると思うの。

「そうだな…来年、2010年だろうな」



01/07/2010
Question From Paul

一番効く二日酔いの治療法って何?

「そんなもんありゃしないぜ。ジッとしてるっきゃないさ。
でも俺はスカイスポーツを見たり、ちょっと静かにしてみたり。あとはテキーラを1ショット飲んでみたり、な」



11/24/2009
Question From Louise - stopcryingyourheartout.com

もうすぐお祭りの時期ね。
あなたがクリスマスプレゼントとしてもらった中で、最悪な服って何かしら?

「Gimp suit(ゴム製の全身タイツ?)をもらったことがある。ばあちゃんに一年後にあげちまったけど。
俺にはちょっと小さかったからな」



11/20/2009
Question From Pete

リアム、いつになったらマンチェスターにPGの店を開くんだ!?
まるであんたは北部を無視してるみたいだ。

「俺たちはまだPGの店はどこにも持ってない。でも6月から売り始めてる。
マンチェスターにも届けてるはずだぜ。
あんたはたぶんOldhamの人間だろうけどさ。
必ず一つはそこにできるさ。俺たちは誰も無視しちゃいないからな」

*Oldhamはマンチェスターの近くの町。



11/16/2009
Question From Josh


俺の住んでるアメリカじゃ男物の服ってジョークみたいだ。最悪だよ。
働く男はきざな馬鹿に見られたくないのさ。全くつまらないんだ。
いつか俺が稼いだら一番良い服を買いたいと思ってる。
それで、Pretty Greenのショップがアメリカで開くのっていつになりそう?

「よくわかってるじゃねぇか、名探偵さん。馬鹿馬鹿しいよな(質問文を読みながら)
今の状態で言えるのは、たぶん、そうであってくれと願うけど、全部がうまくいったら、来年の頭になるだろうな」



11/12/2009
Question From Weargas

「Weargasより…。ウェールズ出身か?」

子供服を出すつもりってある?
俺の息子は今3歳で、やっと妻にスーパーで売っているような服を彼に着せるのをやめさせたところ。

「俺ならそんな格好したガキ、ボロクソに言っちまうな」

で、俺が今彼の服を選んでるんだけど中々良質の木綿を使った服ってないんだよね…。

「この質問への答えも"来年"だな。わかるだろ。
来年を待っててくれ」



11/06/2009
Question From Kayla

あなたとニコール、どっちのほうが出かける準備に時間がかかる?

「良い質問だな。服についてだ。で…答えは(言いにくそうに)俺だな」



10/30/2009
Question From Tucker

タッカーから。なんってこった、服に折り目をつける人間か

「秋冬のコレクションを見れるのを楽しみにしてるよ。そして君の新曲も。
質問は、The WhoとThe Stone Rosesだったらどっちが良い服を着てる?」

マンキュニアンとしてThe Stone Rosesだって言うしかないな。でもThe Whoは60年代の素晴らしいバンドだよ。
質問の答えはThe Stone Roses。The Whoのズボンは俺にはちょっと短すぎるように思えるんでな。



10/28/2009
Question From Sophie

「リアム、あなたが南アメリカにPGのお店を開いて宣伝のためにいくつか国を回るって聞いたけど、本当?」

世界中にPretty Greenの店が出来るのは間違いないな。今はイングランドに店を開くつもりなんだ。それから世界進出さ。
たくさんの契約や宣伝ですっごく忙しくなるだろうな。質問ありがとう。



10/26/2009
Question From Emmanuelle

「僕の哲学の教授があなたのことを最低野郎だって言ったんです」

お前に言われたくないな、眼鏡野郎。( 哲学の教授を指している)「どっちのほうが嫌です?僕のPretty Greenのスカーフが彼の血で汚れるのと、あなたのことをかばわないこと」

エマニュエル、スカーフで痛めつけてやれ。思いっきりな。新しいスカーフを送ってやるからさ。
そんでもしまたそいつが何か言ったら、同じ風にするんだ。気楽にな。



10/22/2009
Question from Belen


「僕の名前はベレン、16歳です。Pretty Greenはとても素晴らしいね、おめでとう!」

ありがとよ

「ファッションに集中するために、音楽活動をやめてしまう?」

いいや、絶対にないね。音楽から離れるなんて無理さ。音楽を作りながら良い服を着るつもりなんだ。良い曲を書いても、服がださくちゃダメだ。


Liam Gallagher - Live4Ever - 2010/03/28 pt1

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JFK空港の米国入国管理局で1時間半の足止めを食らい、その翌日はホテルの部屋でひがな1日食べたものを吐いて過ごすことは、リアム・ギャラガーのニューヨークの予定には入っていなかった。食中毒のせいで、ジミー・ファロンのショーを含めて大きな話題となるはずだったプロモーション活動はキャンセルすることになったものの、彼を気の毒と決め付けるのは早計かもしれない。先月2月に開催されたブリット・アワーズで、OASISに代わって賞を授賞したリアムは、ここニューヨークで、Q Magazineの読者投票でベストフロントマンに選出されたことを知らされたのだ。あのジョン・レノン、フレデリック・マーキュリー、ボノを差し置いて!

リアムのOASIS後の音楽活動を、ファンが不安ながらに待ち受けている一方で、リアム本人は自身の可能性をロックンロールだけに押し込めるには満足いかないようだった。音楽界を征服した彼は、ファッション業界に手を広げ、2009年夏に自身のアパレルブランドPretty Greenを立ち上げたのだ。とは言ってもだ。今、リアムはPretty Greenのプロモーションのためニューヨークにやってきているものの、音楽が彼の心から離れることはない。

今、我々は、マンハッタン中心部の一流ホテルで、リアムと共に座っている。周りには紅茶をすする年配のご婦人方がくつろぐ中、彼は、Pretty Greenのカモフラージュパーカーを着け、ヴィクトリア朝のアームチェアに腰掛けている。今回のインタビューでは、Pretty Greenについて、インターネットの特権、ニューヨーク、新バンドのメンバー、ベストフロントマンに選ばれた感想、最近の音楽への不快感、そして真のロックスターについて語ってくれた。

さて、リアム。今日の調子は?大丈夫?

リアム:昨日と比べりゃけた違いさ。昨日は、見た目も気分も吸血鬼みてえだったからな。良くなかった。たくさん吐いたしな。まだ完治とまではいかないけど、でもそれ以外は良い気分だぜ、うん。

JFK空港のホットドッグが原因じゃないといいんですが。空港ではちょっとしたいざこざがあったみたいですね、だいぶ待たされたとか。

リアム:いやいや、俺が間違った用紙にサインしちゃったんだよ。

間違った用紙?

リアム:ここに来るためにビザを申請したんだ。なんだっけ....なんだった、スティーヴ?

(Pretty GreenのCEOであるスティーヴ・アレンによると、入国管理局は決められた手続きを進めただけで、用紙を記入するために時間がかかったそうだ)。

リアム:(にやりと笑って)読み書きは得意じゃないからさ、埋めるのに時間がかかったんだよ、一日かかったぜ。

事態は上手く収まったんですね。入国管理局は時々神経質になりすぎるきらいがあって。

リアム:いや、みんな良くしてくれた。大丈夫だったよ。

今回は、Pretty Greenのプロモーションのためにニューヨークに来られたんですよね?オンラインストアで米ドルを使用して、Pretty Greenの商品を購入することができるわけですが。

(スティーヴが説明に入る。全てのアイテムは関税抜きでUSドルで購入することができ、商品はUKから3日ほどで配達される)。

リアム:UKにいる仲間がやってくれてるんだ。ニューヨークでは「Any Old Iron」っていう店が、秋から俺達のアイテムを販売してくれることになってる。

バーニーズなどのもっと大きなショップにはかけあわなかったんですか?

リアム:ああそうだな、バーニーズは好きだぜ、でも今はあまり良くないって聞いたんだ。どこの店でも出したいんだけど、どこから出すかにはあまりこだわりないんだ。目標は、小さくてもいいから自分の店を出すこと。上手く行ったらいつか出したいね。

他の地域では、もう自分のショップを出す計画が進んでいるんですよね?

リアム:ロンドンではね。あと東京も良いと思ってる。日本からPretty Greenを買ってくれる人がたくさんいて、ファン層があるからさ。もちろんニューヨークもだぜ、どっかに出したら、ニューヨークも出さなきゃな、だろ?

もちろんです。さて、前にもおっしゃっていたように、ここで全てを一からやり直すつもりはないということですね。何より大切なのは、質の高さを維持することだと。


リアム:質の高さ、そうだな。

「リアム・ギャラガーのアパレルブランド」というフレーズを聞けば、最高級のアイテムがそろっているという印象を持つと思いますよ。

リアム:実際、たくさんのOASISファンが買ってくれてるからな。一般の人たちが選んで買ってくれるんだ、良いアイテムには違いないさ。

サブラインをリリースする予定はありますか?価格を落として、TargetとかH&Mなどもっと低価格商品をそろえたデパートでも販売するという計画はあります?


リアム:全ての商品を安くはしたくないんだ。質も落ちるしな。質が良いか良くないかのどっちかだろ。一つのブランドの中でそれが混ざるとおかしなことになると思うんだ。みんながみんな高い商品を買う余裕があるとは思っていないけど、払うに見合ったものを手に入れる、それが筋だろ?でも、質は保ったまま価格を落としたバージョンも作ってるよ。

最初に、自分のブランドを立ち上げることを思いついた時のことを覚えていますか?最初は何を作ろうと思った?


リアム:デザートブーツとシューズかな。俺の家にはたくさんデザートブーツがあって、どれも古いのばかりなんだ。それで自分で靴を作れないかって考えていたんだよ。

それでシューズが最初に浮かんだと?


リアム:そう、デザートブーツとかな。サンプルをいくつか作ってくれるやつを探したんだけど、出来上がったのがあまり良くなかったから、靴はひとまず置いといて、Tシャツやジャケットの方に移ったんだ。それで洋服を始めたんだよ。今は全部やってるけどね。

Clarksとタッグを組みましたね?

リアム:(椅子から立ち上がり、自分の履いている靴を指差す)これもそうだぜ、Clarks。

よくお似合いです。私達のサイトでもあなたの履く靴は話題ですよ。

リアム:Clarksと仕事をできて嬉しいよ。だって俺の中では靴のゴッドファザー的存在だからな、上手く行ってほしいよ。

女性向けのハンドバッグを作るという話を聞きました。


リアム:まだやってない。あのさ、ある娘に聞かれたから「ああ」って答えただけで。

そうなんだ?

リアム:パンティでもTバックでもファッキンバイブレーターでも(笑って)Pretty Green特製のファッキン×××とかならまだしもだぜ、俺がファッキンハンドバッグ作る玉に見えるのか?

ビキニならあるかも。Pretty Greenの家具などは?

リアム:自分のショップを持てたら、店の中に置くつもりだよ。Pretty Greenからしか買えないやつをね。でもDFSみたいなことはしない。色んなことをやってみたいとは思ってるけど、1つずつ進めるよ。

ニューヨークでPretty Greenのショップができる日を待ってますよ。

リアム:上手く行ったらな。小さいショップを作れたらと思うよ。でかいのじゃなく、キュートでクールなやつをな。

ソーホーあたりが良いかも。

リアム:そうだな。

さて、ちょっと話題を変えて、音楽について話してもいいですか?

リアム:いいぜ。

ご存知の通り、Live4everは、2002年からOASISファンサイトを運営しており、最近になってイギリスのロック情報サイトも新設しました。


リアム:やったな。

あなたは、最近流行している音楽には満足していないんですよね?たぶん合格しているのはKasabianくらいでしょうか。

リアム:そうだな、Kasabianは良い。だいたい流行自体が好きじゃないんだ。流行は音楽を駄目にする。だって、最近のアホどもは自分で自分をクールだと思い込んでいてそういう連中が流行を作ってるんだぜ。それで本当にクールなバンドがあっという間に20人のバカどもに囲まれててさ、そういうやつらって音楽をやることがクールだと思ってやってるだけなんだ。Kasabianは今のところイギリス一のバンドだよ。俺の新バンドがデビューするまではな....ま、そういうことさ。そうだろ?格好良いのはKasabianくらいだし、ギグも上手い。

アルバムも好きですか?

リアム:うん、ギグもアルバムもな。Kasabianは最高だと思う。くだらねえ連中ばかりだしよ、もううんざりだぜ。Kasabianは良いバンド、最高のバンドだ。

以前はThe StrokesやBRMCにも入れ込んでいましたよね?

リアム:ああ、連中も良いよ。良いさ、でも名曲は書いてないだろ、The BeatlesやThe Stonesみたいに時代を超える音楽まではいけていない。そういう音楽を書いていたのは俺達くらいで、これからも違う方法でそれを続けていくんだ。でもええっと、イギリスではさ、そういうのがいないわけ。みんな目の前の仕事にじたばたしてる。どれもお手軽な一発屋ばかりなんだ。

NMEの表紙は毎週めまぐるしく変わっていきますしね....


リアム:だろ、そして消えるのさ。1曲ヒット飛ばしたと思ったら翌週はリハビリ行きだ。「ドラッグに関する問題がうんぬん」By トム・チャップリンやら何やらさ。

OASISにいた頃、あなたとインターネットとの関係は複雑でしたね。

リアム:全くその通りだな。

あなたとノエル。「若者はコンピュータを捨ててギターを持つべきだ」とかね。

リアム:ああ、そう思うぜ、当然だろ。

今でもそう思ってる?

リアム:うん、だから当たり前だろ。コンピュータは世界中の人達と連絡を取り合うには便利だけど、コンピュータと向き合って生活してたらイカれちまうぜ。果てはどうなる?果てはキチガいさ。

Twitterやミュージシャンが書くブログはどうなんです?

リアム:ミュージシャンのブログなんてバカみたいだ。色々暴露しすぎなんだよ。Twitter?俺がTwitterを使うのは、みんなに礼を言うためと生意気なやつに一言言うためだ。連中の鼻を折るためにインタビューを受けて6ヶ月待つより、Twitterで返してやるんだよ。ああいうの - 「さっきトイレに行った」だの「ビール飲んだ」「隣に住むやつ観察しながらケツ掻いた」とか...アホらしいぜ。誰がそんなのこと細かく知りたがるんだ?

Kasabianのトムは、インターネットはロックスターの神秘性を壊すと発言したようですが。

リアム:へえ?

インターネットではスターに気軽に触れることができるから?


リアム:いや、うーん、わかんねえな。

違う?トムの意見に反対?

リアム:じゃなくて、つまりさ、あいつの言ってることはわかるよ。でも神秘性なんてないんだよ。どうせイギリスにはもうロックスターはいないんだ。それにクールに自分の道を貫くことができれば、インターネットでそれを暴露しようが関係ないね。結局晒しなんて取るに足りねえんだよ。神秘性が失われる?そんなんじゃない。

もしも、インターネットがLed Zeppelinの時代に存在したとしたら?当時のロックンロールな逸話は私達も色々聞いていますが...。


リアム:ああ、でもみんなそれぞれの生き方ってのがあるだろ。俺はめちゃくちゃロックンロールな生き方をしていて、普通の仕事をしてる人たちも週末とかにはロックンロールな生き方をする。でもある生き方をしてる人はいつでもいるんだ。インターネットが絡もうが生き方は変わらない。変えるなんてバカだろ?

タブロイド紙の話に移りましょう。どこでも共通して最低な連中ですけど、UKでもそうでしょうか?

リアム:ああ、最低だよ。でもどこでもそうなんだろ?それがタブロイドさ。くだらねえこと書くけど、俺は読みすらしないから何を書かれようがかまわないね。うん、全然。あいつらの書くことの半分は大当たりだもんな(大笑い)。

基本的には、どんな出版物も良心的だと?


リアム:いや、うーん、まあな。俺は自分が何者かわかってる。時にはどうしようもねえ間抜け野郎になることもあるけど、そんな時も俺自身である限り、一応まともな間抜け野郎ではあるんだよ。

始まりましたね。


リアム:それに、時々馬鹿になることもあるし、世界一の大馬鹿野郎になることもあるけど、たいていの時間は良いやつなんだ俺って。だからプレスが何を書こうがマジでどうでもいいさ。俺の知り合いは俺のことをわかってくれてるし、俺が良い印象を与えたい、違うな、尊敬したり気にかけるのはそういう人達なんだ。そっちのやつが俺のことをどう思ってようが、あっちのやつがどうだとか、興味ないね。お前は気になるだろ?周りが自分のことをどう思ってるのかとかさ?

ペレス・ヒルトンは知っています?彼は、セレブリティをネタにしてウェブサイトを運営してかなり儲けているんですが。

リアム:誰?

ぽっちゃりしていて青やピンク色の髪をしてる。彼も、Pretty Greenを着ければモテるようになるでしょうか?

リアム:Pretty Greenを着ければ誰でもクールになれるさ。(通りすがりの老婦人を指しながら)彼女にだって似合うぜ!

そう?

リアム:やってみろよ、それで駄目なら....まあ、みんなに似合うって。

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Liam Gallagher - Live4Ever - 2010/03/28 pt2

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その通りです。さて、News Of The Worldが最近暴走していますね。OASISファンサイトを運営する女性を新バンドのベースプレイヤーに選んだというデマを流したり。これ、おかしいですよね。


リアム:ああ、笑える。でもそれがプレスだからな。本気で取るなってことさ。

一面を印刷までしたり?本当にその通りになったりして。

リアム:なるかもな。彼女のベースが上手かったら会ってみるさ。俺は女だからって差別はしない。良いベースプレイヤーでクールだったら、俺のバンドに入れることもあるさ。でももうベースは決まってるんだ、最高のやつ。残念だったな。

彼の名前はジェフ?(ジェフ・ウートン)


リアム:そいつ。The Gorillazでも弾いてるんだよな?

そ うですよ。いくつかのギグに参加しているんですよね。

リアム:そう。最高のミュージシャンだよ。The Gorillazのアルバムには参加しないで、ライヴだけらしい。でも様子を見るさ。ジェフはすごい才能を持ってる。まだ24歳なのにもう一人前のミュージシャンなんだ。まあ、時が来たら「なあ?俺は俺でやりたいことがあるんだ」とか言い出すかもしれないけど、俺達は今ベースプレイヤーが必要だし、やつは 見た目もクールだしな。ベースも弾ける。

ジェフには電話をかけたの?それともオーディションをやったの?


リ アム:電話をかけた。「何やってる?」「何も」「こっちに来て、俺達とリハーサルしないか?」ってね。それでクリス・シャーロックやみんなと2曲合わせて、その後パブに行った。それで「よし、お前クールだから合格」と言ったのさ。追い詰めてこれ弾けあれ弾けとやったわけじゃない。あいつも飛んだり跳ねたりしないで、落ち着いてたよ。自分のベースを弾いてそれで決まったんだ。オーディションを開催したり大勢の人を入れたり出したりして、俺の時間やみんな の時間を無駄にしたくないしね。そういう柄じゃない。全ては速攻で決まるのさ。お前クールだな、やるじゃねえかってな。

数年前、LAで、トゥイギー・ラミレズとあなたが一緒に写った写真が何枚か出てきましたが...


リアム:うん、良いやつだよな。

ラッ プトップ上でレコーディングしたり、そういったことは?


リアム:いや、ないよ!

アコースティックギターを 持ったあなたとトゥイギーがヘッドフォンを付けていたので、レコーディングみたいなことをしたのかなと。たぶん彼のリビングルームですよね。

リ アム:マジで!?へえ、やるな!まあ、誰かが俺達の許可を得ずに撮影したんだろう。俺は見たことないけど。トゥイギーは好きだよ。クールだ。レコーディン グはしてない。ただ一晩一緒に演奏したってだけさ。でも最高のやつだし大好きだよ。

わかりました。それでは、ニューアルバムについ て。来年には出せそうですか?

リアム:来年だね。そのつもり、っていうのはOASISのシングル27曲全部が6月に発売される予定なんだ。それからアルバムをレコーディングするだろ。だから、10月にはシングルを出したいね。最高のB面2曲つきでね。それとクリスマス休暇を取っ て、1月の終わりにはもう1枚シングルを出したい。たぶん3月に3枚目を出して、それから来年の6月頃にアルバムだな。アルバムを最初に出すことはしたく ないんだ、今の時代にはね。これまでOASISがやってきたようにやる。シングル、B面2曲、シングル、B面2曲、シングル、B面2曲、それからアルバム。 それからさらにシングル、B面。リミックスはなし。ああいうくだらねえのはなしだ。ファッキン新曲さ。俺達はミュージシャンだぜ。曲を書くんだ。ファッキンミキシングなんてしねえんだよ。これからやることはそんな感じだな。アルバムを出したら、シングルを出す。「Whatever」の時にやったみたい に...OASISが実行したことを追いかけるのさ。

リアム、どうしてB面にそこまでこだわるの?OASISもそうでしたが。


リ アム:B面は大事だぜ。1曲書いたら、あとの2曲も書けるだろ?

でも、B面として出さなくてもいいのでは?どうしてアルバムに入れ ないんです?

リアム:どうしてB面かって?それが伝統だからさ。俺はそうしたいんだよ。みんなにシングルも買ってほしいんだ。

レコード盤の伝統ということ?一面に1曲、もう一面に1曲、つまりB面ということ?

リアム:そう、そういう風にしたいね。変えたくない。そういう方式を変えたくないのさ。

ではレコードは?The White Stripesをはじめ、最近ではレコード盤を出すバンドが多くなっています。


リアム:レコード盤、そうだな。うん、OASISもやってた。やめたけどね。でもそれが俺達のやりたいことさ。B面だよ。

つまり、期待してもいいと。

リア ム:ああ、いいぜ。

新バンドでは、さらにメロディ重視で行くそうですが。

リアム:OASISよりももっと メロディックにもっと音楽的にだな。この18年間あのバンドで学んだことなんだよ。今俺はその方法を知ってる。見ててくれよ。この話題ならいくらでも話せるぜ。スティーヴはもう曲を聴いててさ。俺は、さらにメロディックになったって印象を持ってる。曲のあらゆる面を徹底的に詰めた。メロディも1つだって逃してない。引きずり出せるメロディがあれば、全部引きずり出したって感じさ。

アコースティックギターを手にしたりは?

リアム:ないな、俺がそんなことしたらみんな頭抱えちまうぜ。(笑って).....ステージでは弾かないよ。

そうじゃなくて....


リアム:ああ、もしかしてレコーディングでってこと?

そう。


リアム:いやあ、ないよ!

ニューアルバムで「Songbird」のような曲はない?


リアム:ああそうだな、あるよ、うん。美しい曲で「Songbird」よりも短い曲さ。でも言っただろ、どの曲もメロディを大切にしてる。全てが入り混じって、聴いたらぶっとぶぜ。でも俺が弾いたのはちょっとだけ、感覚をつかむためだけで、あとはアンディとゲムにやってもらうんだ。二人はミュージシャンだろ?俺は二人にアイディアをあげる感じでさ。激しくしたいとか軽く仕上げたいとかそういうのは俺が決める。でも、この曲はギグではやらないだろうな。

ドキュメンタリーフィルム「Dig Out Your Soul In The Streets」が撮影されたのは、ここニューヨークでしたね。最初にその考えが浮かんだのはいつですか?「何だこれ」とか思いませんでした?

リアム:うん。だって酔っぱらったファッキンジャンキー達が寄ってたかって俺達の曲をやるんだぜ!面白そうだと思ったんだ。でも、まあ、やるのはバスカーたちで、酔っぱらったジャンキーじゃなかったんだよな。だから、勘違いしてた。

良いなと思い始めたのはいつから?ブルックリンの工場から?

リアム:そうだな。見に行ってみたら「面白いな」と思って。はなからけなすつもりはなかったんだけど、実際聴いたら「なんだ、すげえワイルド」って感じ さ。でも、そこが良いんだよな。気に入ったよ。上手くはまってた。

ダグマーという女性の傍らに立つあなたのショットとか良かったですよ。覚えているでしょう。虫の羽を背中につけた女の子。


リアム:ああ、覚えてるよ。

彼女の歌う「Shock Of The Lightning」は、どう思いました?


リアム:クレイジーなところもあったけど、全体的には良かったぜ。興味深かった。こういうのは嫌だったんだ。そこらに審判みたく座って、サイモン・コーウェルみたいに「ふむ、そうだな、これは素晴らしい」とか、アホかって感じだろ!俺は、できるだけ一つの場所にはとどまりたくなかったんだ。誰かに目をつけられて「このアレンジをどう思います?」とか聞かれたくなかったわけ。ま、実はどうでもいいやって思ってたんだけど、まあ、上手く行ったからいいかな。

屋根に登ってブルックリンを見渡し、マンハッタンの辺りを指差しているシーンがありましたね。あなたがニューヨークを大好きなことが伝わってきました。


リアム:ああ、大好きだよ。何て表現すればいいかわからないけどさ。ニューヨーク自体が好きなんだよな。わかる?素敵なレストランがあるとかそういう理由 じゃなくて。あの公園は好きだよ。なぜか好きなんだ。あそこに友達は住んでないんだけど、それが良いんだよ。ニューヨークに交友関係を絡ませたくない。お しゃれな友達作るためにここに来るわけじゃない。落ち着きたいから来るんだ。

音楽シーンが駄目になってることを話しましたが。

リアム:そうだな、俺もそう思うよ。

アルバムは買います?今、アルバムを買えと言われたら、何を選びますか?往年の名作?それとも新人のアルバム?

リアム:名作さ。1972年以降は無に等しいね。

本当に、新人バンドは聴いてないの?信じられません。

リアム:いいか、新しいバンドにはもう何も感じないんだ、いいな?だから、何を買えって言うんだ?あいつ(スティーヴ)が知ってるさ、俺が最先端の音楽を 漁ることはしてないってな。ラジオを聴いたりMTVで見たりして、曲が良ければあっちの方から俺を見つけに来る。わざわざ探しに行かなくてもな。それに、毎週毎週音楽雑誌を買ってるから、何が起こってるかはわかってるんだ。でも、お前の言ってることは正しいよ、何もかもクソさ。俺から言わせればな。取 るに足りねえアホバンド、これAな、次、見た目も良くないのがBだろ。それにまともな曲がない、これCで、そういう連中を見て時間を無駄にしたくないん だ。連中は音楽を仕事にしようとしてる。俺はそうじゃない。みんなとつながるためにここにいるんだ。一発屋じゃない。たいていのバンドは、良い条件で契約 するためなら誰かのケツでも舐めようとしかねないだろ。今のイギリスにいる連中、自称「ロックスター」連中ならいつでもやってみせるさ。どいつも器が小さいんだよ。ラ ジオで曲を流すためにケツを舐めるんだからよ。OASISはそんなことしなかった。俺達のやり方を守ったんだ。どいつのケツも舐めてないしな。だから、最近のバンドは好きじゃない。それと、音楽もつまんねえし。それに聴いたら聴いたで、吐き気がするんだよ、最近の連中は...ほら....これで信じられるだろ。

あなたは、熱狂的な音楽ファンですよね。私も...

リアム:良い音楽は好きだ。

私もです。でも「Definitely Maybe」を聴いた時と同じような感覚を、最近の音楽でも感じるんですが....

リアム:俺に何を言ってほしいんだ?Bloc Party大好きって言ってほしいのか?俺に...どんなバンドが出てきてるかも知らねえんだぜ。「Fire Fliesが好き」とか?それとかArcade....とかファッキンBombay Bicycleとか、名前からして落第だぜ!(笑う)。Bombay Bicycleのレコードは聴かないな。まず名前が悪い。だから....

そこです。どうしてそういう考え方をするのかが聞きたくて。

リアム:あのな、俺は新しい音楽に興味がないんだ、Kasabianを除いてね。あいつらは良いさ。それだけだ。俺が聴きたいのは最高のバンドだけなんだ。見た目も何もかもそろったバンド。求めてるのはそれなんだよ。でもそういうのはなかなかいない。でもそれに悩んで家で手首掻っ切ったりはしねえ。そこらに良い音楽があろうがなかろうがどうでもいいさ。だって俺は自分の音楽をやるので忙しいから他のことにかまってらんねえんだ。

個人的趣向ってことですね。

リアム:個人的趣向だよ。NMEやらQ Magazineやらが薦めるからって、そのバンドを好きになるわけじゃない。自分の音楽のことで忙しいんだよ。そういうこと。誰もやってくれないんなら、自分でやってやるっていうさ。自分の音楽で精一杯で、新しいバンドの音楽まで気にしてられないんだ。

さて、Q Magazineで「史上最高のフロントマン」に選ばれたようですが。

リアム:マジかよ。

本当に素晴らしいですね。エルヴィスやミック・ジャガーの上に立つなんて...

リアム:あのさ、そういうのをまともに取るんなら、ベストじゃなくてワーストに投票されたほうがましだぜ。まあ、今は選ばれて嬉しいけど、俺にとっては何の意味も持たないんだ。俺に投票してくれた人たちには感謝してるよ。投票なんてのがあったんならな。でも俺は最高のフロントマンって大昔から言ってきたしな(笑う)!10年は言ってるぜ。だから何を今さらって感じだぜ!

それにしても、おめでとうございます!

リアム:どうも!

それではちょっと話題を変えて、フットボールのことに移りましょうか。イングランド対USAでは、イングランドが圧勝すると思います?


リアム:イングランドがUSAを叩き潰すさ!

叩き潰す!?


リアム:ああ。USAの道のりは長いぜ。イングランドは機転が利くからな。ちょっとついてこれないだろ。だから勝つよ。

そうでしょうか?

リアム:そうとも。

点差も開くと?

リアム:スコアまでは知らねえけどさ。でも勝つよ。

アメリカの選手は知ってます?ドノヴァンやティム・ハワードなど。

リアム:ああ、ドノヴァンはエバートンでプレイしてるだろ。ハワードはゴールキーパーで...何人かは知ってるよ。

ベッカムのことは残念に思いますか?

リアム:俺がベッカムを?!思わないさ。食いっぱぐれるわけじゃねえんだろ。気晴らしするだけの金はあるんだ。デイヴィッド・ベッカムだぜ、どっかの島で ゆっくりくつろいでるさ、そうだろ?!

Pretty Greenのユニフォームを着けたチームが見てみたいです。

リアム:誰の?イングランド代表?

そう。

リアム:そうなるさ。なったら嬉しいね。

そろそろ締めくくりましょう。あと30秒、大丈夫?

リアム:やれよ。やりたいだけやっていいんだぜ、俺は急いでないんだし。

Pretty Greenで「シティブルー」(マンチェスター・シティのユニフォームカラー)のカシミアセーターを発売しましたよね。「レッドデビル」(マンチェス ター・ユナイテッドのユニフォームカラー)バージョンを発売する予定は?

リアム:ない。(少し考え込む)。

しましょうよ。マンUファンのために。


リアム:ないな。もう発売されてるだろ。ほら、トイレットペーパーとしてさ!!(大笑い)。もしかしてユナイテッドのファン?

ええ、そうです!

リアム:リアクションでわかるぜ。あのな、ユナイテッドは良いチームだよ。ルーニーは勢いに乗ってるし、アレックス・ファーガソンは最高のマネージャーだ。(考え込む)。でもマーマイトみたいなもんなんだよ。お前が好きだろうが嫌いだろうが関係なく、俺は大嫌いなんだ!

*マーマイト:
英国製イーストエキス のペーストで、スープなどの料理の調味料として使ったりトーストに塗って食べる。

Liam Gallagher - Redbull - 2010/03/19

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近い将来、再結成のほのかな期待を残してはいるものの、今現在は分裂状態にあるOASIS。そのフロントマンであるリアム・ギャラガーは、自身のブランドPretty Greenの力を注いでいる。

クリス・サリヴァンが、彼のスタイル、ポインテッドトゥシューズについて、そしてOASIS分裂に関する発言を上手く引き出すことに成功した。

Pretty Greenのクオリティは一流ですね。このクオリティの高さは、ジャーミン・ストリートの職人技に匹敵します。

リアム:それを目指したんだよ。どうせやるなら一流のものを作りたかったんだ。そうさ、本気でやんなきゃ。

全て自分で取り仕切ることが大切だったんですね?

リアム:うん。俺の気に入らなかったら、ゴーサインは出さない。今はちょっと時間に余裕があるから「いいじゃねえか。びしばしやってやろうぜ」って感じで。俺はファッションデザイナーなんかじゃない。これまでファッションを勉強したことはないけど、何が格好良いのか、自分は何が好きなのかはわかってる。そういうことさ。

Pretty Greenの洋服を表現するとしたら?

リアム:タイムレス(不朽)だな。クラシックなアイテムさ。パーカーにレインコート、ボーティングブレザー、最高級のポロシャツ、デザートブーツ...粗野なものは一つもない。質を大切にしてるんだ。

初めて自分のお金で買った洋服は?

リアム:昔、PatricとLacosteにはまってたんだ。カジュアルなフットボール関連のアイテムを売ってるブランドさ、わかるだろ?Dunlop Green Flashはいつだって基本だったし、Levi'sのトラックスーツも良かったな...そういうのわかるだろ。

今振り返ってみたら「そりゃねえだろ!」と自分に突っ込みたくなる洋服はない?

リアム:みんなこの靴をからかうけどさ(イヴサンローランの豹柄ローファーを履いた足を上げて見せる)。でもそう言う連中こそ頭がどうかしてるぜ。この靴は俺の誇り、俺の楽しみなんだ。

先の尖った靴をどう思いますか?

リアム:ポインテッドトゥシューズは大嫌いなんだよ。俺は嫌だ。あれは女の子向けさ。スキニージーンズも嫌だな。ちょっとスリムなくらいなら許せるけど。それにバギーなやつも嫌なんだよな。男なんだか女なんだかわかんねえよ。あんた女か?それとも男?俺に言わせれば、女は女らしく男は男らしくあるべきだね。

トレーニングシューズはどうです?

リアム:Adidasの靴を送ってくれる友達がいたんだけど、30過ぎたらストライプとかそういうのは卒業しなきゃな。

成功の秘訣とは?

リアム:本物でいることさ。ギグは本気でやっていたけど、それ以外の時間、俺達は笑って楽しんでいた。みんなを巻き込んでね。将来のプランなんてなくてただやったらああなっただけなのさ。

それならどうして、その楽しみを辞めてしまったんです?

リアム:そこがOASISの美しさなんだよ。内部崩壊しそうだった時にしないで、するとなったらあっという間にした。でも、壊したのはOASIS自身で、俺達を叩いて「長くは続かない」と言ってた連中じゃないんだ。俺達を潰せたのは他の誰でもない俺達自身だけだった。俺はそれを心から誇りに思うよ。

18年。長かったでしょう。


リアム:特に世間に叩かれてた時はな、「あいつらはクソだのなんだの」って。OASISを潰したのは俺達で、あのファッカー達じゃねえんだ。

あなたも私と同じでU2は嫌いなようですね。

リアム:俺、U2のファンを見たことがないんだよ、一度もな。U2のシャツ着たりU2のファッキンレコード持ってダチの家に行くやつに会ったことがねえ。あいつらのファンは一体どこから集まってくるんだ?な?ありゃきっとみんな金で買ったサクラだぜ。儲けた金で大勢雇って、ギグをやるたびにショベルでそいつら会場に積み上げて見栄えを良くしてるのさ。

マイケル・ジャクソンは天才だと思う?

リアム:間違いなく天才さ。俺の好きな音楽じゃないけど、かみさんが大好きなんだ。Jackson Fiveの時は好きだったよ。でもそれから変なことに手を出すようになった。でもそうなっても仕方ねえだろ?何よりまずアメリカに住んでいたし、裏庭には遊園地だぜ。おかしくもなるさ。俺の庭には何本かの木とファッキン物置小屋だけだから、こうやって地に足つけて生きてられるんだ。観覧車を作ったりはしない。頭イカレちまうからな。

「Definitely Maybe」が数週間でチャート上位に上った時は、どんな気持ちでしたか?

リアム:ファッキングレイトだったよ。怖気づきはしなかった。それまでの4年間、マンチェスターの道に穴掘って暮らしてきたから、準備はできていたんだ。「スペードのロイヤルストレートフラッシュ!上がり!」ってなもんさ。

では、最後にPretty Greenについて一言お願いします。

リアム:気に入ったら、そして懐に余裕があったら、買え。そうじゃなかったら、貯金しな。

Pretty Greenの2010 春夏コレクションは、Pretty Green オフィシャルサイト(www.prettygreen.com)で、購入可能だ。
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