標準OASIS学

UKロックバンド、OASISのブログです

OASIS分裂

Liam Gallagher - Shortlist - 2010/04/08

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音楽界一率直な男リアム・ギャラガーと対面を果たしたShortlistのルーク・エドワーズ。リアムがタンバリンを置く時は、まだまだ先のことになりそうだ。

ホテルの厚いドアを通して漏れ聞こえるリアムの早口で呟きのようなマンキュニアン訛りは、それでも余りあるほどに迫力があった。これが、ポール・ガスコンシンに消火器をぶっ放し、兄にクリケットバットを振り下ろした男なのだ。ふいに、事前にノートに走り書きしたギャラガー兄弟に関する質問をぶつけることが、あまり賢くない選択に思えてきた。しかし、広い部屋に入ってみると、意外なほどに中は静かな雰囲気に満ちていた。ロックンロールの伝説でありながら、ファッションブランドPretty Greenを運営するリアムは、私達が差し出した手を順に握り返し、「どうも」と挨拶をしたのだった。

20年近くを通してOASISのフロントマンであったリアム・ギャラガー。グラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを務め、ブリット・アワーズではピーター・ケイの肝をつぶすなど様々なことをやってきたわけだが、もちろん今日はそれよりも、触れたくはないが触れずにはいられない質問を抱えて、私達はやってきたのだ。

OASIS内で起きた対立。これは望ましいことだったのでしょうか?


リアム:OASISはなるべくしてああなったんだよ。俺達はその一線を越えたってこと。バンドメンバーがそれぞれ成長して自分の道を進んだんだ。ノエルはノエルの俺は俺の道をな。あいつはちょっとばかし落ち着きたかったみたいだが、ほら、俺の兄貴ってロックンロールじゃねえだろ.....俺はそうさ、俺は死ぬまでロックンロールだぜ、完全に。

今、ノエルに会ったらどうします?


リアム:会いたくねえよ。でも会ったら、どうなるだろうな?まあ、ぶちのめすだろうさ。

ノエルは、ラッセル・ブランドと一緒に楽しんでいるようですが....


リアム:お似合いだぜ。あの二人を見て、俺が何を思い出すかわかるか?あいつだよ、昔の政治家。めちゃくちゃでけえかみさん連れたあのとぼけた変人.....ニール・ハミルトンだ!そっくりだよな。

Blurの再結成についてはどう思います?


リアム:あいつらのギグは俺達ほどじゃねえだろ。全然さ。でも、いいんじゃねえの。あいつらの活動なんて金のためだしさ。あの連中。OASISは再結成しねえぞ。絶対に。

Twitterは自分で更新しているの?それとも誰かにやってもらっているのでしょか。

リアム:(立ち上がって)俺だよ。誰かが生意気な口叩いたら、お返しするのさ、楽しいぜ。武器みたいなもんだよな。そいつらを黙らせるための。(座り直して)でもこんなことは書かねえ。「よお、俺今ビスケット食べてんだ」「靴ひも結びなおしたよ」「クソしたの今日で9回目」とかよ。アホかって感じだぜ。

ピーター・ケイに改めて言いたいことはある?(ブリット・アワーズで賞を観客席に投げたリアムのことを、ピーターケイはKnobhead(チンコ野郎)と言っている)。

リアム:(再び立ち上がって)あのことな、(声を張り上げて)ファッキンTwitterでこういうべきだったぜ。「チンコといえば、最近自分のチンコは見たのかよ、ファッキンデブ野郎」。わかんだろ?俺の読みでは、長いこと見てないと思うぜ。でも、ま、どうでもいいさ、道で会ったらつぶしてやる。絶対だ。

あなたはカトリックの家の生まれですよね。彼を許すことも、神の教えでは?

リアム:俺の考え方はは禅に近いんだ。良い気分でいることと前向きに生きること、それと物事をあるがままに受け入れること。だから、今度ピーター・ケイに会ったらあいつの首を噛みちぎってやる。

音楽の不法なダウンロードが問題になっていますが。

リアム:ダウンロードなんて俺が昔やっていたことと同じだぜ。ラジオから好きな音楽をテープに録音してたんだ。別に俺はかまわねえ。馬鹿なロックスターどもがぐちぐち文句を言ってんのが気に入らねえよな。なんだかんだいって、音楽をダウンロードしてくれてんだぜ、ってことは注目してるってことだろ?感謝しろっての。何が不満なんだよ?でかい家5つも持ってんだから、黙ってろ。

新しいバンドでツアーを始めるのは、いつ頃になりますか?

リアム:今年の終わり頃かな。アルバムの曲はもう書いて、4月に3週間使ってレコーディングするんだ。休憩を挟んでまた4週間レコーディング。それで6月には仕上げるよ。でも来年までは発売しない。今年はOASISのくだらねえの(シングルコレクションのこと)が発売されるからさ。でも10月にはシングルを出せるように頑張るよ。そこらでギグをいくつか出来たらと思ってる。

アルバムを書くうえで、インスピレーションをどこから得ました?

リアム:前と同じさ。クソみてえな音楽を一掃するってこと。インスピレーションなんて周りを見りゃ十分さ、そこらのクソバンドどもを見りゃな。俺達の作品を聴いたらみんな驚くぜ。OASISの音楽のもっともっと上を行くんだから。

今の時点で、最高のバンドと最悪のバンドを教えてください。

リアム:最高のバンドはKasabian。The Arctic Monkeysはまあまあ....こんなもんかな。最悪?どれも最悪だぜ。Bloc Partyとか、あと名前すら知らねえけど、インディー連中はみんなクソだ。どいつもこいつもちっちぇえキャリアばかり追いやがって、ダチとパブにでも行ってこう言ってんだろ。(か弱い声で)「僕らTop Of The Popsに出たんだ」。そんなんじゃねえんだよ。

最近、Jay-Zとのコラボに興味があるようですね。彼も賛同しているようですが、どうして話を進めないのでしょう?

リアム:あいつが俺とやりたいってんで電話をかけてきたら、それと俺がそこまで仕事しなくてもよくて、俺の気に入った曲に声乗せてもいいって言うんなら、そうだな、やってやるさ。でも俺がラップとかするとは思うなよ。

今でも酒とドラッグはやり放題?

リアム:そんなに。でも飲みに行ったら、そこにいる全員酔い潰す自信はあるぜ。飲み方を知ってるのさ。昔ほどじゃねえけど、飲む時は飲むんだよ。ラガーから始めて、飽きたらテキーラに移る....そんなもん。エールとかそういうのは好きじゃない。あれはピーター・ケイの飲むもんだ、な?

Pretty Greenの話をしましょう。あなたのファッション熱はいつから?

リアム:ファッションにはまってるとは言ってないぜ。わかるよな?ファッションはただ格好良くなるためのものさ。「あの服見ろよ、あれ格好いいな」ってはしゃいで回ってたわけじゃない。マンチェスター出身のバンドが盛り上がってた時期には、あっちの方にむしろ夢中だった。

総選挙が近いですが、誰に投票しますか?

リアム:教えねえ。誰に投票しようが大したことじゃねえさ。バンドやんなきゃどうせクソのままだ。

Liam Gallagher - Manchester Evening News - 2009/12/04

リアム・ギャラガーが最後にマンチェスターに姿を見せたのは、OASISのフロントマンとしてだった。今、彼はアパレルブランドPretty Greenのボスとして戻ってきた。ポール・テイラーが、ファッション、そしてその兄弟愛について話を聞く。

クリスマスも近いということで、リアムとノエルの仲違いを修復し、再びOASISとして世界に君臨するには最適な時期だと思うのだが、どうだろうか。

「あいつとは話してねえんだ。あいつも俺と話すとは思えない。仕方ないさ」。

では、クリスマスカードもなし?

「いいか、こんなになる前だって俺達は一度もクリスマスカードを送りあったことはないんだぜ。今になって送り始めるわけねえだろ。家族の中でもそこまで仲が良かったわけじゃない。もう一人の兄貴とは上手くやってたけどな。おふくろとも、当然だ、おふくろはノエルとも仲が良い。でも俺とノエルとなると....そんなに良くないんだ。俺達を1つにしていたのはバンドだけだった。悲しいよな、でも仕方ねえ。世の中には俺達以上に上手くいってない家族だっているんだ」。

そう、これは悲しいことだ。リアムとノエルを、ウォルドーフとスタトラー(テレビ人形劇『マペット・ショー』で、バルコニーに座って登場する姿で知られる気難しい二人組みの老人)のロックンロールバージョンになぞらえ、殴りあいながら成長し、そこで生まれる憎しみも彼らの絆をより強くするのだと、多くの人々はそう思ってきたはずだ。

しかし、時代を象徴する音楽を作り続け、世を魅了してきた騒動を巻き起こしてきた18年間をあとに、今年8月ノエルはOASISを離れた。公式発表では、ノエル自身の言葉で「俺や俺の家族、仲間に対する暴言や暴力」があり、「これ以上リアムとは一日たりともやっていけない」と、記されている。

リアムの答えはこうだ。

「あいつは俺と一緒にはやっていけないのさ。俺は悪魔で、あいつは天使様なんだからな、何とでも言えよ。事実は必ず明らかになる。俺は良い人間だ。周りにいる連中も良いやつばかりだし、もし俺がメディアで書かれるとおりの人間だとしたらみんなここまでついてこないだろ。俺が言いたいのは....俺はあいつのことが大好きだし、あいつも俺のことが大好きなんだ、だからこれからどうなるかは誰にもわからない。でも今の時点じゃ、可能性はゼロだな」。

私達が話をしているのは、マンチェスターのセルフリッジにある窓なしの控え室だ。そう遠くはない場所で200名のファンが、リアムは良い人間だと直接本人に伝えようと辛抱強く列を作って待っている。今日、彼がここに参上したのは、自身のアパレルブランドPretty Greenの商品の中でも、より質が高いコレクションBlack Label発売を記念するためである。先着200名の購入者に、リアムのサインが入ったポストカードがプレゼントされる。店頭に並ぶのは、35ポンドのTシャツ、180ポンドのペイズリー・カフタンシャツ、675ポンドの「Fool On The Hill」コート。そしてリアムが今日身に付けている325ポンドのグリーン・へリングボーン・ツイードコートだ。

リアムはブランドのデザインを取り仕切っており、長い目でみれば、これからもファッションビジネスに関わっていくつもりだと話した。Pretty Greenはモッドカルチャーの影響を受けた、流行に左右されない、そして幅広い年齢層にアピールするファッションブランドだ。

「クラシックさ。これを着ければクールになれる。イタリア人みたいにな。ジョギングシューズにトラックスーツで50歳のおっさんに見られるほど最悪なことってないぜ...走りにいくなら別だけどさ」。

それでは、リアムがファッションのお手本としてきたのは何だったのだろうか?

「『さらば青春の光』、間違いねえな」。

さらに、彼はStone Rosesと、フットボールファンなら欠かせないトラックスーツにアディダスのシューズを挙げた。しかし、リアムのファッションに関するDNAには、イメージにはあまり似つかわしくない因子も組み込まれていたのだ。

「ポール・ニューマンが大好きだったんだ。ファッキングレイトだと思って憧れてた。『アパッチ砦・ブロンクス』って映画知ってるだろ?俺は14歳の時に一回見たんだけど、最高にクールだったぜ」。

今年37歳になったリアムに、年齢の影響は感じられない。引き締まった身体は想像していたより身長があり、彫刻のように整った顔立ちを引き締めるかのように眉間にはしわが走っている。モッドを強く意識した髪型、そして手を差し出せば力強い握手が返ってくる。自らが秘めたエネルギーをどこで発散すればいいのかわからないのか、リアムは始終落ち着かない様子だった。

OASISに残ったメンバーは、ノエルなしで音楽活動を続けていく。リアムによると、手元にはたくさんの曲があり、6,7曲はすでにデモを録っているのだそうだ。ベースプレイヤーだったアンディはギタープレイヤーとなり、リアムは新しいベーシストを入れる予定だという。名前は明かさなかったが、英国のベリー出身だとか。

「クリスマスが終わった後にスタジオを予約してあるから、入ったらさっさと始めるのさ。ぐだぐだ無駄な時間を過ごすつもりはない。手の込んだものじゃなくて無駄の削ぎ落とした音楽を作りたいんだ。みんな気に入ると思うよ。ロックンロール。メロディはノエルのとは全く違う。OASISみたいだけどちょっと違うんだ」。

一番気になるのは、そのバンドの名前だ。そのままOASISでいくのだろうか?

「わかんねえよ。色んな名前を出し合ってるんだけど、どれもピンと来なくてさ。意見が一致しないんだ。何て言ったっけ...民主主義ってやつ」。

「聞けよ、みんなずっと俺のことをOASISとして認識してきただろ。だから今のところは、OASISでいいんだ。でも『ノエルがいなきゃOASISじゃない』というやつがたくさんいることもわかってる。そんなこと言われなくてもわかってるさ。もしOASISを超える超クールな名前が見つかったら、それで行く。見つからなかったらもうそのことでうだうだ悩まねえ、俺達はOASISだ。好きになったらそれでいい。気に入らなかったら、レコードを買わなきゃいいんだよ」。

Liam Gallagher - Vanity Fair - 2009/11/13

ノエルはただのガキだ。

今年8月、ギターを壊しあうほどの喧嘩の末に、過去20年で最高のロックバンドの代表格OASISは終わりを迎えた。今日、リアム・ギャラガーが、我々だけに真実を明かしてくれる。ノエルがなぜ嘘をつき姿を消したかについて。

13日の金曜日。最良とはいえない日にインタビューは行われた。実は1年前、私はスタジオでギャラガー兄弟と対面している。その時は、OASISは7thアルバム「Dig Out Your Soul」を発売した頃で、個々に行ったインタビューで、お互いのことをどう思っているのかを質問してみたのだった。すると、リアムはノエルを「間抜け」と言い、そのノエルはというと「ノーコメント」と一言で終わった。10ヶ月に渡って世界中を駆け回り、そして8月28日。解散。驚くには値しない。ファンにとって、ギャラガー兄弟の喧嘩はあって当然のものだったのだから。1994年から2000年にかけて、リアムとノエルの喧嘩で、ギグはキャンセルになり飛行機の発着は遅れ記者会見が延期されホテルの部屋は破壊され、そのたびに二人とももうバンドには戻らないと宣言してきた。しかし、今回は違う。救急車が呼ばれギターが壊されるほどのシリアスさ。ノエルはオフィシャルサイトにファンに向けて別れの言葉を綴った。リアムはOASISの終わりについてこれまで具体的に語ってこなかったものの、今こそ彼自身の言葉で説明してもらう時が来たのだ。

13日の金曜日。今回の騒動は本当の意味で我々が恐れるべき事態なのか、それともいつもと変わらない喧嘩好き兄弟の小競り合いにすぎないのか。これを解き明かすことが我々の今日の任務だ。

まず、細かいところから始めましょう。喧嘩をしたのは8月28日ですね?

リアム:よく覚えてないな。というよりまあ、喧嘩したことは覚えてるけど、日にちは覚えてねえんだ。

かなり激しい口論になって、あなたがノエルの頭めがけてギターを投げたという話だけど、出血はなかった?

リアム:なかった。あれはいつもみてえにつまんねえ言い争いだったんだよ。

もっと具体的に話してもらえます?


リアム:(椅子から立ち上がり、その時の様子を再現し始める)。コンサートが始まる前、俺達は楽屋にいたんだ。俺が「俺はこれをやる...」と言うと、あいつは「そんなの駄目だ。俺達はこれをやる」つって、俺が「ふざけんな」と言ったらあいつが「絶対これでいく」と言って、突然俺のギターをつかんだんだ。俺が前から欲しがっててかみさんがプレゼントしてくれたやつさ。そのギターを地面に叩きつけやがった。それで俺もあいつのギター、ギグでよく弾いてるやつを、お返しに壊してやった。そしたら「OK、俺はもうやめる」となったのさ(椅子に座りなおす)。

手短に言うと、二人ともただの子供ですよね。

リアム:ただのガキさ。

それからノエルとは会った?


リアム:いや。

電話もなし?

リアム:ないね。

ノエルはオフィシャルサイトで「俺や俺の家族、仲間に対する暴言暴力があった」と書いていますよね?


リアム:ああ、あいつの家族に対して絶え間ない脅迫行為があったと言いたいのさ。俺が頭にくるのはそこだよ。わかるよな?俺は女性や子供に対してそういうことはしない。何が言いたいんだ?俺はそんなことしねえ。死んでもしねえ。

つまり、自分は悪くないと?

リアム:言っただろ、しょうもない口論だったんだよ。あいつの家族を引っ張り出したりはしてない。あいつの彼女のことだって尊敬してるし、子供達も大好きだよ。

ノエルとの間では家族ぐるみの付き合いはありました?


リアム:ない。でも俺の方から拒否したんじゃない。あいつの娘とは仲良しなんだ。でもノエルが一緒じゃないと会わせてもらえねえんだよ。

子供達がノエルの家を訪ねることもないの?

リアム:一度もないね。あいつが嫌がるんだぜ、俺じゃない。

他にもノエルは「マネジメントや他のバンドメンバーからのサポートがなかった」と書いていますね。


リアム:何でそうなるんだよ、あいつ、辞める前にも自分の家にみんなを招いてパーティしてたんだぜ?本当に敵だと思ってるんなら、どうして招待したりするんだ?

それでは、ノエルがバンドを辞めた本当の理由は何だと思います?


リアム:事を大げさにしたかったのさ、そのための言い訳だろ。全てに疲れてソロ活動をしたかった。辞める機会をうかがってたんだよ。くだらねえ。

いつかはこういう風になると思っていました?

リアム:まあな。もうツアーはやりたくないとか言ってたし。それに時々とても悲しそうに落ち込んでた時もあったし。

ノエルがバンドを離れたことは前にもありましたよね?これが本当の最後だとは限らないじゃないですか。

リアム:今度は本当に終わりだよ。大した喧嘩もしてないし、解決すべき問題がないんだ。とても残念だけど、でもバンドをやる気のない人間と一緒にバンドを続けるなんて俺は嫌なんだ。俺達はあいつなしでバンドを続ける。名前は変えるよ、ノエルがいなかったらOASISじゃないからな。でもノエル以外のメンバーはついてきてくれる。

ゲムはどんな様子?

リアム:残念そうだったよ。でも誰かが死んだわけじゃねえだろ。まあ、バンドは死んだかもしんねえけど、曲は生きてる。他のメンバーも俺と同じように音楽を愛してるから活動をやめるつもりはないんだ。前に進まなきゃな。

ノエルの味方につくファンもいますよね。あなたが音楽よりもPretty Greenに夢中になったのが悪いと。


リアム:ふざけんな。俺は前から洋服が好きだったんだよ、60年代のファッションがな。ブランドを立ち上げるのは自然の流れだったのさ。ファッションデザイナーになったわけじゃないし、パレードを開催してるわけでもない。世界中に店を持ちたいんだ。今はインターネットで買えるけどな。でも俺はミュージシャンだ。Pretty Greenはバンドとは一切関係ない。俺達は楽曲の力を強く信じてるんだよ。最後の2枚は素晴らしい出来だろ。今は新しい曲を書いていて、1月にはスタジオに戻る予定なんだ。バンドの新しい名前も考える。

何か良い案は挙がってる?


リアム:いや。今のところはまだ。

あなたがPretty Greenに力を入れていることを、ノエルが非難していたというのは本当?

リアム:そうだよ。でもただのやきもちさ。我慢が足りなかったんだな。

あなた方二人を結びつけるものとは?逆に仲違いさせるものとは?


リアム:何にでも仲違いするさ、結びつけるものは何もねえよ。

もし今ノエルがここに現れたら、言いたいことは?


リアム:一言だね。「嘘つき野郎」。

自分は潔白だと思います?

リアム:おかげで夜もぐっすり眠れるぜ。

昨年、ノエルはあなたとはよく喧嘩になると話していましたが、結局、ノエルのことは好きだったんでしょう?今も?


リアム:わかったよ、そんなにノエルのことが大好きだと言ってほしいんなら、言ってやる。自分の兄貴なんだ。あいつのためなら死んでもいい。でも今は、離れるべきだな。

どれくらいの期間?

リアム:時間が解決するさ。2,3年かな、そしたらまた会えるようになるかもしれない。

Liam Gallagher - This Is London - 2009/12/01

オリジナルの記事はこちらから。↓
http://www.thisislondon.co.uk/showbiz/article-23777699-liam-gallagher-ill-always-be-busy-when-noel-rings-me-up.do

リアム・ギャラガーはエネルギーに満ち溢れている。セルフリッジズの控え室。ここでリアムは、Pretty GreenのTシャツやパーカーの購入者を対象にサイン会を行う予定だ。我々と話している間、彼は自身のブランドのデザートブーツを履いた足で地面を踏み鳴らし続けていた。まるで絶えず鳴り続ける奇妙なドラムビートのように。

時に、飛び上がるように立ち上がると、質問に対してちょっとした身振りを加えて答えようとする。そして時に、怒りを抑えきれなくなると、罵り、身振りは大きくなり、拳が突き出される。私は、彼が洒落た皮椅子を蹴り倒したり、拳で壁に穴を開けてしまうのではないかとひやひやしたものだ。

もしかすると、私はリアムを誤解していたかもしれない。彼はただとてつもなく興奮していただけということもありうる。というのも、クリスマスが終わった後に、ノエル抜きでOASISのニューアルバムのレコーディングに入るという話をしている時の彼は、一番生き生きとしてみえたのだ。

「俺達その最中なんだよ」。大きな声で、リアムは言う。

「全曲そろってんだ。ノエルは一切抜きでな。俺とアンディ、それとゲムでやってる。前からそうだったんだぜ。最後のレコードでも」。

「俺達は、そうだな、俺達でほとんどのことをやって、ノエルは自分のことだけやってた。だからクリスマスの後にスタジオを押さえて、入ったらさっさと始めるんだ、ぐだぐだ悩まずにな。不安は全然感じてないぜ」。

もちろん、そうだとすればとても魅力的な話だ。バンドの創造力だった男抜きでのニューアルバム?「Wonderwall」や「Live Forever」を書いた人間抜きでのOASISなど考えられるだろうか。

しかし、使い古された考えはまず頭から追い払おうではないか。

ノエル・ギャラガーがOASIS脱退を発表したのは今年8月のことだった。パリのバックステージで起こった大喧嘩はギターを壊すまでに至り、取り返しのつかない言葉が飛び交った。それを最後に、ギャラガー兄弟は話をしていない。

だが、リアムはその喧嘩こそ解散の原因だとする説をはねつける。

「俺にとってはそこまでの大喧嘩じゃなかったんだ。自分の足の爪とだってあれの上を行く喧嘩をしたことがあるくらいだぜ、わかるだろ?あいつはただ辞めたかっただけなのさ」。

「今の仕事はもう十分で、新しいことに挑戦したいんだろう。別に当てこすりを言ってるわけじゃない。でもこれじゃ自分で自分を貶めてるようなもんだよな」。

「18年間もバンドを続けてきて、見切りをつけたと思ったら、ラッセル・ブランドや新しいお友達と一緒につるみ始めるなんてよ。お前はケヴィン・キーガンかっての」。

この言葉はつまり - ノエルが腹を立てること確実だが - ノエルは、ケヴィン・キーガンがよく言われていたように、まともな喧嘩をせずして仕事を投げ捨てたという意味だ。

しかし、セルフリッジズで行っているPretty Greenの発売イベントの場で、リアムがノエルについて話しているとくれば、彼がヒートアップしないわけがなかった。

リアムの声が突然、皮肉に満ちたものに変わる。

「まあいいさ、出て行って好きにすればいい。でも俺は俺でやらせてもらうぜ」。

メディアでは、非常識で自分勝手な行動をとるのはリアムと糾弾されているが、リアム曰く「ドアをあけっぴろげにして、ジャーナリストみたいな無礼な連中やら赤の他人を大勢招きいれてバンドの和を乱したのは、ノエル」だという。

こう聞くと、リアムはバンドの方向性、もしくはバンドの中心にいるべき自分の位置を保てなくなったと思っているようだ。

しかし、なぜ彼はいまだにノエルの脱退にここまで憤慨しているのだろう。ファンの中にはその態度を次のように説明して擁護する向きもある。注目を集めるような大喧嘩や厄介な罵りあいを繰り返してきたところを見るに、ギャラガー兄弟はそこらの兄弟と比べてあまりに距離が近く、二人が自覚している以上に人間的にも音楽的にもお互いを必要としているのだと。

「あいつはそうは思ってないさ」。リアムが唸る。

「あいつの周りにはいつだってゴマすり連中が群がっているし....」。

それでもだ。リアムの声とカリスマの魅力、そしてノエルの紡ぎだす根本的な美しさを持つ楽曲。90年代半ば、世界を圧巻したOASISの成功が、ノエルとリアムがタッグを組むことにより生まれる一瞬即発のダイナミズムによって打ち立てられたものであることに異論の余地はない。

いや....リアムは異議を唱えている。

「いいか、俺は全てに満足していたんだ。OASISを愛していた。レコードを作るのも大好きだった。それが俺のやることだからな。中毒に近い。完成させようとしても絶対に終わりは見えないんだ」。

「ニューアルバムを作って、どうなるか様子を見るよ。願わくばそれでくだらねえ作り話を終わらせることができたらいいと思ってる。誰がああしたとかあれはこうだったとか...」。

「みんなはこう言うだろう。『大人しく稼いだ金でも数えとけ』ってな。でもそんなのは俺のすることじゃない」。

「一人バンドを辞めたとなったら、俺は絶対証明してみせ...」。そこでリアムはためらったように口をつぐんだ。ノエルがいなくなったことで影響を受けていることを認めた彼は、脆さを露にしようとしていた。

「いや、証明じゃないな」と、リアムは口を再び開く。

「証明することなんて何もないさ。つまり、これまで俺がバンドに貢献せずにフロントマンの位置に居座ってただけと考えてOASISを応援してきた連中なんて、俺には必要ねえんだよ」。

「確かに、ノエルがいなくなったら色々違ってくるだろうし、ノエルのファンはそんな俺達のことを馬鹿にするんだろうが、そうだな、俺達の音楽が気にいらねえんなら買わなきゃいい。ギグにも来んな、もうDon't Look Back In Angerは聴けないんだからな....でも、ネブワースに集まった25万人のファンの全てがノエル目当てだったとは思いたくねえんだ」。

彼は正しい。人々はノエルを見に来たのではなかった。ノエルの音楽に乗って歌うリアムの姿を見に来たのである。

もしリアムがバンドの音楽に変革をもたらすことができたなら、OASISは生き延びるだろう。もし逆にリアム抜きのOASISだとしたら、あのだみ声とステージでの存在感なしでは、OASISは全く骨抜きになっていたはずだ。

ニューアルバムがOASISの名の下で作られるのかそれとも他のバンド名を考えるのか、それについてはまだ考えは定まっていないようだ。

「今はOASISを名乗っていないけど、もしアルバムをリリースするまでに良いのが思いつかなかったら、OASISでいく」。

「その場しのぎで適当な名前を名乗りたくないんだ。今は色んな案を出してるところ。でもそればっかり考えてるわけじゃなくて、音楽に集中してるんだよ。ノエルの曲は一切やってない」。

では、新しい作品はどのようなものになるのだろう。一気に音楽性を変える?そうだとしたら、勇気ある一歩だ。

「いや、そんなんじゃない。それはないぜ。ちょっとは違ってくるだろうが、そこまで違わない。俺達のファンがずっと気に入るような音楽さ、わかるよな?でもやってみないと。無理やり押しつけるつもりはない。そんなことしても『心』に悪いからな」。

そんなリアムは、最近「心の洗濯」にはまっている。20年間のバンド生活と連夜のパーティを続けてきたにしては、引き締まった身体と血色の良い顔色をしたリアムは、とても37歳には見えない。

今日は、バンドの将来について聞くためではなく、彼の立ち上げたアパレルブランドについてインタビューをしに来たのだ。モッドカルチャーに影響を受けた高品質のメンズウェアブランドであるPretty Green。コレクションには、グリーンとアイボリーの2色が選べるパーカー、ポロシャツ、コート、そして1000ポンドの滑らかな質感が魅力のレザージャケットがならぶ。

セルフリッジズの販売員から、Pretty Greenで購入可能な商品全種類を1着ずつ購入した客がいて、その支払い金額は5000ポンドを優に上回ったことを聞いたリアムは、それはノエルに違いないと即答した。

「それ俺の兄貴だぜたぶん。ここに詮索しにきてるって聞いた。店員が声をかけたら嫌な顔をして出て行ったんだと」。

まあ、Pretty Greenの洋服を気にいった金持ちのファンが購入したのだろう。リアムは、どうしてもノエルとの喧嘩別れで出来た生傷を自分で引っかいてしまうようだ。

リアムの毎日を取り仕切るのは、ファッションでもロックスターの座でもなく、学校への送り迎えだ。

2人の息子、10歳になるレノンと8歳になるジーンをハムステッドにある私立学校に送っていく。レノンとは1週間に1度と隔週末に会える約束だ。

「一緒にいると楽しいんだ」。リアムは笑う。

「俺のヒーローだよ、二人とも」。

彼自身の父親 - 家族に暴力を振るうことで悪名高く、リアムが10歳の時、母親のペギーは3名の息子達を連れて家を出ている - は、息子達にはおさがりを着け回しさせ、自分はピエール・カルダンを着けていたそうだ。

「とてもおしゃれだったよ。でも稼いだ金は全部自分のものにつぎこむんだ。家族には少しだって与えようとしなかった....俺達はおふくろが編んでくれたジャンパーを着て教会に行ったのさ。3名とも同じ格好なもんだからジェドワードみたいだったぜ」。

リアムは、父親の「スタイル」に憧れ、ティーンエイジャーの常としてフットボールの影響でタッキーニのトラックスーツやラコステのジャンパー、ダンロップ・グリーン・フラッシュといった「カジュアル」な格好にも興味を持った。

もちろん、彼の子供達は一人前のワードローブを揃えている。「ベッカムのガキとは違う」ということで、頭からつま先までブランド一色というわけではなく、しかし、Pretty Green御用達の裁縫師が特別に作ったパーカーを着けるのだ。

そして、リアムは言う。

「順調に行ってるぜ。毎日楽しんでる。幸せ。本当に幸せだよ」。

でも、ノエルが戻ってきてくれたらもっと幸せ、そうでしょう?

すると、リアムの頭に一瞬で血が上った。

「あいつはきっとこう思ってるんだ。ソロをやろう。上手く行くとは思うがそうならなかったら、弟に電話すればいい。どうせあいつはやけくそになってるだろうし、OASISのためならなんだってやるだろうから』とね」。

「そうだな、もしそうなったら即答してやる。『勘違いしてんじゃねえよ』」。

「時間がある時にいつでも電話をしてもいいと思ってるようだが、俺は忙しいんだ。あいつが電話をかけてきても話す暇なんてねえんだよ」。

そこまでまくし立て、リアムは一息置いてにやりと笑った。

「わかるだろ、こういう話題になると俺は自分を抑えきれねえ。いいか、俺はただ正気を保ちたいだけなんだ。洋服やニューアルバム、そしてバンド...どういうバンド名になったとしてもな」。

2009/07/14 - 2009/08/29

[2009/08/29]
大切なファンのみんな、今朝、このことを君達に伝えるのは、心が重いし、とても悲しい。

先週金曜の8月28日、俺はマンチェスターのロックンロールバンドOASISを辞めざるを得なくなった。

細かい理由はそう重要じゃないし、挙げるとしたらいくらでもある。でも、君達は知る権利があると思う。俺や俺の家族、友人、仲間に対する暴言、暴力が耐えられないほどになってきたということをね。それにマネジメントやバンドメンバー達の理解が欠けていたから、新しい活動の場を探す以外に 選択肢はなくなってしまった。

何より先に、ギグの日を待ち続けたのにまたバンドにがっかりするに終わったパリのファン達に謝りたい。
謝るだけじゃ足りないよな、わかってる、でも俺が出来るのはそれだけなんだ。

そして、V Festivalで同じ思いをした人たちにも謝る。やっぱり、謝ることしかできない - どうしてだかわからない、俺のせいじゃないのに。俺の調子は完璧だったし素晴らしいギグを見せる準備も万全だった。悲しいことに、他のメンバー達が乗り気 じゃなかったのさ。

最後に、世界中の、全てのOASISファンへお礼を言いたい。この18年間は本当に、本当に素晴らしいものだった(この言葉は嫌いなんだが、今日はこの言葉を使ってもいいと思える唯一の時だ)。夢が叶ったんだ。この輝かしい思い出と共に生きていくよ。

では、すまないけど、俺には愛すべき家族とフットボールチームがあるんだ。

また別の機会に会おう。楽しかったぜ。

本当にありがとう。

さようなら。

NG.

[2009/08/22]
ふう!スタフォードのVのステージから下りてきたところ。あんまり楽しめなかったな。どうだろ。乗り気じゃなかった。おかしいよな。

最高な気分じゃない。恐ろしく腹が痛いんだ。何かにかかったかもしれない。ったく。朝にでも医者に見てもらわなきゃなんねえな。大丈夫だったらいいけど。ムカつくぜ。

まあいい、明日があるさ。

[2009/08/21]
さってと。

昨夜はどうだったかって?めまいがするほどさ。とても、とても良かった。ファンも盛り上がって。

ブリドリントンは時間に忘れ去られたような場所だった。モリッシーの「Every Day Is Like Sunday(毎日が日曜日)」って曲知ってる?あれはブリドリントンについて書いたんじゃないか?良い連中ばかりだったけどさ。

ギグの後はそのままBurning Nattyとヨークへ行った。早めに列車に乗って午前中にはロンドンに戻らなきゃいけなかったんだ。家でちょっと済ませたいことがあったんでね。

ヨーク競馬場でレースがあったもんだからプラットフォームでは名物を見ることができた。バカみてえな帽子をかぶった太ったオレンジの女達だよ。

今日は休み。明日は北部へ行く。スタフォードでV Festivalをぶち上げる前にシティを見に行くのさ。

[2009/08/20]
うん。最高。みんなは?いたって順調?素晴らしいね。

まったく、この2週間は楽しかったよ。家の中ではナンシーと一緒に美しく静かな夜を、外に出かけては本当にマジカルな夜を過ごして...まあ、言っても信じねえだろうけど。それでも言うぞ。スペシャルな人間と一緒だったのさ!!

イタリアのアマルフィ海岸でも何日か過ごした。とても良かった。快晴でね。

他に何か?当ったり前だろ!!フットボール・シーズンの到来だ。俺とBurning Nattyとその他大勢で、マン・シティが新しい階段を登り始めるのを見にブラックバーンへ行った。すごかったぞ!シティのファンが1万人はいたな。想像もつかねえ雰囲気さ。ちょっとOASISのギグに似てた。

俺は今キングスクロス駅でこれを書いてる。昔ラッセル・ブランドが住み着いていた場所。ヨーク行きの列車に乗るのさ。今夜ブリドリントンのヘルススパでギ グをするんだ。今週末のV Festival前の肩ならし。見に来るんなら、会場で会おうぜ。俺はステージの上で、輝いてるから。

[2009/07/28]
ふー。今、極東ツアーから帰って来たところ。日本、韓国、そして香港。5日間で、ギグを2回。ヌードルを大量に消費してマイルが大量に貯まった。あそこ じゃ俺の携帯は役立たずだから逐一報告することができなかったんだ、だから俺が覚えてることだけで勘弁してくれ、こりゃ先が思いやられるな。さあ行くぜ。

ヒースローから出発って時に、ジェンソン・バトンと出くわした。レーシングドライバーだよ。有名さ。しかも成績も良いんだ、聞いた話だと。それとあのステファン・フライも見た。こいつは、何でもかんでも知ってることで有名だ。

キルトを履いた男(たぶん男だ!)にはイライラさせられた。有名人ってわけでもねえしスコットランド人でもねえし、ムカついたぜ。飛行機は満席。Anvilっていうヘヴィメタルバンドについての映画を見た。マジで笑えた。でもそれがメタルだろ?

空港では「Noel Or Die」を世に広めた女の子に会った。今度はTシャツを作ったらしい。俺ってシンプソンズのキャラクター風にすると、トム・ハンクスに似てるんだな!!トム・ハンクスみたいに見えるか?

東京は暑くてじめじめしてムシムシだった。眠気覚ましに買い物をすることに。効かなかった。それでヌードルを食べて - 本場のやつな - 寝た。 ここまでは順調だ。最高の昼寝だったよ。信じがたいくらいにな。10時間ぶっ続けだぜ!自己最高記録だ。

BBC World Newsで、マン・シティがあのネルソン・マンデラに会ったと報道されていた!!!さすがマン・シティ!!6ヶ月前まで、マン・シティのことなんてみんな屁とも思ってなかったのにさ、今では国のトップと対談したことがニュースになるんだぜ!どうかしてるよな。

それでもまだ暑くて湿気が高く、しかも雨も降っていた、雨だぞ。雨季の大雨だ。聖書みたいだな。

ギグの会場へ向かう電車を逃した。でもパニックにはならない。だって3分ごとにきっかり電車が来るんだ。フジロックの会場に時間通りに到着して、俺の旧友 であり一番のソウルブラザーでもある男と会った。ポール・ウェラーだ。5月以来、やつのギグを見てなかったんだよな。ウェラーはそれはサイケデリック。 セットの間中ずっと大雨だったが。それでも良かったよ。

その後また東京に車で戻らなくちゃならなかった。3時間だぜ。最悪だよ。雨は降ってるし。どしゃぶりの、熱湯みてえな雨。

その夜は一睡もできなかった。1秒たりともだ。翌日、ソウルへ向かった。ちょっと気分がおかしかった。失明したかと思った瞬間すらあったからな。疲労困憊さ。

その後はあんまり覚えてない。2つのこと以外は。「Breakout」っていう芝居の広告を見たんだ。「Extreme dance comedy」!?「最高のダンスコメディ」だと?一体全体どんな劇なんだよ?何がそんなに最高なんだ?ダンス、それともコメディ?馬鹿げたダンスコメディ、の方が合ってるだろ。その他にも、イタリアンレストランを見た - ソウルでな - 「Mad For Garlic」っていう名前だぜ!!ニンニクに夢中?!!!ちなみに超混んでた。

ギグは最高。韓国のファンは、拍手の合わせ方を心得てる。素晴らしいよ。Jet - バンドのJetだ - が俺達のサポートだ。2006年のアメリカツアー以来だよな、そうだろ?教えてやろう、あいつらジムに通ってんだぜ。

その翌日家に帰った(日にち飛んでるか?)。途中乗りつぎのために5時間香港に下りた。イギリスの新聞を読む。文句垂れのジョン・テリーはマン・シティに 来ないそうだ。ファッキン・ハレルヤ~。ってことでアイリー・ナンシーの想像を超える量のクリスプを食べた。どうしようもなく退屈だ。家に帰る飛行機の中 で小さな象みたくひたすら寝た。そして朝の5時5分、裏寂しいヒースロー空港に到着。

意味わかった?わかんねえやつ全員ファックユー。今は火曜の午後3時、俺の中では。

[2009/07/22]
さて、Roundhouseのギグは・・・えーっと・・・とても妙な感じだった。誰かさんが、わざとらしくぶち切れてさっさと退場しちまったんでね。おか しなやつだよな。生理中なんだたぶん。実際、どうかしてるぜあいつ、狼男かっての。まああれ以上毛深くなるなんて無理だけど。でも、ファンはみんな楽しん でたし、だから・・・な、いいんじゃねえの。

ギグの後は何もせず帰宅。そういう気分じゃなかった。気に入らない連中が多すぎて。

今はヒースローに向かってる。一週間ほど日本/韓国に行くんだ。あそこじゃ俺の携帯電話はつながらないから、しばらく更新もお休みだな。戻ったら、何か面白いことをぶちまけてやるよ。

[2009/07/21]
しまった!お前達のこと忘れてたよ。俺達どこにいたんだっけ?

ドイツのフェスはマジでどうかしてた。使われなくなった炭鉱で開催されたんだ。古びた機械なんかがちゃんと保管してあって、それがこのフェスでゴシック様式のマッドな光景に変化してさ。マリリン・マンソンの頭の中ってきっとこんなんだろうなあと思ったりした。

ギグは最高。Kasabianは・・・言うまでもなく。見なかったんだけどさ。インタビューを受けてたもんだから。

今はロンドンに戻ってる。今夜Roundhouseでギグをするんだ。そして翌朝日本に飛ぶ。

疲れた。豚フルにかかってなければいいけど。

[2009/07/19]
ハロー。ベニカシムで俺達に降りかかった災難は、全体的に見れば、些細なことに過ぎなかったみたいだ。あの後の2日間は中止になったんだと。皆から聞いた ところによると、強風で大変なことになったらしい。ウェラーもセットリストの半分をやっただけで強制退去させられたらしい(あいつらしくねえな!)。

ここスイスのアルプス山脈ではそんなトラブルは一切なく。時計のように淀みなく全て順調。ちょっと寒いけどな。ギグを台無しにするほどじゃなかった。とても良かったね。他のバンドのギグは見なかったから、特に書くことはない。

今日ドイツに向かう。これがヨーロッパでは最後のフェスか。火曜日はイギリスに戻ってRoundhouseだ。そして水曜日に日本と韓国。

今日はKasabianと一緒にステージだ。面白くなりそうだな。

[2009/07/17]
オラ*

ベニカシム?全く時間の無駄だったね!ファンがあそこまで熱狂的じゃなかったら、ほんとひどいことになってたぞ。あそこのファンを言葉で言い尽くすことはできない。信じられなくらいの盛り上がりなんだ。何と言っても上半身裸の女の子達 - 良い眺めだったなあ!

問題は・・・ちょっと待てよ・・・そうだ!パワーアンプだよ。2回もぶっ壊れやがった!!そしてモニター・システムもぶっ壊れて、これまた2回もだ!!冗談としか思えないよな、ここまでくると。全然笑えねえけどさ。

The Viewのちびっ子どもが、バックステージでぬるいビールを飲みにやってきた。で、俺は今スコットランド人に囲まれてるわけ。アイリー・ナンシーがまずそ うだろ、ってことはマイティ・アイもそうだ。2人とは話せるんだけどさ。その他大勢は全く俺の知らない言語で喋ってるんだよ。Glasvegasのジェー ムスに翻訳させようと思って引っ張ってきたんだけど、あいつも意味不明だった。

今夜はウェラーがやって来る。俺達も見に行くんだ。ひでえことになるなきっと。

朝のうちにベルンに発つ。スイスの地名だよ。

以上、もう他に書くことはない。

* スペイン語で「こんにちは」。

[2009/07/16]
さて!Eden Projectだ。素晴らしい場所だな。特にファンにとってはね、そうに違いないさ。

ロックンロール・ショーとしてはどうかだって?それはわからん。昨年の9月から予定変更になったギグだからさ(前に言ったか?)、あのバカが俺のあばらを折りやがったせいでね。大体予想はつくだろうが大雨だ!しかも横なぐり!!一時はステージにも雨が入ってきたからな。オーディエンスはみんな雨具一式を身に着けていた。おかげで、80年代に戻ってグリーンハム・コモンのヒッピー達向けにギグをやってる気分だったぜ。

つまりは、とっても楽しかったってこと。ファンとの距離が近かった。6千人のファン。日曜日、ウェンブリーでの楽屋ではそれを超える数の人がいたと思うな。みんな楽しんでた。その後は特にどこと行くこともなく。あの週末以降、未だに体調が戻ってなくてさ。

でも今日は絶好調。良かっただろ、だってベニカシム・フェスティバルに出るために今バルセロナにいるんだ。暑すぎる!!だ らだらと過ごしてる。日光浴をしつつ。金をつかいまくるマン・シティの栄光に浸りつつ。カルロス・テベスが昨日入っただろ(一昨日だっけ)!!俺達ファン にとっちゃ楽しみ続きだよな。このツアーは次のシーズンに入って2試合目くらいで終わるだろう。来シーズンは出来る限り全部の試合を見に行こうと思ってる んだ。大体いつも6試合くらいしか見れないからさ。近いうちに時間が余るほどできるから、その時は計画実行だ。We Are City.

[2009/07/14]
ふー!この週末を乗り切れてよかった、マジで。ウェンブリーでの大騒ぎで大混乱でさ。今でも犬のクソみてえな気分だし、しかもいつの間にか火曜日になってるじゃねえか!!

それはともかく、話をしよう - 俺が覚えてることだけだけどな!

木曜のギグはやっぱり木曜って感じで、って意味わかるよな?木曜の夜ってどういうわけか、ろくなことがねえだろ!Top Of The Popsもやってないし、Coronation Streetもやってない。何もねえんだ。木曜にスペシャルなことが起こったためしがねえんだよ、ロックンロールの世界では。ってことさ。オルタモント だって木曜じゃねえし。シェイ・スタジアムだって木曜じゃねえ。ネブワースも木曜じゃなかった。OASISは木曜は休むべきだ。週6日制にしてくれ。

ギグは文句なしだったよ、木曜のな。一番良かったのは、サージのつけてたグリーンのジャケットな。木曜日一押しの品だ。

金曜はだるかった。ジョニー・ロスとのインタビューをして。いたずら小僧、ジョナサン。俺をけしかけて、再結成したBlurに噛みつかせようとしやがっ た。もうそんなことはしない。そういう時代はとっくに過ぎ去った。当時は楽しかったけど、俺達だってちょっとは成長してるからな。まあ、インタビューは楽 しめたよ。

土曜日は他のギグとはまるで別物。すごかった。めったにない類 のギグさ。あの雰囲気といったら!大雨だったがそれがどうした。最高のギグだよ。そういう瞬間が幾度となくあった。もし当日そこにいたなら、それで俺が帽 子をかぶっていたら、君の方向にその帽子を投げて寄こしてやるってくらいさ。ミスター・ブルーノみてえに「お前らは世界最高のファンだ」なんてことは俺は 言わない。「誰しも自分の妻が最も美しいと思うものだ」ってアルセーヌ・ベンゲルも言ってたし、もっと馬鹿っぽく言えば(こんな単語あったか?・・・ない なら今作ろう!!)、「お前らは世界最高の人間だ!」か??馬鹿言うなよ!世界一の人間ってのは俺の子供達のことだ。事実だからしょうがない。でも「Don't Look Back In Anger」のアレンジは最高だったな、確かに。

それで日曜日。パーティ・タイム。これまたスペシャルな夜。友達がたくさん来ていた。最高で最高の夜。その後の打ち上げほどではないけどな。楽屋で9時間半、飲んで踊って煙草吸ってダベって。最高の週末を締めるにはやっぱりこれくらいやんなきゃ。

今は列車でデヴォンに向かってる。Eden Projectだ。去年の8月にキャンセルしたやつをしに行くのさ!!

さて、ロンドンからひっきりなしに泣き続けてるガキをちょっとシめてくるんでこれで終わりだ!
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