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ホテルで起こった乱闘によって2002年12月のギグをキャンセルしたOASISが、今週ギグを行うために再びドイツにやってきた。

ノエル・ギャラガーは我々DW-WORLDにバンドの音楽性について、そして例の「バーでの馬鹿騒ぎ」の実態について話してくれた。

去年の12月に、ミュンヘンでリアムが乱闘に巻き込まれ、前歯を失った挙句、警察に拘留されたのだ。

それが原因でドイツで行われる予定だった残りのギグは中止になり、かなりの物議をかもすことになった。土曜日、OASISはやっとドイツで再公演を行うことを決め、バンドの権力者でありリードギタリストのノエル・ギャラガーは、サウンドチェックの合間を縫って、ミュンヘン・ゼニスまでドイツでのツアー、そして知られざる喧嘩の裏側について話しに来てくれた。

デュッセルドルフでのギグは最高に盛り上がってましたね。ドイツのオーディエンスは他の国のファンと比べてどうです?

ノエル:俺はファン同士を比べたりはしないんだ、みんなそれぞれ全く違うから。オーストラリア人もスイス人も、オランダ人も。でもドイツのファンは特に元気が良いとは言えるかな。俺達がギグで力を抜くことは無い。それがUKのビッグバンドとしての誇りだよ。

コンサートの予定を変えたのはバンドにとって初めてのことではありませんね。ファンに借りをつくってるように感じるのでは?

ノエル:いや。俺達がやってるのはロックンロールで、チャリティコンサートで回ってるわけじゃない。(インタビュアーに向かって)君がどこのプレスか、どうして俺にインタビューしてるのか、俺に何を期待してるのかにも全く興味はない。でも一度チケットを買ったんなら、俺達のギグに来る資格を得たってことだろう。ギグを気に入るかどうかはオーディエンスに任せるよ。

ミュンヘンでことが起こった時、プレスは大騒ぎというより大はしゃぎでしたね。どうしてプレスはバンドの負の部分ばかりに注目するのだと思う?

ノエル:負の部分ってのは、イコールリアム周辺で持ち上がる話題って事か?アルコール漬けの馬鹿なガキどものやることだろう、そのおかげで新聞が売れるんだけど。プレスは「OASISが嫌いだ」と表面上は言っているが、本当は「OASISを愛してる」んだよ。何が悲しいって、2002年を振り返った時に、彼らの脳裏によぎることが、OASISが昨年300万枚の売り上げを記録したことでも俺が事故って死にそうになったことでもなくて、リアムが歯を折ったあの騒ぎってことさ。

去年の9月にインタビューをした時に、バンドの「悪い」イメージから抜け出したいと言ってました。リアムや他のメンバーがそのイメージを固守するような騒ぎばかり起こすのには、正直苛立つのでは?

ノエル:ああ、かなりな。普通あんなことを35超えてまでやってらんねえだろ。あと5年したら、俺はバンド以外の活動を始めようと思ってる。40になってギャングを気取るなんて悲しすぎるからな。41になったらこれまでのOASISとは決別だ。未だに足を抜くきっかけを逃してるのがローリング・ストーンズだが、見てみろ、案の定1971年以来ろくな作品作ってないだろ。あんな風に馬鹿やってる自分の姿を想像できないんだ。スパンデックスの服を着けてミック・ジャガーの周りを飛び跳ねてるリアム、30を越してもそんなことをやってるなんてみじめなやつだよな。

音楽の話に戻りましょう。OASISの次の作品は?

ノエル:過剰な期待はしないでほしいな。次のアルバムは出す予定だが、いつかは未定だ。このツアーが終わったら、家に帰ってしばらくは普通の暮らしに戻る。今やってるツアーは本当なら夏に終わってたはずのものだろう、2回もコンサートを延期したからな。だから本音を言えば、バンドからも音楽からも離れたい気分なんだ。メルボルンでのギグもちゃんとやるべきだったんだろうが、何やかんやで色々あって、イングランドに戻らなきゃならなくなった。だから今はひたすら休暇が待ち遠しいよ。他のメンバーはスタジオに戻るだろうが、俺なんていなくてもどうにかなるだろう。

ライブでの演奏は日増しにタイトになってきてますね、最近のメンバーになってからは力強さも出てきたように聴こえます。

ノエル:1999年からのOASIS。「あと2年たてば、オリジナルメンバーよりも長く一緒にやってることになるな」と言われたことがあるよ。もしライブでそういう風に聴こえるなら、メンバー全員が才能あるミュージシャンってことの証だな。俺達ならそういうサウンドを作れることは俺には当然わかってたし、才能があったからこそ他のバンドと違うことを成し遂げられるんだ。ゲムもアンディもちゃんと自分の仕事をこなしている。俺はジミ・ヘンドリックスではないけど、どの国のどのバンドでもギターを担当する自信はある。俺達の才能全てがOASISにプラスに働くんだ。