ノエルとリアム。2人はイギリスで最も成功しているロックバンドの心であり魂である。しかも逃れようのない血の絆で結ばれている。
だが、この兄弟の間には愛情が欠けているようだ。
「着実に悪くなってるね、うん」。
ロンドンからの電話インタビューで、弟との関係をそう話したのは41歳になる兄ノエル・ギャラガーだ。
「信じてくれよ。俺達は考え方からして全く違うんだ。今でも一緒にいる理由はOASISを愛してるからだし、そのためなら何でもやる。でも一緒に遊びに行ったりはしない」。
明日4月5日にはシンガポールのギグをする予定の彼ら。チケットは9割方の売れ行きを見せている。
ギャラガー兄弟間の軋轢が、音楽と同じくらいに重要な意味を持つのがOASISだ。これまでの歴史に残る功績も、公の場でお互いに罵詈雑言を飛ばしつつ成し遂げてきた。
1994年、リアムがタンバリンを武器にノエルに襲い掛かったせいで、ノエルがバンドを置き去りに消えてしまったり、1996年MTV Unpluggedでは、直前になってリアムが喉の痛みを訴えたことを受けて、急遽ヴォーカルを務めることになったノエルに、リアムが始終ビールをあおり つつ野次を飛ばしていたり。
もともと価値観が異なるから仲良くやっていくのが難しいのだ。しかし同時に、バンドの存続にお互いがなくてはならない存在であることも身に沁みてわかっている。
ノエルはぶっきらぼうに言う。
「あいつがやめたら、そこで終わり、俺達は解散だ。俺がみんなの前に出て『俺がOASISだ』なんてふりをするつもりはない。それじゃただのお笑い種だからな」。
今回のツアーでは、初の中国大陸ツアーが組まれていたが、1997年フリーチベットのチャリティーギグにノエルが参加していたことが問題視され、キャンセルになっている。
「残念だよ、本当に。がっかりした。というのも中国に行ってそこの雰囲気を満喫するってのが俺の昔からの夢だったから。それにチケットを買ってくれた中国 のファン達にも残念な思いをさせちまった。どうして音楽でそんな問題になるのかわかんねえけど、またいつか行ける日が来たらと思ってる」。
彼はシンガポールに来ることを楽しみにしているらしく、2006年のことはよく覚えていると話した。
「本当に、本当に楽しかった。ファンのみんなも素晴らしかったよ。食べ物も美味いし、湿度が高いのもいいね。アディダスのショップで何足か良いシューズを買ったんだ。とても面白かった」。
今度も期待を裏切らないギグを見せると、いつものように自信たっぷりに言う。OASISをここまで成功させたのは、何よりもライブの迫力だと信じているのだと。
「俺達はマジでライブが上手い」。
平然と言ってのけたノエル。
「俺達のギグを見に来るってことは、本当のOASISを見に来るってことなんだ」。
もちろん成功している理由は他にもある、と付け加える。
「良い曲を書くだろ、服のセンスも良い」。
ノエルは、マンキュニアンのアクセントで並べてみせた。
「ヒットソングってのは自然と出てくるものなんだ。ギターを手にとると、曲が降りてきて、神に感謝。それくらいだよ」。
「マジで音楽を作るのが好きでね、これこそ俺、俺のあり方だと思う。金儲けでやってるんじゃない。名声が欲しいわけでもない。ロックスターという地位のためでもない。これが俺の使命だからやるんだ」。
コンピュータを持っていないノエルだが、オフィシャルサイトを通してブログを更新しており、それがとても楽しいのだと話した。
「テキストメッセージで送ってる。ツアー中の暇つぶしになっていいよ、時々やることなくて退屈になるからさ」。
かつてのライバルBlurがオリジナルメンバーで再結成することについて尋ねてみた。
「あいつらにとっては良いことだと思うぜ。Blurのファンにとってもな。応援するよ。きっとみんな大喜びしてるんじゃないかな」。
Kaiser Chiefsに対して「俺は18年間ドラッグをやってたが、『Kaiser Chiefsって最高だよな』と言うまで落ちこぼれちゃいない」と話すなど、今でも衰えを知らぬ舌鋒を武器とするノエルだが、2週間前にIndoor Stadiumでソールドアウトを達成したColdplayに対しては素直に賛辞を送った。
「Coldplayは好きだよ。クリス・マーティンは個人的に付き合いがある。良い連中だ、メンバー全員」。
OASISをどれくらい続けるつもりか尋ねてみる。
「そりゃ、永遠に、さ」。
そう言ってしばらく考えた後、再びノエルは口を開いた。
「将来のことを考えたりはしないんだ。今この瞬間やってることに力を注ぐ。今はツアー中で、これが終われば他の何かがまた始まるだろうし、そのこともまだ 考えちゃいない。時々全体像を思い描くことはあるけどね。それ以外は、ただ自分の取り組んでいることを最大限楽しむだけだよ」。
だが、この兄弟の間には愛情が欠けているようだ。
「着実に悪くなってるね、うん」。
ロンドンからの電話インタビューで、弟との関係をそう話したのは41歳になる兄ノエル・ギャラガーだ。
「信じてくれよ。俺達は考え方からして全く違うんだ。今でも一緒にいる理由はOASISを愛してるからだし、そのためなら何でもやる。でも一緒に遊びに行ったりはしない」。
明日4月5日にはシンガポールのギグをする予定の彼ら。チケットは9割方の売れ行きを見せている。
ギャラガー兄弟間の軋轢が、音楽と同じくらいに重要な意味を持つのがOASISだ。これまでの歴史に残る功績も、公の場でお互いに罵詈雑言を飛ばしつつ成し遂げてきた。
1994年、リアムがタンバリンを武器にノエルに襲い掛かったせいで、ノエルがバンドを置き去りに消えてしまったり、1996年MTV Unpluggedでは、直前になってリアムが喉の痛みを訴えたことを受けて、急遽ヴォーカルを務めることになったノエルに、リアムが始終ビールをあおり つつ野次を飛ばしていたり。
もともと価値観が異なるから仲良くやっていくのが難しいのだ。しかし同時に、バンドの存続にお互いがなくてはならない存在であることも身に沁みてわかっている。
ノエルはぶっきらぼうに言う。
「あいつがやめたら、そこで終わり、俺達は解散だ。俺がみんなの前に出て『俺がOASISだ』なんてふりをするつもりはない。それじゃただのお笑い種だからな」。
今回のツアーでは、初の中国大陸ツアーが組まれていたが、1997年フリーチベットのチャリティーギグにノエルが参加していたことが問題視され、キャンセルになっている。
「残念だよ、本当に。がっかりした。というのも中国に行ってそこの雰囲気を満喫するってのが俺の昔からの夢だったから。それにチケットを買ってくれた中国 のファン達にも残念な思いをさせちまった。どうして音楽でそんな問題になるのかわかんねえけど、またいつか行ける日が来たらと思ってる」。
彼はシンガポールに来ることを楽しみにしているらしく、2006年のことはよく覚えていると話した。
「本当に、本当に楽しかった。ファンのみんなも素晴らしかったよ。食べ物も美味いし、湿度が高いのもいいね。アディダスのショップで何足か良いシューズを買ったんだ。とても面白かった」。
今度も期待を裏切らないギグを見せると、いつものように自信たっぷりに言う。OASISをここまで成功させたのは、何よりもライブの迫力だと信じているのだと。
「俺達はマジでライブが上手い」。
平然と言ってのけたノエル。
「俺達のギグを見に来るってことは、本当のOASISを見に来るってことなんだ」。
もちろん成功している理由は他にもある、と付け加える。
「良い曲を書くだろ、服のセンスも良い」。
ノエルは、マンキュニアンのアクセントで並べてみせた。
「ヒットソングってのは自然と出てくるものなんだ。ギターを手にとると、曲が降りてきて、神に感謝。それくらいだよ」。
「マジで音楽を作るのが好きでね、これこそ俺、俺のあり方だと思う。金儲けでやってるんじゃない。名声が欲しいわけでもない。ロックスターという地位のためでもない。これが俺の使命だからやるんだ」。
コンピュータを持っていないノエルだが、オフィシャルサイトを通してブログを更新しており、それがとても楽しいのだと話した。
「テキストメッセージで送ってる。ツアー中の暇つぶしになっていいよ、時々やることなくて退屈になるからさ」。
かつてのライバルBlurがオリジナルメンバーで再結成することについて尋ねてみた。
「あいつらにとっては良いことだと思うぜ。Blurのファンにとってもな。応援するよ。きっとみんな大喜びしてるんじゃないかな」。
Kaiser Chiefsに対して「俺は18年間ドラッグをやってたが、『Kaiser Chiefsって最高だよな』と言うまで落ちこぼれちゃいない」と話すなど、今でも衰えを知らぬ舌鋒を武器とするノエルだが、2週間前にIndoor Stadiumでソールドアウトを達成したColdplayに対しては素直に賛辞を送った。
「Coldplayは好きだよ。クリス・マーティンは個人的に付き合いがある。良い連中だ、メンバー全員」。
OASISをどれくらい続けるつもりか尋ねてみる。
「そりゃ、永遠に、さ」。
そう言ってしばらく考えた後、再びノエルは口を開いた。
「将来のことを考えたりはしないんだ。今この瞬間やってることに力を注ぐ。今はツアー中で、これが終われば他の何かがまた始まるだろうし、そのこともまだ 考えちゃいない。時々全体像を思い描くことはあるけどね。それ以外は、ただ自分の取り組んでいることを最大限楽しむだけだよ」。
