ギグジーもあなたに直接何も言わずにバンドを去ったんですか?
リアム:そう。
どう思いました?
リアム:そうだな、ギグジーはボーンヘッドと長いこと友達だったからやることも一緒だなと思った。
彼が出て行ったのは合意の上?
リアム:うーん、たぶんそうだな。「俺は出て行く」みたいな感じだった。結局、バンドを去りたいなら、去ればいいんだ。それだけだろ。一緒にいたくないなら、いなければいい。お互い慰めあってる暇なんてねえんだよ、「おい、どうしたんだ?どうしたんだ?」なんてさ、そうだろ?俺達はバンド活動をするために、ツアーをするためにここにいるんだ。ソーシャルワーカーじゃねえ。誰かのママやパパをやるためじゃねえ、アルバムを作るためだ、きついけど、それが仕事なんだよ、アルバムを作る、ツアーをすることが。これまでもずっとそうだった。もし何か悩みがあるんなら、カウンセリングにでも行けば良い。俺はそれで子供とも上手くやってるぜ。つまり、バンドにいたくないんなら、それでいい。じゃ、またなって感じさ。俺達は他にバンドをやりたいやつを探すだけだ。
かわりにゲムが入ってきたことをどう思ってますか?
リアム:ゲムとは前から知り合いだったんだ、色々サポートしてくれた。「そういえばヘヴィ・ステレオはクリエイションをやめさせられたんだよな」と思ってさ、別にゲムを盗もうと思ったんじゃないぜ、「おい、へヴィー・ステレオは今どんな感じなんだ?」「今曲を書いてるよ、どうして?」「実はギタリストを募集してるんだ。どう?」「いいね」だ。俺達は「今のバンドなんて辞めちまえ」なんて言ってない。あれは作り話だな。「ぜひ入るよ」と言ってくれたんだ。
なぜ彼に決めたのでしょう。
リアム:他に誰もいなかったからさ。みんなはジョニー・マーやアジズを挙げてたが、俺は考えても無い。だってストーン・ローゼズで上手くいかなかったのに、OASISで上手くやれると思うか?それにニック・マッケイブ。彼についても同じだ。
デイビッド・ポッツがベースに入るとみんな信じてたけど。
リアム:そうだな。ピーター・フックから聞いたんだろ。ベース・プレイヤーでは悩んよ、4人と話したんだ、名前は明かせないけど。でもまとまらなかった。ポッツとも話したな。一緒にリハーサルもした。それをピーターが新聞に漏らしたんだ。
ラジオで言ってましたよ。
リアム:そう、マンチェスター中にポッツに仕事が入ったって広がった。結局マンチェスターに戻って入らないことに決まった時にはかわいそうだと思ったよ。でもそれは俺達の問題じゃない、そうだろ?
アンディがベースになったのは驚きでした。
リアム:俺自身はポッツとリハーサルしなかったんだ、風邪引いてたから。他のメンバーがリハーサルをして、俺はそのとき家に居た。ポッツは結構良かったらしいけど、でも彼は…歌に重きをおかなかったんだ。これはかなり重要だぜ、俺が思うに。馬鹿げて聞こえるかもしれないが、ベースでも歌を気にするべきだろ。で、アンディだ。俺が家に戻ると、アンディがゲイ・ダッドに参加するっていう電話があった。「やばい」と思って、彼の電話番号を手に入れて、すぐに電話だ。「興味ある?」「もちろん」。
ゲイ・ダッドは嫌い?
リアム:あの名前、ひでえもんだ。嫌いだね。
Hurricane#1にいる時、アンディをけなさなかった?
リアム:そうそう、あのときのアンディはそれに値したからさ。あのシンガーもけなしたぜ、その通り。
アレックス・ロウをけなしたと?
リアム:ああ、あいつはそれだけの男だからな。あいつは同じレーベルだった俺達を侮辱した。自分の家の前でクソするやつなんていないように、俺でもクリエイションのバンドをけなしたことはなかっただろ。好きか嫌いかは別としてた。俺が決してやらなかったことの一つだ。あいつは殴る以外に何も出来ないやつだから殴り合いをした、それだけさ。で、アンディはクール。ロックンローラーだ。
去った2人以外とセッションをするのは変な気分だったのでは?
リアム:特に違和感は無かったよ。うん。変な感じはしかった。俺は過去にとらわれないんだ。OASISの一部が終わった。それは彼らと一緒に残していくもので、俺には残らない。最初の日、リハーサルをする部屋に行ったらもう2人がいた。ゲムはもう演奏してたから、俺は「俺のマイクは?さっそくあわせようぜ」。こうはしなかったぜ、「うえーん!(泣き真似をして)」。もう次のことに目を向けてるのさ。あの二人はバンドを抜けた、それが現実。俺は続けるためにここにいる。そして新しい2人も同じ理由でそこにいた。だったら一緒に盛り上がればいいんだ。それが筋、そうするべきだろ。
新しいメンバー達を例えてクリエイションのスーパーグループが一つになったと言う人もいました。
リアム:クリエイションのスーパーグループ?Heavy StereoとHurricane#1がか?どこが「スーパー」なんだ?アンディ以外のHurricane #1なんてどこにもスーパーなところなんて無いだろ。しかもアンディは今OASISにいる。Heavy Stereoも本当の意味での「スーパー」はない。あえて言えば、OASISはスーパーグループだ。
OASIS内の力関係はどう?
リアム:ノエルが一番。
ノエルがまだチーフなの?
リアム:そう。曲を書いて、ビジネスについてもやるのはノエルだ。全ての決断を下す。俺はビジネスやらアートワークやらに関わりたくないからな。ただ歌えればいい。アランはドラム、ゲムはギター、アンディはベースを。大変そうだと思うことはあるけど、あいつが好きでやってるんだから、仕方ねえよな。でも歌に関しては、つまりマイクの前では俺がチーフだ。ノエルはギターを担当する。でも結局曲を書くのはあいつだから、OASIS全体のチーフはノエルなんだ。
90年代を振り返ってOASISは時代の象徴ですよね、音楽だけじゃなく文化面でも。
リアム:そうだな、そうあってほしいよ。
もう新鮮味は感じないと?
リアム:最後のツアーはちょっと退屈してたなあ、わかるか?俺はもう抜けたかったんだよ、面倒くさくてさ、頭抱えちまうような問題が多すぎたんだ。ツアーの最後らへんには歌もめちゃくちゃに歌ってたし、バンドの外であまりにトラブル抱えてたし。ああなるはずじゃなかった。
ロック界で最もワイルドという称号が与えられましたね。自分でもそう思う?
リアム:全然。
自分からそうアピールしてるように見えるんですが。
リアム:うーん、前はそうだったよ。それは…俺はただ馬鹿なことして楽しめればそれでよかったんだ。だからワイルドじゃない。他のバンドで、ワイルドと言われてる連中ってみんなつまらねえだろ。
確かに。
リアム:ブレット・アンダーソンだろ。くだらねえ。他には?みんな退屈なやつばかりだぜ。デーモン・アルバーンも最悪だ。俺達はデルモット・オブロングと呼んでたけどよ。
1st、2ndと、OASISのやることに外れは無いようでした。あれだけのことを成し遂げるのは簡単なことだった?
リアム:苦労したぜ。お膳立てされたものじゃなかったからな。あらゆるところでギグをしたから、他のバンドでは行き着けなかったところに来れたと思うんだ。あの頃の音楽界はくだらなくて退屈だったからな。逆に俺達は最高にエキサイティングなバンドで、もちろんメンバーもエキサイティングだ。
こんなに賞賛をあびることを期待してた?奇跡を起こしたと思われて。
リアム:うーん…そう、そうだな予想はしてた。でもここまで大きくなるとは思ってなかった。だって、あの時の俺達は出てきたばかりの新人だったからある程度興味はひくだろう。でも少し経つと、みんな俺達のことを知ってて、毎日新聞にも俺達が載ってる。するとみんな飽きてくる。そりゃ悲しいぜ。だって次に俺達が何をするのか全部ばれてるんだからな。だからずっとミステリアスでいることはできない。でも俺達にできることは、活動を続けて、もっと良いレコードを作ること、ただそれだけだ。俺も、バンドも今その真っ最中なんだ。これまで周りからの評価にのぼせ上がって、落とされて、音楽面では失敗もしてきた。でもそれが俺達だ。馬鹿なことしてロックして。若い連中にはありがちなことだよ。
今あなたは飲んだり騒いだり気楽にやってるようですが、あなたが離れた場所にぴったりな人はいます?
リアム:いない。いないよ、俺だけだ。それに俺はいまでも現役だぜ。うーん。今でも俺が一番だけど、前ほどじゃないってことさ。
あなたが正気に戻ってしらふでいるのを喜ばないファンをどう思う?
リアム:クソだな。
でもそういうことを期待させたのはあなたですよね。
リアム:くそだ。今は子供もいるし、俺は死にたくない。アル中にもなりたくねえ。俺が300キロまで太って、髭生やしっぱなしで、大量のダイエット薬を抱えるようになったら、そいつら、俺に会いに来て、悲しみにくれてみせるんだろ。俺は歯も抜けてシェーン・マクゴワンみたくなるってわけだ。だからそういうやつらは、クソだね。俺は今でもロックンロールを愛してる。もし俺に会いたいなら、ギグに来ればいいんだ。そういうのが嫌ならさっさと消えて、ロビー・ウィリアムズにでも見に行けってことさ。
96年から97年にかけて、家の周りにパパラッチが張りつきましたね。実は嬉しかった、やっぱり苦痛だった?
リアム:苦痛に決まってるだろ。
紅茶を差し入れしたことは?
リアム:バンドや音楽に関することで注目されるのは大好きだよ。ギグをやって大勢のファンに囲まれて。大好きさ。みんな盛り上がってさ。道を歩いてる時に「調子どう?」って声かけられるのもね。そういうのは好きだって言わないと俺は嘘つきになっちまう。でも家の外にパパラッチがいて、壁ごしに記事を書きやがって、家族にちょっかいをだすのは、嫌い、大嫌いだ。でもバンドにいる時は別、最高だぜ。もっとやってくれって感じだな。
全てを失うことを心配したことは?考えたことも無い?
リアム:ああ。俺が全てを失うのは、酔っぱらった時だな、わかる?
それが恐いんですね。
リアム:ああ。恐いよ。くだらねえことして、それでノエルと喧嘩になるだろ。俺もあいつも意見を引っ込めない。でも俺が間違っててあいつが正しいんだ、たぶん。で、しらふの時なら勝てるんだけど、酔ってる時は、あいつの土俵だ。「また馬鹿なことしやがって、このクズ。お前の歌は最悪なんだよ」ってな。そして朝になって酒が抜けると、「あいつの言うとおりだ」と思うわけ。酔ってる時はたとえ正しいことをしても責められるだろ?だから明らかに悪いことをしたら、ますます相手の思うツボだ。しらふなら悪いことをしても、どうにか乗り切れる。だから俺が何かを失うなら、酔ってる時なんだよ。俺が飲んでる時かロックンロールしてる時かどっちか。
リアム:そう。
どう思いました?
リアム:そうだな、ギグジーはボーンヘッドと長いこと友達だったからやることも一緒だなと思った。
彼が出て行ったのは合意の上?
リアム:うーん、たぶんそうだな。「俺は出て行く」みたいな感じだった。結局、バンドを去りたいなら、去ればいいんだ。それだけだろ。一緒にいたくないなら、いなければいい。お互い慰めあってる暇なんてねえんだよ、「おい、どうしたんだ?どうしたんだ?」なんてさ、そうだろ?俺達はバンド活動をするために、ツアーをするためにここにいるんだ。ソーシャルワーカーじゃねえ。誰かのママやパパをやるためじゃねえ、アルバムを作るためだ、きついけど、それが仕事なんだよ、アルバムを作る、ツアーをすることが。これまでもずっとそうだった。もし何か悩みがあるんなら、カウンセリングにでも行けば良い。俺はそれで子供とも上手くやってるぜ。つまり、バンドにいたくないんなら、それでいい。じゃ、またなって感じさ。俺達は他にバンドをやりたいやつを探すだけだ。
かわりにゲムが入ってきたことをどう思ってますか?
リアム:ゲムとは前から知り合いだったんだ、色々サポートしてくれた。「そういえばヘヴィ・ステレオはクリエイションをやめさせられたんだよな」と思ってさ、別にゲムを盗もうと思ったんじゃないぜ、「おい、へヴィー・ステレオは今どんな感じなんだ?」「今曲を書いてるよ、どうして?」「実はギタリストを募集してるんだ。どう?」「いいね」だ。俺達は「今のバンドなんて辞めちまえ」なんて言ってない。あれは作り話だな。「ぜひ入るよ」と言ってくれたんだ。
なぜ彼に決めたのでしょう。
リアム:他に誰もいなかったからさ。みんなはジョニー・マーやアジズを挙げてたが、俺は考えても無い。だってストーン・ローゼズで上手くいかなかったのに、OASISで上手くやれると思うか?それにニック・マッケイブ。彼についても同じだ。
デイビッド・ポッツがベースに入るとみんな信じてたけど。
リアム:そうだな。ピーター・フックから聞いたんだろ。ベース・プレイヤーでは悩んよ、4人と話したんだ、名前は明かせないけど。でもまとまらなかった。ポッツとも話したな。一緒にリハーサルもした。それをピーターが新聞に漏らしたんだ。
ラジオで言ってましたよ。
リアム:そう、マンチェスター中にポッツに仕事が入ったって広がった。結局マンチェスターに戻って入らないことに決まった時にはかわいそうだと思ったよ。でもそれは俺達の問題じゃない、そうだろ?
アンディがベースになったのは驚きでした。
リアム:俺自身はポッツとリハーサルしなかったんだ、風邪引いてたから。他のメンバーがリハーサルをして、俺はそのとき家に居た。ポッツは結構良かったらしいけど、でも彼は…歌に重きをおかなかったんだ。これはかなり重要だぜ、俺が思うに。馬鹿げて聞こえるかもしれないが、ベースでも歌を気にするべきだろ。で、アンディだ。俺が家に戻ると、アンディがゲイ・ダッドに参加するっていう電話があった。「やばい」と思って、彼の電話番号を手に入れて、すぐに電話だ。「興味ある?」「もちろん」。
ゲイ・ダッドは嫌い?
リアム:あの名前、ひでえもんだ。嫌いだね。
Hurricane#1にいる時、アンディをけなさなかった?
リアム:そうそう、あのときのアンディはそれに値したからさ。あのシンガーもけなしたぜ、その通り。
アレックス・ロウをけなしたと?
リアム:ああ、あいつはそれだけの男だからな。あいつは同じレーベルだった俺達を侮辱した。自分の家の前でクソするやつなんていないように、俺でもクリエイションのバンドをけなしたことはなかっただろ。好きか嫌いかは別としてた。俺が決してやらなかったことの一つだ。あいつは殴る以外に何も出来ないやつだから殴り合いをした、それだけさ。で、アンディはクール。ロックンローラーだ。
去った2人以外とセッションをするのは変な気分だったのでは?
リアム:特に違和感は無かったよ。うん。変な感じはしかった。俺は過去にとらわれないんだ。OASISの一部が終わった。それは彼らと一緒に残していくもので、俺には残らない。最初の日、リハーサルをする部屋に行ったらもう2人がいた。ゲムはもう演奏してたから、俺は「俺のマイクは?さっそくあわせようぜ」。こうはしなかったぜ、「うえーん!(泣き真似をして)」。もう次のことに目を向けてるのさ。あの二人はバンドを抜けた、それが現実。俺は続けるためにここにいる。そして新しい2人も同じ理由でそこにいた。だったら一緒に盛り上がればいいんだ。それが筋、そうするべきだろ。
新しいメンバー達を例えてクリエイションのスーパーグループが一つになったと言う人もいました。
リアム:クリエイションのスーパーグループ?Heavy StereoとHurricane#1がか?どこが「スーパー」なんだ?アンディ以外のHurricane #1なんてどこにもスーパーなところなんて無いだろ。しかもアンディは今OASISにいる。Heavy Stereoも本当の意味での「スーパー」はない。あえて言えば、OASISはスーパーグループだ。
OASIS内の力関係はどう?
リアム:ノエルが一番。
ノエルがまだチーフなの?
リアム:そう。曲を書いて、ビジネスについてもやるのはノエルだ。全ての決断を下す。俺はビジネスやらアートワークやらに関わりたくないからな。ただ歌えればいい。アランはドラム、ゲムはギター、アンディはベースを。大変そうだと思うことはあるけど、あいつが好きでやってるんだから、仕方ねえよな。でも歌に関しては、つまりマイクの前では俺がチーフだ。ノエルはギターを担当する。でも結局曲を書くのはあいつだから、OASIS全体のチーフはノエルなんだ。
90年代を振り返ってOASISは時代の象徴ですよね、音楽だけじゃなく文化面でも。
リアム:そうだな、そうあってほしいよ。
もう新鮮味は感じないと?
リアム:最後のツアーはちょっと退屈してたなあ、わかるか?俺はもう抜けたかったんだよ、面倒くさくてさ、頭抱えちまうような問題が多すぎたんだ。ツアーの最後らへんには歌もめちゃくちゃに歌ってたし、バンドの外であまりにトラブル抱えてたし。ああなるはずじゃなかった。
ロック界で最もワイルドという称号が与えられましたね。自分でもそう思う?
リアム:全然。
自分からそうアピールしてるように見えるんですが。
リアム:うーん、前はそうだったよ。それは…俺はただ馬鹿なことして楽しめればそれでよかったんだ。だからワイルドじゃない。他のバンドで、ワイルドと言われてる連中ってみんなつまらねえだろ。
確かに。
リアム:ブレット・アンダーソンだろ。くだらねえ。他には?みんな退屈なやつばかりだぜ。デーモン・アルバーンも最悪だ。俺達はデルモット・オブロングと呼んでたけどよ。
1st、2ndと、OASISのやることに外れは無いようでした。あれだけのことを成し遂げるのは簡単なことだった?
リアム:苦労したぜ。お膳立てされたものじゃなかったからな。あらゆるところでギグをしたから、他のバンドでは行き着けなかったところに来れたと思うんだ。あの頃の音楽界はくだらなくて退屈だったからな。逆に俺達は最高にエキサイティングなバンドで、もちろんメンバーもエキサイティングだ。
こんなに賞賛をあびることを期待してた?奇跡を起こしたと思われて。
リアム:うーん…そう、そうだな予想はしてた。でもここまで大きくなるとは思ってなかった。だって、あの時の俺達は出てきたばかりの新人だったからある程度興味はひくだろう。でも少し経つと、みんな俺達のことを知ってて、毎日新聞にも俺達が載ってる。するとみんな飽きてくる。そりゃ悲しいぜ。だって次に俺達が何をするのか全部ばれてるんだからな。だからずっとミステリアスでいることはできない。でも俺達にできることは、活動を続けて、もっと良いレコードを作ること、ただそれだけだ。俺も、バンドも今その真っ最中なんだ。これまで周りからの評価にのぼせ上がって、落とされて、音楽面では失敗もしてきた。でもそれが俺達だ。馬鹿なことしてロックして。若い連中にはありがちなことだよ。
今あなたは飲んだり騒いだり気楽にやってるようですが、あなたが離れた場所にぴったりな人はいます?
リアム:いない。いないよ、俺だけだ。それに俺はいまでも現役だぜ。うーん。今でも俺が一番だけど、前ほどじゃないってことさ。
あなたが正気に戻ってしらふでいるのを喜ばないファンをどう思う?
リアム:クソだな。
でもそういうことを期待させたのはあなたですよね。
リアム:くそだ。今は子供もいるし、俺は死にたくない。アル中にもなりたくねえ。俺が300キロまで太って、髭生やしっぱなしで、大量のダイエット薬を抱えるようになったら、そいつら、俺に会いに来て、悲しみにくれてみせるんだろ。俺は歯も抜けてシェーン・マクゴワンみたくなるってわけだ。だからそういうやつらは、クソだね。俺は今でもロックンロールを愛してる。もし俺に会いたいなら、ギグに来ればいいんだ。そういうのが嫌ならさっさと消えて、ロビー・ウィリアムズにでも見に行けってことさ。
96年から97年にかけて、家の周りにパパラッチが張りつきましたね。実は嬉しかった、やっぱり苦痛だった?
リアム:苦痛に決まってるだろ。
紅茶を差し入れしたことは?
リアム:バンドや音楽に関することで注目されるのは大好きだよ。ギグをやって大勢のファンに囲まれて。大好きさ。みんな盛り上がってさ。道を歩いてる時に「調子どう?」って声かけられるのもね。そういうのは好きだって言わないと俺は嘘つきになっちまう。でも家の外にパパラッチがいて、壁ごしに記事を書きやがって、家族にちょっかいをだすのは、嫌い、大嫌いだ。でもバンドにいる時は別、最高だぜ。もっとやってくれって感じだな。
全てを失うことを心配したことは?考えたことも無い?
リアム:ああ。俺が全てを失うのは、酔っぱらった時だな、わかる?
それが恐いんですね。
リアム:ああ。恐いよ。くだらねえことして、それでノエルと喧嘩になるだろ。俺もあいつも意見を引っ込めない。でも俺が間違っててあいつが正しいんだ、たぶん。で、しらふの時なら勝てるんだけど、酔ってる時は、あいつの土俵だ。「また馬鹿なことしやがって、このクズ。お前の歌は最悪なんだよ」ってな。そして朝になって酒が抜けると、「あいつの言うとおりだ」と思うわけ。酔ってる時はたとえ正しいことをしても責められるだろ?だから明らかに悪いことをしたら、ますます相手の思うツボだ。しらふなら悪いことをしても、どうにか乗り切れる。だから俺が何かを失うなら、酔ってる時なんだよ。俺が飲んでる時かロックンロールしてる時かどっちか。