Post-OASIS

Liam Gallagher - Pretty Green - 2010/06/18

記事の感想からちょっとした雑談まで、標準OASIS学BBSへお気軽にどうぞ!
http://www3.rocketbbs.com/731/standard.html


オリジナルの記事はこちらから。↓
http://bit.ly/cF7gdo

今年初め、Q Magazine主催の「The Greatest Front Man Of All Time」に選出されたリアム・ギャラガー。しかし彼はいまや、単なるロックスターの象徴的存在には収まらない。立ち上げたアパレルブランドPretty Greenがこれまでに発売した3つのコレクションを前に批判層は黙り込み、ロンドンの気難しいファッショニスタたちは「嬉しい驚き」「極めて感動的」と絶賛の言葉を口にした。さらには、Pretty Greenの持つ、現代の感覚を併せ持ちながら高品質でクラシックな佇まいに多くのカスタマーが興味を示してくれたのだ。

リアムは、映画の製作にも取り組むことを公式に発表している。リチャード・ディレロ著「The Longest Cocktail Party」を原作としたThe Beatlesの「舞台裏」的映画となる予定だ。それでもまだ手持ち無沙汰なのか、新バンドBeady Eyeのニューアルバム製作のため、すでにスタジオ入りもしている。

Pretty Greenの創設からちょうど1年となる2010年6月4日。ハムステッドにあるリアムお気に入りのパブで待ち合わせをした私は、この1年の印象と今後の予定を彼から聞くことにした。

Pretty Greenを始めてから、あなたにとっては大変な一年だったのでは?

リアム:そうでもないさ、ちっともだな。俺にとっちゃ何ともねえ。きつかったらはなからやんねえさ。良い一年だったよ。

Pretty Greenがあまりに急に軌道に乗って、驚きはしませんでした?

リアム:急成長って感じだな。すげえことだし、皆も洋服とか全部気に入ってくれてるみたいだ。でも俺が驚いたかって....? 全然。クソうぬぼれてるわけじゃない、違うさ。だって良いブランドだから当然だろ?みんなも良いものが好きなんだ。

そうですね。1年に2度、コレクションを製作するということにプレッシャーは感じませんか?アルバムだったら2年に1枚のペースでしょう?

リアム:そうでもないな...他の連中に聞いたほうがいいぜ。俺には何てことねえし。だって楽しいじゃねえか、なあ?新しい洋服を作るんだ。服を指差して「よし」とか「だめ」とか「そういう感じで」とか言って自分のアイディアを出すのなんて、全然きつくないだろ。でもこういうのをきついって思うやつも確かにいるんだろうな。

これからどういうコレクションが出てくるんでしょう?

リアム:フットウェアをそろそろ出すよ。パンプスやデザートブーツ、ジーンズとかな、いつものようにひねりを効かせる。それとジャケット。スティーヴ・マックウィーンが着ていたみたいなやつさ。そういうのもろもろ。みんなが気に入りそうなやつ、夏向けの短パンとか...

これまで発売した3つのコレクションの中で、一番売れた商品を教えてください。

リアム:全部だよ。パーカーは断然人気だけど、大きなロゴ入りのTシャツとかポロシャツ、モンキージャケットも全部売れてる。全部人気さ。

やっぱり忙しくしてるみたいですね。今あなたのブランドではどれくらいの人達が働いているんですか?

リアム:わかんねえなあ。でも見るたびに新しい顔がいるよ。一番最近見た時は、30人くらいいたぜ。

オフィシャルウェブサイトには、世界中のPretty Greenファンから喜びの言葉が届いていますね。世界規模でファンを持つと、やはりウェブサイトの存在は重要になってくるんでしょうか?

リアム:そうだな、そりゃそうだ。何もかもが重要さ。Pretty Greenは完璧さ、本物なんだ。だから何をやるにしろ、確実に上手くやることが大切なんだ。ウェブサイトもすげえだろ。俺は誇りを持ってるよ。

今、Pretty Greenは何カ国で売り出されています?

リアム:80カ国って聞いてるぜ。

設立してまだ1年とは思えませんよね。

リアム:だな、俺もさ。まだ始めたばっかなんだよな。

一番客層が厚いのはどこの国?


リアム:UKはかなり強いね。でも日本やUS、イタリア、ドイツもすごい数さ。そういえば、スカンディナビアもだぜ。

UKで、Pretty Greenの商品を主に売り出しているのはどこのショップなんでしょう?


リアム:セルフリッジ。9月からPretty Green専用のスペースを増やすんだ。グラスゴーのCruise & Xile、ヨークのSarah Coggles、それにミドルズブラのPsycheもだな。

Pretty Green独自のショップはどうなんです?

リアム:もちろん考えてるよ。良い場所を探してる。焦りは禁物だからな。この夏にはロンドンに仮設ショップを作ろうと思ってる。ウェブサイトで場所や日程を知らせるよ。

映画スターやロックスター、DJ、TVの司会者。たくさんの人がPretty Greenの服を着けていますし、今年行われるワールドカップに出場する選手達、たとえば、イングランド代表のジョー・コール、ジャーメイン・デフォー、イタリア代表にも何人かPretty Greenのファンであることを公言していますね。設立1年のブランドにしては驚くほどの絶賛ぶりです。成功の秘訣は何だと思います?

リアム:俺!

ジョー・コールが、マンチェスター・シティと契約したら嬉しい?

リアム:うん、嬉しいな。ジョー・コールは最高の選手だ。試合の流れを変えるんだ、わかんだろ?だから、うん、あいつのことは買ってるよ。エネルギーにあふれてる。

イングランド代表に選出されて良かったですね。


リアム:ジョー・コールもそうだし、ショーン・ライト=フィリップスも選ばれて良かった。

では、ワールドカップが始まったら、TVに噛り付き状態ですか。


リアム:当然だろ!

ポール・ウェラー、彼自身も世代を超えたファッションアイコンですが、その彼もPretty Greenのスーツをステージで着けていました。さらに、Pretty Greenのデザインに携わることを公式に発表していますね。このようにコラボレーションするチャンスは、他の人にもあるのでしょうか。それともやはり厳しく制限しています?

リアム:うーん...制限はしてるよ、でもそうだな...何ていうんだ、The Prodigyのリアム・ハウレットがいるだろ。俺にアイディアを出したいと言ってきたことがあるんだ。どうなるか見ていくよ。あっちの気持ち次第だな。でもポール・ウェラーがやってくれるってのは良いよな。クールだし、しかも自分の着るものにこだわってる。一緒にやるならそういうやつがいいよ。

ファッション以外で、今あなたが取り組んでいることについて話しましょうか。

リアム:Beady Eyeっていうバンドのファンタスティックな新作をレコーディングしてるところ。あと、映画の話も進んでるし、Pretty Greenのデザインも新しく考えてる。

多忙ですね!しかもそんな中ランニングの時間も作ってると聞きましたよ。


リアム:ああ。走るのが大好きなんだ。毎朝な。習慣だよ。

映画も魅力的なコンセプトですが、どのように着想を得たのでしょう?


リアム:誰かに大昔に発売されたその本をもらったんだけど、ツアー中ずっと手元にあったんだ。何回も繰り返し読んだよ。止められなかった。机に置くことができない類の本さ。それで思ったわけ。『他にやることもねえし、OASISも解散しちまったし、やりてえことやるか』ってな。

最近のコメントによれば、オノ・ヨーコはあなたのファンみたいですよ。彼女に会ったことは?

リアム:あるよ。1度。ダコタビルディングに招待してくれた。楽しかったな、忘れねえよ、素晴らしい女性だ。

OASISとして長年ツアーをしてきたあなたなら、色んな逸話をお持ちだと思いますが、それを本や映画にしようと思ったことはありますか?


リアム:ああ、そりゃな。すぐに出すよ。俺が全部忘れちまう前に。

さて、コモ湖で行われたアンディ・ベルの結婚式から帰ってきたばかりなんですよね。どうでした?

リアム:最高だった!

アンディ、ゲム、クリスとは仲良くやってるみたいですね。

リアム:うん。男同士ぎりぎりの線まで仲良くやってるぜ。

TVを見ながらごろごろする時間はあります?普段は何を見ているんですか?

リアム:普通のやつさ。EastendersとかCoronation Street。早くワールドカップ始まんねえかなあ、家にあるTV全部に中継を映すんだ。あと、Pineapple Dance Studiosも好き。ルイっているだろ、あいつ見るとノエルを思い出す。

お兄さんのポールが新しい映画製作会社に携わっていると聞きましたが。

リアム:まあな。

ポールの役割は何です?

リアム:ファッキン紅茶注ぎさ(大笑い)。

子供の頃の思い出で一番鮮明に覚えていることは?

リアム:公園でフットボールしたことかな、ほんとにさ...

昔と今と子供達が育つ環境は変わったでしょうか?

リアム:全く違うな。今は何もかもそろってるだろ?公園や道端で遊んでる子供なんて見ねえだろ、みんな家にこもって画面に釘付けだ。だから最近のガキは嫌いなんだよ。中身がねえ。

今度の夏季休暇の予定は?

リアム:今年はヴァカンスには行かねえんだ。家でワールドカップを見る。

今日はありがとうございました。

リアム:こちらこそ。

Alan McGee - dailyrecord - 2010/06/18

「標準OASIS学」が、Twitterをはじめ ました。ブログを更新すると、すぐにTwitterに「記事の内容」「URL」が投稿されます。
フォロワーになれば、最新のニュース&イ ンタビューの更新情報があなたの元に! ↓
http://twitter.com/oasisstandard

記 事の感想からちょっとした雑談まで、標準OASIS学BBSへお気軽にどうぞ!
http://www3.rocketbbs.com/731/standard.html

オリジナルの記事はこちらから。↓
http://bit.ly/dyuFKL

アラン・マッギー:OASISは再結成する。

アラン・マッギーは、1993年、グラスゴーのKing Tut'sでOASISのギグを偶然見た後、契約を結ぶことを決めた。レコード会社Creationは、OASISを90年代最大のUKロックバンドへと導いた。

しかし、約1年前、ノエルとリアムのギャラガー兄弟の間に勃発した喧嘩により、バンドは解散することになる。

今週、OASISは、バンドとして最後のアルバムを発売する。「Time Flies...1994-2009」は、27枚のシングルを収録したOASIS初のコンピレーションアルバムだ。解散の日は突然訪れた。ノエルが「リアムとはもう一日たりともやっていけない」としてバンドを辞めたのだ。しかしマッギーによれば、二人が和解する時は必ずやってくるという。

「5年はかかるかな。互いに見合ってこう言うさ。『ここに2億ポンドある....ギグが100回はできるな、やってみるか?』」。

「金だよ。でもそれより何より二人は兄弟だ。本人達が何を言い合おうが問題じゃない。愛し合ってるんだから。俺にはわかる。連中のことならよくわかってるんだ。いらつくこともあるだろうが、愛し合ってることは間違いない」。

世間では、ギャラガー兄弟が解散ではなく休止期間をとるべきだったと考えている人が多いが、マッギーは、OASISが次のRolling Stonesのようにならなかったことを誇りに思っている。

「OASISはこれまでどおり活動を続けて金を稼ぎ続け、Rolling Stonesのようになることもできた。彼らから偉大なライブバンドの名を受け継ぐこともできただろう。いくらStonesとはいえ、80になってまでツアーはできないからね。でもまだ活きの良いうちに活動を終わらせるのもいいもんだよ。7thアルバムは最高に良い出来だったろう」。

今、OASISファンは次の展開を待ち望んでいる。ノエルはソロとしてのキャリアを追い求め、リアムは、新しいバンドBeady Eyeを立ち上げた。

90年代初期、The Rainのシンガーだったクリス・ハットンに代わってバンドに入ったリアム。当時のメンバーは、ポール・マッギガン、ポール・アーサー、トニー・マッキャロルだった。ノエルが加入した後、The RainはOASISへと名前を変える。バンドとして活動し始めた頃は、誰も彼らに興味を向けなかった。1993年5月、グラスゴーのKing Tut's Wah WahでギグをすることになったOASIS。そこに運命的な出会いが待ち受けていた。Creationのボスであるアラン・マッギーがオーディエンスの中にいたのだ。レーベルに所属するバンド18Wheelerのギグを見に来たマッギーだが、彼の目はOASISから離れなくなりその場で契約のオファーをするに至る。

その夜の出来事を振り返ったノエルは、次のように話している。

「グラスゴーでマッギーと契約を交わしたあの夜、俺達はBring It On Downという曲を演奏したんだ。彼はその曲をとても気に入ってくれた。Sex Pistolsみたいだと言ってね。1stシングルにしようとした。それでこの曲とあと何曲かレコーディングするためにリバプールへ向かった。どういうわけか1stシングルにはならなかったけどね。契約して行ったはいいが、何も得るものなく帰ってきたんだ。ひどいもんだった。そこらへんのアホバンドみたいにはなりたくなかった。他の連中が夕食をとってる間に、俺は奥の部屋にこもってSupersonicを書いたんだ。頭から出てくるままにね。文字通りあらゆる部分まで俺が作り上げたんだ。みんなのところに戻って、ドラマーに叩き方を教えた。ボーンヘッドがコードを書き出し、リアムのために歌詞も書き出した。今でもこの27枚のシングルには思い入れがあるよ。俺の好きな曲ばかりだ」。

「Supersonic」は、ロックバンドとしての決意表明の意味を持ち、デビューシングルにするには最高の曲だった。しかしその曲がレコーディングされた後ですら、実際にどの曲をデビューシングルとするかは決まっていなかった。マッギーは次のように話す。

「Bring It On Downをどうしても1stシングルにしたかった。OASISのデビューは革命を起こすことはわかっていたよ。でも、ここまで大きなものになるとは思いも寄らなかった。Bring It On Downで、革命の到来を告げようと考えていたんだ。でも、シングルにすることはできなかった。レコーディングが上手く行かなくてね。朝の1時になって、ノエルが俺を見て『Supersonicをシングルにしよう』と言ってきた。Supersonicが素晴らしい曲であることは承知だったが、アルバムに収録するつもりだったんだ。ノエルにそう言われた途端、急にそれが良い考えのように思えた。咄嗟の判断だったのさ。これがOASISの始まりだ。類を見ない出だしだろ。『俺は俺でなければならない。他の誰にもなれやしない』」。

1994年4月に発売された「Supersonic」は、しかし、UKチャート31位に終わる。その時1位を獲得したのはTake Thatの「Everything Changes」だった。その年、チャートを賑わしたのは、15週間トップを独占したWet Wet Wetの「Love Is All Around」であり、WhigfieldでありPato Bantonだった。

しかし、SuedeやBlurがアメリカのグランジ旋風に反撃を開始する中、ブリットポップの王者となったのはOASISだった。3rdシングル「Live Forever」は、バンドにとって初となるトップ10入りを果たし、90年代の象徴といえるアンセムとなった。ノエルは得意げに話す。

「SupersonicとShakermaker発売後、俺達のことをマンチェスターから出てきたキチガイだとあしらってた連中にこう言わせたのさ。『これは名曲だ』とね」。

1994年9月に発売されたデビューアルバム「Definitely Maybe」は、アルバムチャート1位を獲得。当時としては、イギリス史上最速の売り上げ記録を打ち立てた。

あっという間に、OASISはUK最大のバンドとなった。その頃、ノエルは、ドラマーだったトニー・マッキャロルの解雇を決める。1995年には、グラストンベリー・フェスティバルの華となり、2ndアルバムからのシングル「Some Might Say」では、初めてシングルチャートで1位を獲得。最大のライバルBlurがシングル「Country House」の発売日を「Roll With It」にぶつけ、1位を盗み取ったことは有名だが、最終的に勝ったのはOASISだった。2ndアルバム「Morning Glory」は、1週目で34万6千枚を売り上げ、10週間にわたって1位を独占した。アメリカでも4位を獲得し、これまでに1400万枚を売り上げている。シングル「Wonderwall」は1位こそ逃したものの、最も売り上げを伸ばしたシングルとなった。「Don't Look Back In Anger」は、1位を獲得した2枚目のシングルである。

1996年、ネブワースの2日間ギグで、OASISは25万人の観衆を会場に集めた。しかし実際にチケットを求めに走ったのは260万人だった。スコットランドのバロックでは、8万人が集結。OASISの栄光の頂点だ。1997年発売の3rdアルバム「Be Here Now」は、初日で35万枚を売り上げ、1週間で69万6千枚を売り上げ、アメリカでも2位を獲得した。マッギーは、その当時のことを嬉しそうに思い出す。

「頂点にいた時、俺達はイギリスの市場の7%を握っていたんだ。すごい数字だろ。OASISを見つけたことはとてもラッキーだったよ。彼らは適切なマネジメントとレコード会社と共に、素晴らしいバンドになったんだ」。

Creation以外のレコード会社と契約していたとしても、今のようなビッグバンドになれただろうか?

「適切な時期、適切な場所、適切な人々が必要だね。自分が他と比べて特別だったとは思わない。役割を果たしただけさ。俺は天才じゃない。良いプレイをして試合に勝つフットボールチームの一員だったんだ」。

その後のアルバムにも良い曲は収録されていたものの、OASISは再び1st、2ndアルバムのようなアルバムを出すに至っていない。

彼らのこれからについて考えた時、マッギーは、リアムの新バンドBeady Eyeがどのような動きをみせるのか予想がつかないと話した。

「ノエルは素晴らしいソングライターだし、リアムも負けず劣らずその力を見せてきているからね。アーティストとしては良い選択だ。でも、二人にとってのOASISを潰すのはまだ早い。まだやるべきツアーが残ってるだろう」。

Definitely. Maybe.

Noel Gallagher - todayonline - 2010/06/17

「標準OASIS学」が、Twitterをはじめ ました。ブログを更新すると、すぐにTwitterに「記事の内容」「URL」が投稿されます。
フォロワーになれば、最新のニュース&イ ンタビューの更新情報があなたの元に! ↓
http://twitter.com/oasisstandard

記 事の感想からちょっとした雑談まで、標準OASIS学BBSへお気軽にどうぞ!
http://www3.rocketbbs.com/731/standard.html


オリジナルの記事はこちら。↓
http://bit.ly/c7RD95

ノエル・ギャラガーは、好き好んで喧嘩を売ろうとは思えない相手だ。人生をジェットコースターにたとえてみれば、ノエルはBizarroやMillennium Force、Nitro Ridesを合わせて1つにしたタイプのジェットコースターを余裕で乗りこなすような男なのだから。

「ビデオ撮影をすっぽかしたり、スタジオから追い出されたり。ベースプレイヤーがやめたりさ。俺達は世界一ビッグなバンドにまさになろうとしていたんだ。そういう無礼なことを常識的な範疇でやっていた。それで良かったと思ってるよ」。

最近のインタビューで、ノエルはこのように答えている。「常識的範疇」という言葉を使ったところから、彼がどれだけの威嚇射撃に耐えてきたかがうかがえる。それは何もプレスやデーモン・アルバーンなどのライバル達からだけではない。バンド内、特に弟リアムの存在があった。

二人の喧嘩はもはや伝説となっている。たとえば「Wonderwall」のレコーディング中、ドラムの入り方でもめたノエルとリアム。

「長いこと堂々巡りを繰り返して、リアムがとうとう歌わないと言い出したんだ。今考えればどうかしてるよな」。

内輪もめは絶えず火花を絶やすことなく、2000年にはノエルがバンドを一時離脱し、1ヶ月後に再び復帰した。しかし、去年8月、フランスのRock en Seine Festival出演直前の喧嘩でついにノエルの我慢も限界に達する。会場には「バンド内で揉め事があったため、OASISのギグはキャンセルとなります」とのお知らせが流れた。

その後、ノエルは次のようなメッセージを公開している。

「ちょっと悲しいけど何よりほっとしている。俺は今夜OASISをやめる。みんな色んなことを言ったり書いたりするんだろうが、これ以上一日たりともリアムと一緒にはやっていけない」。

しかし、OASISがこの内紛騒動と共にロックンロールの歴史上最大のバンドに登りつめたことも事実だ。UKシングルチャートでNo.1を獲得した8枚のシングル、UKアルバムチャートでNo.1を獲得した7枚のアルバム、Brit Awardsの獲得回数6回、総計7000万枚のレコード売り上げ、2010年度のギネスブックには「UKチャートTop10内最長維持記録」「1995年-2005年の10年間で最も活躍したUKのアーティスト」として名前が記載されている。そんなバンドになるためには、特別な何かが必要だったのだ。

OASISはその「何か」を持っていた。ボン・ジョヴィの「Livin' On A Prayer」以来、最も歌いやすく耳に残るスタジアム級のアンセムを、彼らは持っていた。

今年2月、リアムと残りのメンバー達が新しいバンドを結成することを発表した時に、OASISの解散が公式のものになった。そしてノエルは、スタジオに戻り、OASIS最後のアルバム「Time Flies...1994-2009」の製作に取り掛かる。

今回、各楽曲が彼にとってどのような意味をもつのかを話してくれた。

「Supersonic」が1stシングルですね。どういう経緯で作られたのか覚えています?

ノエル:どうしたかはよく覚えてないけど、スタジオで作ったわけじゃないんだ、どういうわけだか...誰かが「それで、俺達どうする?」と言って、また他の誰かが新曲でも書こうやと言ってきた。この100年で俺達全員で物事に取り組んだ唯一の時間だったね。それで俺がこの曲を書いた。なんだか意識の流れに任せて書いた感じだな。歌詞に全く意味は無いし。「エルザ」は本当にいるよ。エンジニアが飼っていた犬の名前さ。

「Shakermaker」を2ndシングルにしたのは間違いだったと言われていますが。

ノエル:どうしてこれが2ndになったのか俺にとっても謎なんだよ。アルバムの中には明らかにこれよりも良い曲がたくさんあるだろ。でも俺の記憶が正しければ、「Live Forever」は3rdシングルにする予定で、「Supersonic」と「Live Forever」の架け橋になるような曲を持ってこようと思ったんだ。それがどうして「Shakermaker」になったんだかはわからない。この曲を書いた時のことは一切覚えてないよ。全くね。12小節のブルースにくだらない歌詞を載せて歌ってる。レコード会社から来たアメリカ人が「She Clothed Me(彼女は俺に服を着せた)と歌ってるのか?」(本当の歌詞は、Shake Along With Me)なんて言ってきてさ。それでも歌詞を変えようとしなかったんだからすげえな!

「Live Forever」は今でもOASISの栄光の象徴となる楽曲ですね。

ノエル:俺達がただ者じゃないとみんなに確信させるような1曲だな。マンチェスターからやってきたただの不良集団じゃないんだってね。ギターソロを聴いた連中が俺のことをしこたま叩いたんだ、何ていうんだ....エリック・クラプトンっぽいとね。ひでえよな。よく聴いてみろよ!あんなのよりよっぽど良いだろ!

「Don't Look Back In Anger」のサリーとは、Stone Rosesの楽曲に登場するサリー・シナモンのことですか?

ノエル:2,3年前のイアン・ブラウンのギグでその質問をされたんだよ。隣に座ってきた女性が喋りかけてきてさ、で、俺は...ギグの邪魔をされたくなかったから「そう、サリー・シナモン」だって適当に答えたわけ。本当はそうでもないんだ。これを書いたのはパリかどっかだった。OASISにとって初めてのアリーナギグがシェフィールドであって、そのサウンドチェックの時にリアムが「サリーって誰だ?」と言い出した。俺は何のことだかわからなくて「さあな、お前何ほざいてんだ?」。そしたらリアムは「そう歌ってるだろ?『サリーは待っていた』って」「そうじゃねえよ、でもそっちの方がいいから、今からそれにしよう」ってな感じで出来た歌詞だから。でもこの曲と「Wonderwall」はセットみたいなもんだな。ファンにとってはかけがえのない曲さ。とてつもなくね。

「Wonderwall」は、OASIS史上最大のヒット曲ですね。

ノエル:作ってる時の仮題は「Wishing Stone」だったんだ。今考えるとナンセンスだろ。

「Lyla」(ライラ)という女性は、存在しないとのことですが。

ノエル:うーん、ヒロインについて曲を書くのはやめようと思ってた時期なんだよな、天使とかそういうことについてね。だから、ライラという女性はいない。でもたぶんモデルは俺の彼女かな。名前はサラ。だからそれを踏まえて聴くこともできるけど、曲の中に本当の名前は入れていない。サラが著作権を要求してきたら困るからさ。どうしてライラという名前を使ったのかな。知人に一人もいないのに。というよりこれまでライラという人間に会ったことがないぜ、おかしいよな。

サリー・シナモンのいとこだったり?

ノエル:そうかもしれないしそうじゃないかもしれないし....まあ、良い曲だろ。

「Stop Crying Your Heart Out」が、ワールドカップイングランド代表のために書かれた曲というのは本当?


ノエル:イングランドがブラジルに敗れて、デイヴィッド・シーマン、あのバカが号泣した映像が流れて、その時のエンドクレジットにこの曲が使われたんだ。まさにぴったりな選曲。これ以上のシチュエーションはないし、俺達も予想はしていなかった。そういうことだよ。感傷的な曲だけどね。こう言われたことがある。「レオナ・ルイスがカバーしましたよね?」「俺がどう思ってると思う?一言だけだ。一言でもないな、擬声音だ。「ガチャーン!(レジのキャッシャー音)」。儲けさせてくれてどうもありがとう。

Liam Gallagher - Shortlist - 2010/04/08

「標準OASIS学」が、Twitterをはじめ ました。ブログを更新すると、すぐにTwitterに「記事の内容」「URL」が投稿されます。
フォロワーになれば、最新のニュース&イ ンタビューの更新情報があなたの元に! ↓
http://twitter.com/oasisstandard

記 事の感想からちょっとした雑談まで、標準OASIS学BBSへお気軽にどうぞ!
http://www3.rocketbbs.com/731/standard.html

オリジナルの記事はこちらから。↓
http://www.shortlist.com/interviews/article/liam-gallagher-interview/1

音楽界一率直な男リアム・ギャラガーと対面を果たしたShortlistのルーク・エドワーズ。リアムがタンバリンを置く時は、まだまだ先のことになりそうだ。

ホテルの厚いドアを通して漏れ聞こえるリアムの早口で呟きのようなマンキュニアン訛りは、それでも余りあるほどに迫力があった。これが、ポール・ガスコンシンに消火器をぶっ放し、兄にクリケットバットを振り下ろした男なのだ。ふいに、事前にノートに走り書きしたギャラガー兄弟に関する質問をぶつけることが、あまり賢くない選択に思えてきた。しかし、広い部屋に入ってみると、意外なほどに中は静かな雰囲気に満ちていた。ロックンロールの伝説でありながら、ファッションブランドPretty Greenを運営するリアムは、私達が差し出した手を順に握り返し、「どうも」と挨拶をしたのだった。

20年近くを通してOASISのフロントマンであったリアム・ギャラガー。グラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを務め、ブリット・アワーズではピーター・ケイの肝をつぶすなど様々なことをやってきたわけだが、もちろん今日はそれよりも、触れたくはないが触れずにはいられない質問を抱えて、私達はやってきたのだ。

OASIS内で起きた対立。これは望ましいことだったのでしょうか?


リアム:OASISはなるべくしてああなったんだよ。俺達はその一線を越えたってこと。バンドメンバーがそれぞれ成長して自分の道を進んだんだ。ノエルはノエルの俺は俺の道をな。あいつはちょっとばかし落ち着きたかったみたいだが、ほら、俺の兄貴ってロックンロールじゃねえだろ.....俺はそうさ、俺は死ぬまでロックンロールだぜ、完全に。

今、ノエルに会ったらどうします?


リアム:会いたくねえよ。でも会ったら、どうなるだろうな?まあ、ぶちのめすだろうさ。

ノエルは、ラッセル・ブランドと一緒に楽しんでいるようですが....


リアム:お似合いだぜ。あの二人を見て、俺が何を思い出すかわかるか?あいつだよ、昔の政治家。めちゃくちゃでけえかみさん連れたあのとぼけた変人.....ニール・ハミルトンだ!そっくりだよな。

Blurの再結成についてはどう思います?


リアム:あいつらのギグは俺達ほどじゃねえだろ。全然さ。でも、いいんじゃねえの。あいつらの活動なんて金のためだしさ。あの連中。OASISは再結成しねえぞ。絶対に。

Twitterは自分で更新しているの?それとも誰かにやってもらっているのでしょか。

リアム:(立ち上がって)俺だよ。誰かが生意気な口叩いたら、お返しするのさ、楽しいぜ。武器みたいなもんだよな。そいつらを黙らせるための。(座り直して)でもこんなことは書かねえ。「よお、俺今ビスケット食べてんだ」「靴ひも結びなおしたよ」「クソしたの今日で9回目」とかよ。アホかって感じだぜ。

ピーター・ケイに改めて言いたいことはある?(ブリット・アワーズで賞を観客席に投げたリアムのことを、ピーターケイはKnobhead(チンコ野郎)と言っている)。

リアム:(再び立ち上がって)あのことな、(声を張り上げて)ファッキンTwitterでこういうべきだったぜ。「チンコといえば、最近自分のチンコは見たのかよ、ファッキンデブ野郎」。わかんだろ?俺の読みでは、長いこと見てないと思うぜ。でも、ま、どうでもいいさ、道で会ったらつぶしてやる。絶対だ。

あなたはカトリックの家の生まれですよね。彼を許すことも、神の教えでは?

リアム:俺の考え方はは禅に近いんだ。良い気分でいることと前向きに生きること、それと物事をあるがままに受け入れること。だから、今度ピーター・ケイに会ったらあいつの首を噛みちぎってやる。

音楽の不法なダウンロードが問題になっていますが。

リアム:ダウンロードなんて俺が昔やっていたことと同じだぜ。ラジオから好きな音楽をテープに録音してたんだ。別に俺はかまわねえ。馬鹿なロックスターどもがぐちぐち文句を言ってんのが気に入らねえよな。なんだかんだいって、音楽をダウンロードしてくれてんだぜ、ってことは注目してるってことだろ?感謝しろっての。何が不満なんだよ?でかい家5つも持ってんだから、黙ってろ。

新しいバンドでツアーを始めるのは、いつ頃になりますか?

リアム:今年の終わり頃かな。アルバムの曲はもう書いて、4月に3週間使ってレコーディングするんだ。休憩を挟んでまた4週間レコーディング。それで6月には仕上げるよ。でも来年までは発売しない。今年はOASISのくだらねえの(シングルコレクションのこと)が発売されるからさ。でも10月にはシングルを出せるように頑張るよ。そこらでギグをいくつか出来たらと思ってる。

アルバムを書くうえで、インスピレーションをどこから得ました?

リアム:前と同じさ。クソみてえな音楽を一掃するってこと。インスピレーションなんて周りを見りゃ十分さ、そこらのクソバンドどもを見りゃな。俺達の作品を聴いたらみんな驚くぜ。OASISの音楽のもっともっと上を行くんだから。

今の時点で、最高のバンドと最悪のバンドを教えてください。

リアム:最高のバンドはKasabian。The Arctic Monkeysはまあまあ....こんなもんかな。最悪?どれも最悪だぜ。Bloc Partyとか、あと名前すら知らねえけど、インディー連中はみんなクソだ。どいつもこいつもちっちぇえキャリアばかり追いやがって、ダチとパブにでも行ってこう言ってんだろ。(か弱い声で)「僕らTop Of The Popsに出たんだ」。そんなんじゃねえんだよ。

最近、Jay-Zとのコラボに興味があるようですね。彼も賛同しているようですが、どうして話を進めないのでしょう?

リアム:あいつが俺とやりたいってんで電話をかけてきたら、それと俺がそこまで仕事しなくてもよくて、俺の気に入った曲に声乗せてもいいって言うんなら、そうだな、やってやるさ。でも俺がラップとかするとは思うなよ。

今でも酒とドラッグはやり放題?

リアム:そんなに。でも飲みに行ったら、そこにいる全員酔い潰す自信はあるぜ。飲み方を知ってるのさ。昔ほどじゃねえけど、飲む時は飲むんだよ。ラガーから始めて、飽きたらテキーラに移る....そんなもん。エールとかそういうのは好きじゃない。あれはピーター・ケイの飲むもんだ、な?

Pretty Greenの話をしましょう。あなたのファッション熱はいつから?

リアム:ファッションにはまってるとは言ってないぜ。わかるよな?ファッションはただ格好良くなるためのものさ。「あの服見ろよ、あれ格好いいな」ってはしゃいで回ってたわけじゃない。マンチェスター出身のバンドが盛り上がってた時期には、あっちの方にむしろ夢中だった。

総選挙が近いですが、誰に投票しますか?

リアム:教えねえ。誰に投票しようが大したことじゃねえさ。バンドやんなきゃどうせクソのままだ。

Liam Gallagher - Live4Ever - 2010/03/28 pt1

「標準OASIS学」が、Twitterをはじめ ました。ブログを更新すると、すぐにTwitterに「記事の内容」「URL」が投稿されます。
フォロワーになれば、最新のニュース&イ ンタビューの更新情報があなたの元に! ↓
http://twitter.com/oasisstandard

記事の感想からちょっとした雑談まで、標準OASIS学BBSへお気軽にどうぞ!
http://www3.rocketbbs.com/731/standard.html


オリジナルの記事はこちらから。写真も見ることができます。↓
http://bit.ly/c0mxtu

JFK空港の米国入国管理局で1時間半の足止めを食らい、その翌日はホテルの部屋でひがな1日食べたものを吐いて過ごすことは、リアム・ギャラガーのニューヨークの予定には入っていなかった。食中毒のせいで、ジミー・ファロンのショーを含めて大きな話題となるはずだったプロモーション活動はキャンセルすることになったものの、彼を気の毒と決め付けるのは早計かもしれない。先月2月に開催されたブリット・アワーズで、OASISに代わって賞を授賞したリアムは、ここニューヨークで、Q Magazineの読者投票でベストフロントマンに選出されたことを知らされたのだ。あのジョン・レノン、フレデリック・マーキュリー、ボノを差し置いて!

リアムのOASIS後の音楽活動を、ファンが不安ながらに待ち受けている一方で、リアム本人は自身の可能性をロックンロールだけに押し込めるには満足いかないようだった。音楽界を征服した彼は、ファッション業界に手を広げ、2009年夏に自身のアパレルブランドPretty Greenを立ち上げたのだ。とは言ってもだ。今、リアムはPretty Greenのプロモーションのためニューヨークにやってきているものの、音楽が彼の心から離れることはない。

今、我々は、マンハッタン中心部の一流ホテルで、リアムと共に座っている。周りには紅茶をすする年配のご婦人方がくつろぐ中、彼は、Pretty Greenのカモフラージュパーカーを着け、ヴィクトリア朝のアームチェアに腰掛けている。今回のインタビューでは、Pretty Greenについて、インターネットの特権、ニューヨーク、新バンドのメンバー、ベストフロントマンに選ばれた感想、最近の音楽への不快感、そして真のロックスターについて語ってくれた。

さて、リアム。今日の調子は?大丈夫?

リアム:昨日と比べりゃけた違いさ。昨日は、見た目も気分も吸血鬼みてえだったからな。良くなかった。たくさん吐いたしな。まだ完治とまではいかないけど、でもそれ以外は良い気分だぜ、うん。

JFK空港のホットドッグが原因じゃないといいんですが。空港ではちょっとしたいざこざがあったみたいですね、だいぶ待たされたとか。

リアム:いやいや、俺が間違った用紙にサインしちゃったんだよ。

間違った用紙?

リアム:ここに来るためにビザを申請したんだ。なんだっけ....なんだった、スティーヴ?

(Pretty GreenのCEOであるスティーヴ・アレンによると、入国管理局は決められた手続きを進めただけで、用紙を記入するために時間がかかったそうだ)。

リアム:(にやりと笑って)読み書きは得意じゃないからさ、埋めるのに時間がかかったんだよ、一日かかったぜ。

事態は上手く収まったんですね。入国管理局は時々神経質になりすぎるきらいがあって。

リアム:いや、みんな良くしてくれた。大丈夫だったよ。

今回は、Pretty Greenのプロモーションのためにニューヨークに来られたんですよね?オンラインストアで米ドルを使用して、Pretty Greenの商品を購入することができるわけですが。

(スティーヴが説明に入る。全てのアイテムは関税抜きでUSドルで購入することができ、商品はUKから3日ほどで配達される)。

リアム:UKにいる仲間がやってくれてるんだ。ニューヨークでは「Any Old Iron」っていう店が、秋から俺達のアイテムを販売してくれることになってる。

バーニーズなどのもっと大きなショップにはかけあわなかったんですか?

リアム:ああそうだな、バーニーズは好きだぜ、でも今はあまり良くないって聞いたんだ。どこの店でも出したいんだけど、どこから出すかにはあまりこだわりないんだ。目標は、小さくてもいいから自分の店を出すこと。上手く行ったらいつか出したいね。

他の地域では、もう自分のショップを出す計画が進んでいるんですよね?

リアム:ロンドンではね。あと東京も良いと思ってる。日本からPretty Greenを買ってくれる人がたくさんいて、ファン層があるからさ。もちろんニューヨークもだぜ、どっかに出したら、ニューヨークも出さなきゃな、だろ?

もちろんです。さて、前にもおっしゃっていたように、ここで全てを一からやり直すつもりはないということですね。何より大切なのは、質の高さを維持することだと。


リアム:質の高さ、そうだな。

「リアム・ギャラガーのアパレルブランド」というフレーズを聞けば、最高級のアイテムがそろっているという印象を持つと思いますよ。

リアム:実際、たくさんのOASISファンが買ってくれてるからな。一般の人たちが選んで買ってくれるんだ、良いアイテムには違いないさ。

サブラインをリリースする予定はありますか?価格を落として、TargetとかH&Mなどもっと低価格商品をそろえたデパートでも販売するという計画はあります?


リアム:全ての商品を安くはしたくないんだ。質も落ちるしな。質が良いか良くないかのどっちかだろ。一つのブランドの中でそれが混ざるとおかしなことになると思うんだ。みんながみんな高い商品を買う余裕があるとは思っていないけど、払うに見合ったものを手に入れる、それが筋だろ?でも、質は保ったまま価格を落としたバージョンも作ってるよ。

最初に、自分のブランドを立ち上げることを思いついた時のことを覚えていますか?最初は何を作ろうと思った?


リアム:デザートブーツとシューズかな。俺の家にはたくさんデザートブーツがあって、どれも古いのばかりなんだ。それで自分で靴を作れないかって考えていたんだよ。

それでシューズが最初に浮かんだと?


リアム:そう、デザートブーツとかな。サンプルをいくつか作ってくれるやつを探したんだけど、出来上がったのがあまり良くなかったから、靴はひとまず置いといて、Tシャツやジャケットの方に移ったんだ。それで洋服を始めたんだよ。今は全部やってるけどね。

Clarksとタッグを組みましたね?

リアム:(椅子から立ち上がり、自分の履いている靴を指差す)これもそうだぜ、Clarks。

よくお似合いです。私達のサイトでもあなたの履く靴は話題ですよ。

リアム:Clarksと仕事をできて嬉しいよ。だって俺の中では靴のゴッドファザー的存在だからな、上手く行ってほしいよ。

女性向けのハンドバッグを作るという話を聞きました。


リアム:まだやってない。あのさ、ある娘に聞かれたから「ああ」って答えただけで。

そうなんだ?

リアム:パンティでもTバックでもファッキンバイブレーターでも(笑って)Pretty Green特製のファッキン×××とかならまだしもだぜ、俺がファッキンハンドバッグ作る玉に見えるのか?

ビキニならあるかも。Pretty Greenの家具などは?

リアム:自分のショップを持てたら、店の中に置くつもりだよ。Pretty Greenからしか買えないやつをね。でもDFSみたいなことはしない。色んなことをやってみたいとは思ってるけど、1つずつ進めるよ。

ニューヨークでPretty Greenのショップができる日を待ってますよ。

リアム:上手く行ったらな。小さいショップを作れたらと思うよ。でかいのじゃなく、キュートでクールなやつをな。

ソーホーあたりが良いかも。

リアム:そうだな。

さて、ちょっと話題を変えて、音楽について話してもいいですか?

リアム:いいぜ。

ご存知の通り、Live4everは、2002年からOASISファンサイトを運営しており、最近になってイギリスのロック情報サイトも新設しました。


リアム:やったな。

あなたは、最近流行している音楽には満足していないんですよね?たぶん合格しているのはKasabianくらいでしょうか。

リアム:そうだな、Kasabianは良い。だいたい流行自体が好きじゃないんだ。流行は音楽を駄目にする。だって、最近のアホどもは自分で自分をクールだと思い込んでいてそういう連中が流行を作ってるんだぜ。それで本当にクールなバンドがあっという間に20人のバカどもに囲まれててさ、そういうやつらって音楽をやることがクールだと思ってやってるだけなんだ。Kasabianは今のところイギリス一のバンドだよ。俺の新バンドがデビューするまではな....ま、そういうことさ。そうだろ?格好良いのはKasabianくらいだし、ギグも上手い。

アルバムも好きですか?

リアム:うん、ギグもアルバムもな。Kasabianは最高だと思う。くだらねえ連中ばかりだしよ、もううんざりだぜ。Kasabianは良いバンド、最高のバンドだ。

以前はThe StrokesやBRMCにも入れ込んでいましたよね?

リアム:ああ、連中も良いよ。良いさ、でも名曲は書いてないだろ、The BeatlesやThe Stonesみたいに時代を超える音楽まではいけていない。そういう音楽を書いていたのは俺達くらいで、これからも違う方法でそれを続けていくんだ。でもええっと、イギリスではさ、そういうのがいないわけ。みんな目の前の仕事にじたばたしてる。どれもお手軽な一発屋ばかりなんだ。

NMEの表紙は毎週めまぐるしく変わっていきますしね....


リアム:だろ、そして消えるのさ。1曲ヒット飛ばしたと思ったら翌週はリハビリ行きだ。「ドラッグに関する問題がうんぬん」By トム・チャップリンやら何やらさ。

OASISにいた頃、あなたとインターネットとの関係は複雑でしたね。

リアム:全くその通りだな。

あなたとノエル。「若者はコンピュータを捨ててギターを持つべきだ」とかね。

リアム:ああ、そう思うぜ、当然だろ。

今でもそう思ってる?

リアム:うん、だから当たり前だろ。コンピュータは世界中の人達と連絡を取り合うには便利だけど、コンピュータと向き合って生活してたらイカれちまうぜ。果てはどうなる?果てはキチガいさ。

Twitterやミュージシャンが書くブログはどうなんです?

リアム:ミュージシャンのブログなんてバカみたいだ。色々暴露しすぎなんだよ。Twitter?俺がTwitterを使うのは、みんなに礼を言うためと生意気なやつに一言言うためだ。連中の鼻を折るためにインタビューを受けて6ヶ月待つより、Twitterで返してやるんだよ。ああいうの - 「さっきトイレに行った」だの「ビール飲んだ」「隣に住むやつ観察しながらケツ掻いた」とか...アホらしいぜ。誰がそんなのこと細かく知りたがるんだ?

Kasabianのトムは、インターネットはロックスターの神秘性を壊すと発言したようですが。

リアム:へえ?

インターネットではスターに気軽に触れることができるから?


リアム:いや、うーん、わかんねえな。

違う?トムの意見に反対?

リアム:じゃなくて、つまりさ、あいつの言ってることはわかるよ。でも神秘性なんてないんだよ。どうせイギリスにはもうロックスターはいないんだ。それにクールに自分の道を貫くことができれば、インターネットでそれを暴露しようが関係ないね。結局晒しなんて取るに足りねえんだよ。神秘性が失われる?そんなんじゃない。

もしも、インターネットがLed Zeppelinの時代に存在したとしたら?当時のロックンロールな逸話は私達も色々聞いていますが...。


リアム:ああ、でもみんなそれぞれの生き方ってのがあるだろ。俺はめちゃくちゃロックンロールな生き方をしていて、普通の仕事をしてる人たちも週末とかにはロックンロールな生き方をする。でもある生き方をしてる人はいつでもいるんだ。インターネットが絡もうが生き方は変わらない。変えるなんてバカだろ?

タブロイド紙の話に移りましょう。どこでも共通して最低な連中ですけど、UKでもそうでしょうか?

リアム:ああ、最低だよ。でもどこでもそうなんだろ?それがタブロイドさ。くだらねえこと書くけど、俺は読みすらしないから何を書かれようがかまわないね。うん、全然。あいつらの書くことの半分は大当たりだもんな(大笑い)。

基本的には、どんな出版物も良心的だと?


リアム:いや、うーん、まあな。俺は自分が何者かわかってる。時にはどうしようもねえ間抜け野郎になることもあるけど、そんな時も俺自身である限り、一応まともな間抜け野郎ではあるんだよ。

始まりましたね。


リアム:それに、時々馬鹿になることもあるし、世界一の大馬鹿野郎になることもあるけど、たいていの時間は良いやつなんだ俺って。だからプレスが何を書こうがマジでどうでもいいさ。俺の知り合いは俺のことをわかってくれてるし、俺が良い印象を与えたい、違うな、尊敬したり気にかけるのはそういう人達なんだ。そっちのやつが俺のことをどう思ってようが、あっちのやつがどうだとか、興味ないね。お前は気になるだろ?周りが自分のことをどう思ってるのかとかさ?

ペレス・ヒルトンは知っています?彼は、セレブリティをネタにしてウェブサイトを運営してかなり儲けているんですが。

リアム:誰?

ぽっちゃりしていて青やピンク色の髪をしてる。彼も、Pretty Greenを着ければモテるようになるでしょうか?

リアム:Pretty Greenを着ければ誰でもクールになれるさ。(通りすがりの老婦人を指しながら)彼女にだって似合うぜ!

そう?

リアム:やってみろよ、それで駄目なら....まあ、みんなに似合うって。

pt2で続きを読む。↓
http://www.oasisstandard.co.uk/archives/1107847.html
記事検索
タグクラウド
livedoor プロフィール
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ