Don't Believe The Truth

Noel Gallagher - East Touch - February 2006

これまでに、明るくて友好的なOASISを見たことがあるだろうか?ある?それならきっとあなたは幸運だ。そして私達も幸運なことにそんなOASISに会うことができた。先週、英国の最大ロックバンド、OASISのリーダーであるノエル・ギャラガーと話をすることができた。インタビューの間中、楽しそうでお喋りなノエルには驚いた。とはいえ、一言の文の間でFワードを頻繁に使っていることに変わりはなかったのだが。ノエルは少しもイラつく様子を見せず、また、顔をしかめたり我々のことを凝視することもなく、全ての質問についてじっくりと話してくれたのだ。よかった!

一方、リアムは騒ぎを引き起こすことなく偉大なボーカルとして公演したことだけでなく、これまでには見たことのないスワローイングトリックの妙技まで披露してくれた。OASISの素晴らしい面にここまで接することが出来たことは「幸運」以上の良い言葉は思い浮かばない。

また香港に来てどんな気持ちですか?

ノエル:それが思い出せないんだよ。だから分からない。そうだな、俺らは昨日の晩クルージングをしたんだけど、そのとき見た街はすごく良かったよ。今までのニューヨークよりもね。

昨晩は楽しめましたか?

ノエル:ああ、中華レストランに行ったんだけどあそこはめちゃくちゃ良かった!最後は中華独特の食べ物を食べたんだ!

何を食べたんですか?

ノエル:うーんと、パスタ!(リポーター爆笑)何を食べたか店員に聞かなかったんだ。モンキーボールなんかを食べたかどうかなんて知りたくないしな。分かる?でも食べたもの全部がチキンと魚のような味に思えたよ。だから何を食べたか分からないんだ。

道々であなたに気付く人はいました?

ノエル:外出するチャンスが無かったんだ。けれどもし誰も気付いてくれなかったら、寂しくてしょうがなかっただろうな!

最近何か良いショウは見ましたか?

ノエル:ああ、The Officeってドラマが好きでリッキー・ジャーヴェイスと仲良くなったんだ。俺は彼のミュージックビデオに1回出演したんだけど、出演したいと思ってそうしたわけじゃなくてさ。そのときはすごく酔ってたんだよ。

アークティック・モンキーズの人気をどう思いますか?

ノエル:「人気」とは言いたくないな。彼らのシングルは1番になった。それは俺らがしばらくの間出来なかったことなんだ。アークティック・モンキーズはすごいと思うよ。イギリスの音楽シーンに良いことをしたしね。彼らは素晴らしいし、新聞に変な事を書かれたこともない。人気はすぐに収まるかもしれないけど、あのひどいBabyshamblesよりはマシだな。もし彼らがいなかったら、いまいましいピート・ドハーティに失望したままだったよ。分かる?あいつはただのヤク中で自分のことばっかり考えてて、音楽もガラクタみたいなもんだ。そうそう、フランツ・フェルディナンドも同レベルだな!

今のエミネムについてどう思いますか?

ノエル:6年前、俺は「あいつは妻と子供のことについての歌詞しか書けないマヌケな奴だ」と思ってた。今聞かれたらこう答えるさ、「あいつは今でもマヌケだよ」ってな。

私たちは次のアルバムまで本当に長い間待たないといけないのでしょうか?

ノエル:俺たちは1年も一緒にいたんだぜ!一緒にいすぎだろ!今はスタジオに戻ることなんか想像したくないんだ。それは俺には苦痛なことだからね。音楽は好きだけど、その状況の中に自分自身を放り込みはしない。分かるかな。俺らはラッキーだよ。そんなに仕事に生きなくていいからね。俺の人生はすべてが仕事じゃないんだ。自分の時間を家族に費やすことが好きだし……だから4月にツアーが終わったら何ヶ月か休んでワールドカップを観戦したいな。それから悲惨なくらい寒い冬が来たら、多分またスタジオに戻るよ。そうだな、来年にレコーディングを始めて、その次の夏にはリリース出来ればいいな。

バンドが続いてることをどう思いますか?

ノエル:まず第一に、俺ら全員バンドが好きだ。次に、曲を作ることを楽しんでいる。何年も曲を作ってきたんだ。なんとかクールに見られるようにね(笑) 実際、ツアーがどれくらい良かったか言葉にできないよ。この年はいろんな所に行った。香港にも来れたしね。もし曲を作っていなかったら、何をすればいいのか分からないよ。俺は演技ができないし、絵も描けないし、本も書けないんだから!音楽は別として、俺らができるのはサッカー観戦とタバコを吸うことだけ。でもそれだけじゃ生計を立てれないだろ?今は曲作りから離れているだけなんだ。

セットリストを決めるとき、困ることは?

ノエル:ファッキン間抜けなリアムさ!。あいつは歌いたくない曲があるってことでぐちぐち文句ばっか言ってるんだ。で、俺は言うわけ、「これは最後のギグにやったのと同じセットリストだよ、このバカ!」ってね。ここ最近の2度のツアーはそれぞれ違うメンバーとやったから、演奏できる曲がちょっと限られててさ。もっとリハーサルに時間を費やすことはできたけど、やる気になれなかったんだ!

未だにDon’t Look Back In Angerを歌うと感動しますか?

ノエル:もしこの曲を再びレコーディングしても、今より良いのなんて出来ないさ。どうやって歌詞を書いたか分からないんだよ。朝5時に小便してたら、この曲が思いついたんだ!曲名さえどうやってつけたのか覚えてない。「怒りに任せて振り向くな」?なぜ?どうして?全然分からないよ。だからいつもこの曲を歌うときは、俺がこの歌詞を書いたとき一体何が起こっていたのか思いだそうとしてるんだ(笑)そう、この曲は俺にとって「Wonderwall」よりも重要な曲になるね。

Live Foreverはいつもあたなのお気に入りですか?

ノエル:そうだって言わないとな。なぜなら俺のお気に入りの曲は「The Masterplan」だって言ったら、リアムが怒るだろ?あいつはこの曲を歌ってないからな。だから「Live Forever」だ。新譜に入ってるのはどれも良い曲だけどファンは昔の曲のほうが好きだからなあ。たぶん俺が20代のときに書いた歌詞だからだろうな。ファンはきっと曲と自分自身を関連づけるんだ。

バンドをこれからどのように発展させたいですか?

ノエル:そうだな、今のメンバーを解雇して新しいメンバーを雇うってのはどうかな?(笑)。音楽的に言えば、方向性を転換しようとは思ってない。俺達は、ぶっ飛んだ実験的なことばかりやって時間を費やすタイプじゃないんだ。なぜってそんなことしても物事を台無しにするだけだから。みんなU2とCOLDPLAYとOASISはこの10年間での3大バンドっていうことを知っているだろ。それは良い曲を作って良い歌詞をつけてきたからなんだ。アークティック・モンキーズやレディオヘッドについても同じことがいえる。良い歌詞を書いてなかったら、とっくに消えてるさ!

Liam Gallagher - MILK - 2006

あなたもすっかりギターの魅力の虜みたいね。

リアム:弾きこなせてるとは思ってないけど、ベストは尽くすようにしてる。弾き始めて2,3年になるよ、でもステージで披露することはないと思う。俺の得意分野じゃないんだ。

でもギターを使って曲を書くことが多いんでしょう?次のアルバムでもあなたの曲を聴くことができるのかしら?

リアム:もちろんさ。未完成の曲がたくさんあるから。仕上げるにはもっと時間が必要だけどな。

「The Boy With The Blues」という曲を書いたと聞いてるんだけど、進行状況はどうなってるの?

リアム:ツアーが終わった後、レコーディングしてから発表する予定だよ。

でもEPにする予定はないんでしょう?

リアム:ああ、そうなの?それは知らなかったな、本当に?(インタビュアー:最近のインタビューでノエルがそう言ってました)マジで?うーん、なら俺にはどうすることもできねえな…。

ツアーの後、1年間休暇を取るんですって?

リアム:ああ…でもそんなに長くは取らないと思うぜ、6ヶ月くらいじゃないかな、で、また集まっていくつかデモをつくるんだ。来年にはニューアルバムを出したいな、そう長くも待ってらんねえし。

休暇は何を?

リアム:家でのんびりしたり、子供を公園に連れて行ったり、そんな感じさ。

ドキュメンタリー(Lord Don’t Slow Me Down)はどんな仕上がりなの?

リアム:マジで邪魔すんなって感じだった!ツアーの間中カメラにつけ回されるんだぜ?面白いところも少しはあるけど、あとはすげえ退屈だ!ぶらぶらバカやってる俺達を見たいやつなんているのかよ?バカらしい!

今のOASISは好き?

リアム:ああ、大好きだ。これまでで一番だな。

「Live Forever」はあなたの大好きな曲だと言ってましたが、今は?

リアム:今でも「Live Forever」だよ、最高だぜ!

レノン君はThe McFlyが好きだと言ってましたが、今は何を聴かせてるの?

リアム:なんでも聴かせてる、もちろんOASISもだ。でも最近はGorillazにはまりやがった!まあ、あいつの人生だから好きなようにやらせるさ。

将来自分の子供がバンドを組みたいといったら?

リアム:それもいいだろう、何でも好きなことをやらせるよ!

父親になってから変わった?

リアム:少しはな…でもそこまで劇的に変わったつもりはない。父親になったって実感はないんだ。でも責任とは何かがよりわかったように思うよ、子供の面倒を見なきゃいけないから。

今の方が、毎日を楽しんでるのかしら?

リアム:ああ、最高だぜ、全てが順調で幸せだ。

UKで好きなバンドは?

リアム:Kasabianは素晴らしいね。あいつらの全てが好きだ!イメージも音楽も、まさに俺の好みだよ。それとThe Arctic Monkeys。アルバムはまだだけど、何曲か聴いたんだ。良い音出してる。いつかライブを見に行きたいよ。

NMEアワーズで、OASISだけスーツを着てませんでしたね、なぜ?

リアム:学生じゃないんだぜ、どうして正装しなきゃいけねえんだ?学校に行くわけじゃないんだから、ネクタイつける必要なんてないだろ?くだらねえ音楽を持て囃したり、スーツ着けて間抜けな顔さらしたり。余計なことに時間を使いすぎだ。

OASISが他のバンドやミュージシャンとコラボレーションすることは?

リアム:ない。俺もやらない。

バンドを組もうとしてる人たちにアドバイスを。

リアム:好きなことをやって、やりたくないことはやるな。まずは行動に移せ、ゴールを見据えろ、周りで何が起ころうと自分を変えようなんて思うんじゃない。レコードを売りたいがために自分を安売りするな。そうすればいつか成功を掴めるだろ。

バンドをやめたいと考えたことは?

リアム:一度もない。自分の足で歩けるうちは、音楽こそ俺の天職だ。

昨夜の香港でのクルージングはどうだった?

リアム:楽しかった。いつまでも忘れないよ(頭を指差して)。最高。

ショーの後は何をしてるの?

リアム:ホテルに戻る。明日は子供へのみやげにおもちゃを買わないといけないからな。

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今回のインタビューの際、プロモーション担当の男性が、私のことをリアムに紹介しようとするより先に、リアムが「知ってるよ、前に会ったよな」と言ってくれた。そう、私は昨年の夏行われたフジロックフェスティバルの時にも、リアムにインタビューをしたのだ。

「まさか覚えててくれてるとは」と驚いて立ち尽くしていると、リアムは自分の記憶力を自慢し、「俺の頭にはゴミが詰まってるわけじゃねえんだ」と茶目っ気たっぷりに言ってみせた。

実はインタビューするまでが実に大変だったのだ。それというのも、彼のマネージャーやレコード会社から、スーパーロックスターを怒らせることが決してないよう再三の警告を受けたのだから。

しかし実際に会ったリアムはとても朗らかで、質問にも喜んで答えてくれた。
彼は周りが言うほど気難しい人間じゃない。もしくは父親になったことがなんらかの影響をリアムに与えたのかもしれない。

もちろん、有名な「態度のでかさ」はまだそこにある、しかしOASISが王者の地位に登りつめた今、その態度ですらとても自然なものに思えたのだった。

「Boy With The Blues」のことで、ノエルがインタビューで答えた事柄をリアムが知らなかった、という事実は、兄弟間のコミュニケーションが乏しいのではないかと思わせるものではある。それでも、二人は質問に対して同じような意見をもち、ステージ上では目を合わせようととしなくても、最高のステージを作り上げようという意気込みは同じなのだ。

ノエルが話してくれたように、二人の関係は、年齢を重ねて落ち着くにつれ、良い方向に向かっているようだ。

Liam Gallagher - BBC - 2005/07/01

オリジナルの記事はこちら。↓
http://www.bbc.co.uk/manchester/content/articles/2005/07/01/010705_liam_interview_feature.shtml

リアム・ギャラガーであることの重要性

インタビューを聞く。
※Realplayerが必要です。

マンチェスター・スタジアムでの3日間のギグを行うOASIS。そこでOASISのリードシンガー、リアム・ギャラガーに、「The Importance Of Being Idle」のビデオについて、そしてイギリスでもっともビッグなバンドにいること、良きパパでいること、「故郷」について、つまりは「リアムであることの重要性」(The Importance Of Being Liam)についてインタビューを行った。

ビデオのことについて聞いてもいい?私はまだ見てないんだけど、きっと素晴らしい出来なんでしょうね。

リアム:何を話せって言うんだよ。俺もまだ見てねえんだ。でも良い出来だとは聞いてるぜ。曲を生かすビデオにしたかった。この曲どこかひねくれてるだろ、だからいつものようにキメて歌うより、何か新しいことをしてみようってことになったんだ。ああやってバカみたいな服を着けて歌う曲ってことさ。次の曲ではちゃんと元に戻るつもりだけどな。

リス・エヴァンスが出演してるけど、どのようにして連絡を取ったの?

リアム:俺が頼んだんだ。ノエルは他のアホどもに頼もうとしてたけど、俺が「いや、リスがいい」って勧めたんだ。実際会ったら、やつもやる気になったみたいで。このビデオの主役はリスさ、大きな借りをつくったな。

この曲をシングルとしてリリースすることにしたのはなぜ?

リアム:ノエルが決めたからだよ。あいつ、金がねえんじゃねえの。いつか俺の曲もリリースしてやるぜ!(リリースした理由は)わからねえな、シングルにしてもいいくらい良い曲だと思ったんだろ。

マンチェスターでのギグは楽しみ?

リアム:楽しみだよ、これから起こること全てが楽しみだぜ。今は何もかも最高だ、逆にこれから悪いことが起こらないように願うばかりだな!

G8のことはどう思う?

リアム:それについちゃ何も知らねえんだ。その時俺達はアメリカにいたからな。いろんなバンドが参加したんだろ、俺達も行きたかったよ、もしスケジュールにアメリカ行きが入ってなかったら、絶対参加してた。

あなたにとって、今でもマンチェスターは故郷と言えますか?

リアム:マンチェスターはいつでも俺の故郷だ。家はロンドンで、俺の子供もロンドン育ち、仕事をするのもロンドンだけど、故郷はマンチェスターさ。友達がいるのもあっちだしな。でも俺が住んでた時とはだいぶ変わったよな、きれいになって都会化してる。

今夜お母様はいらっしゃるの?

リアム:ああ、来るよ。今会場の前でチケットやTシャツを売ってるぜ、あと、ドラッグなんかも押し売りしたりして。ハシシやコカインなんかを大量にな(笑)。

ドラッグを売るのが上手なのかしら?

リアム:たぶんね。何でも出来るから(笑)。

ツアーは大変ですね。ジーン君が恋しい?それとも彼もあなたと一緒に回ってるの?

リアム:アメリカには来てたよ。日本は遠すぎるから来てなかったと思う。でもほとんどのツアー中俺達と一緒にいるんだ、レノンもね。出来るだけ一緒にいるようにしてる。でも学校があるとなかなか都合がつかねえからな。信じられないだろうが、二人とも学校をサボったことが無いんだぜ!

あなたは父親として厳しいの?

リアム:いや、言うときは言うけど理不尽なことはしない。好き勝手もさせてないし、甘やかしたり生意気にもさせてない。二人とも小さなロックスターで少々リッチなだけだろ、自分のことくらいちゃんとわかってるさ。

大きくなったら何になってほしい?

リアム:それはあいつら次第だよ。でもバンドを組んでほしいな、だってこの世で一番良い仕事だろ。音楽を作ることと比較できるものなんてねえよ。

ニューアルバムの高評価には満足してる?

リアム:みんなに気に入ってもらえれば嬉しいし、バンドのことをほめてもらったらさらに嬉しいね。もうOASISをけなすのは時代遅れ、聞いててつまらねえだろ。俺達はどうせくそったれの集まりだし、イングランドが生んだ最高のバンドだし、大勢のファンもいる。そして将来についての悩みなんてのも何も無い。だから俺達は最高なんだ。だからみんなもっと思うがままに俺達を称えろよ。けなすんじゃなくてさ、そういうやつらって見てて馬鹿みたいだぜ。12年前と同じように活動してるバンドなんて他にいないだろう。OASISは他のバンドとは違うんだ、特別さ。

ツアーは上手くいってる?

リアム:このツアーはすごいぜ。たった一つの問題はノエルが下痢してることだな。それはさておき、俺達は危機を脱したと思うんだ。前のツアーでは、歯を折ったり事故ったりしてただろ。あの頃と比べたら全て順調さ、それが気にいらねえってやつもいるだろうが、言いたきゃ言っとけって感じさ。

Gem & Andy - DW World - 2005/11/10

オリジナルの記事はこちら。↓
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,1772337,00.html

我々DW-WORLDはデュッセルドルフでのライブ直前に、ゲムとアンディにインタビューをする機会を幸運にも得ることが出来た。ギャラガー兄弟とのツアーはどういうものなのか聞いてみた。

ベースのアンディ・ベルとギターのゲム・アーチャーは、5年前、OASISのオリジナルメンバー2人が抜けた際に、OASISに加入した。それから彼らは2枚のアルバムを作り上げ、ワールドツアーでは数え切れないギグをこなしている。OASISという、イングランドで最も有名で興奮の渦にあるバンドのメンバーとして。

2000年からOASISのメンバーとなりましたね。現在までバンドはどのように変化してきた?

アンディ:「OASIS」という船はこれまでより安定して走行するようになったね。入ったばかりの何回かのギグはまさにカオスだったから。

ゲム:年を重ねて賢くなったんだよ…そしてドラマーも代わった。これは本当に大きな変化だと思う。でもそういう変化なら今この瞬間だって起こってるんだ。

アラン・ホワイトがバンドを離れた時、「どうすればいいんだ」と思いませんでした?

アンディ:それはノエルが一時バンドから出て行ったときにも思ったよ。バンドに入ったばかりの時だったから。ノエルはリアムと凄い喧嘩をして、ツアーの途中で2ヶ月もバンドから離れたんだ。あの時も混乱したけど、アランが辞めた時、あれは長い休暇の後に始めたツアーの途中だったから、まさに何がなんだか分からなかったな。

それでもOASISに入ったことを後悔はしなかった?

ゲム:しないよ、全く。OASISを知ってる人なら、このバンドに「カオス」が常だってことはわかるだろ?それにマネージャーのマーカスが、OASISに入る時に言ってくれたことを覚えてるんだ、「OASISでの1ヶ月は他のバンドの1年に値する」ってね。今でもそうだよ。

アンディ:ほら、5年しかいないのに20歳は年取ってるだろ?

最近のOASISは、ノエル以外のメンバーも曲を書くようになって、みんなが協力して活動してる感じですね。そういう状態は自然に出来上がったものなの?それともノエルがミーティングを開いて、「さてみんな、俺を救ってくれないか?」って感じ?

アンディ:ミーティングなんてしないよ!するのは本当に危機的な状況のときだけさ。もっとこう、自然にこうなったんだ。

ゲム:僕たちが入る前のOASISがどうだったか知らないから、比べることは出来ないけど、進化したとはいえると思う。今はスタジオに入って、デモを仕上げたり、サウンドチェックでどういう風にしたいか話し合ったりするんだ。きっと以前はもっとバンドの意見を押し通す感じだったんじゃないかな。

アンディ:きっと僕たちがOASISに入れたのは、そこに僕たちの音楽が入り込む隙間ができたからだと思うんだ。ノエルが瞬間的に曲を作ってしまうような時期だったら、そんな隙間なんてなかったと思うよ。

ゲム:以前のノエルは過激だったからね。リアムはいつもパブにいたし。リアムはバンドの作曲をノエルに全部任せてたから、ノエルは責任を感じてたんだ。

アンディ:そして隙間を最初に作ったのは、そのリアムが曲を書き始めた時だ。それで、たぶんノエルは「俺の曲以外にもいれても良いかもな」って思って、その後僕たちをOASISに入れたんだ。

2枚のアルバムでは二人とも曲を提供してます。選曲の際にもっとあなたたちの曲が入る可能性はあったの?あなた達自身がそれを歌うことはある?

ゲム:それはないと思うな。リアムとノエルがOASISのシンガーだから。

でも二人とも前のバンドでは歌ってたでしょう…。

ゲム:歌うのは楽しかったけど、僕にとってOASISは彼らの声ありきなんだよ。

アンディ:ありえない話だな。もし僕が歌うことになったら、やめるよ。

アンディ、「Don’t Believe The Truth」に入ってる「Keep The Dream Alive」は、ツアー中の孤独を歌ってるように思うんです。ツアーは今でも楽しい?

アンディ:あの曲はドイツのフットボールチームについて書いたんだけど…

ゲム:ツアーは楽しいに決まってるよ。ただ子供に会いたくて仕方なくなるけどね。それでも子供達には、ツアーはしなきゃいけないことなんだって説明してるんだ。何をしてようが、いつでも心は側にあるよってね。もしツアーに興奮できなくなったら、バンドはもう辞めたほうがいいってことだよ。

OASISとしてツアーするのは、前のバンドとは違いますか?

ゲム:かなりね。でも僕たちはOASISの昔のこともよく聞いてる。彼らの浮き沈みや、1stアルバムが発売されたときのこと、ボーンヘッドがバンを運転したり、アンプの上で寝起きしたり。だからどういう感じかは経験する前からわかってたよ。

アンディ:前のバンドでツアーしてた時は、自分達のツアーの仕方と、U2や他のバンドのそれとは、違うのかいつも気にしてたんだ。彼らはいつも何してるんだろう?ってね。でも他のビッグバンドの習慣を真似してみたって、結局は大きな旅行バスに詰め込まれての生活と根本的には変わりないってことに気づいたんだ。ただ、会場が大きくて、たくさんの観客がいて。でも僕たちはといえば、楽屋にメンバーと一緒に座ってるだけなんだ。

では、今のエアーコンディショナー付の豪華なバスも旅行バスも同じようなものだと。

アンディ:今でも朝の3時に目が覚めると、まるで大麻の吸い端が口の中に残ってるような気分だし、バスから降りて、6時間後には出なきゃいけない部屋をバッグを引きずりながら探して…それでも楽しいことに変わりは無いよ。文句は言わないさ。

Liam & Gem - Vh1.com - 2005/07/06

オアシスは新作アルバムを出したよね、どうして今の時期を選んだの?

リアム:ローンも払わなきゃいけないし、家族もいるだろ。その他もろもろさ。

創作意欲がわいたんじゃなくて?

リアム:そんなくだらねえもんじゃねえよ。そういうのは他のバンドのために残してやってるんだ。

あなたは、かつてセックスやドラッグ、ロックンロールな生き方を体現してると言われてたけど、もうやめたの?

リアム:そうだな。セックスはするよ。でも二コル以外とはしない。わかるよな?ドラッグ?ハイになるのはやめられないから、やるかも。ロックンロール.....俺は今でもそういう生き方してるし、ロックンロールには常に刺激されてる。それは変わらないさ。ていうか俺に言わせれば、ロックンロールバンドをやりながらセックスとかドラッグしたことが無いって奴の方が、おかしいぜ。

ColdplayがUKチャートでOASISから1位の座を奪いましたが、どう思います?

リアム:別になんとも。仕方ねえだろ?あいつらは3rdアルバムを出した今が絶頂なんだよ。だからこの後どうなるかわかるよな?それだけのことさ。

The Killers があなたたちに影響を受けたと公言してますが。

リアム:誰だ、The Killersって?そりゃ、良いこといわれて悪い気はしないけどさ。ただそいつら、口に出すことには気をつけたほうがいいな。

今までで行った場所で一番違和感を感じた場所は?

リアム;女子トイレ。

OASISのファンはどんな感じ?

リアム:幸運な奴らだよ。いや、俺に言わせればただの変人かも。だって俺達見に来るんだぜ?イカれてるけど良い連中だね。変人だけど、悪い変人、頭のおかしい変人じゃなくて、良い変人だ。

ゲム:趣味も良いしね。

リアム:そこそこだな。

アメリカとイギリスで、ファンに違いはある?

リアム:昨日の夜にわかったぜ、イギリスのファンは俺が知ってる中で最高にイカれてる。昨日シカゴでギグやったんだけどさ、アメリカのファンはただそこに突っ立ってるだけ、それはそれでいいんだけど、会場にはビールが無いんだぜ!

ゲム:ファンがしらふなんて、イギリスじゃありえないからね。

リアム:飲めないもんだから、みんなただ突っ立ってるだけだ。でも楽しんではいたよ。イギリスでは俺達のギグはフットボールの試合みたいなものだし、それでいいんだ。そうだろ?イギリスのファンはその雰囲気を楽しんでるんだ。

「Lyla」のビデオクリップのアイディアを出したのは誰です?

ゲム:僕じゃないよ。あのビデオは嫌いだな。ばかげてるよ。顔を隠したくなる。

リアム:俺達がやろうとしてたことは、あんな大勢の異常な奴らとのロックンロールサーカスじゃない。あいつらは国外追放されるべきだな。俺達自体は良い感じで映ってたけどさ、でもステージ上に人とか変ながらくたがありすぎたんだよ。俺達はもちろん最高だった。ビデオなんて、演奏してる俺達が出ればそれでいいだろ。もしだぜ、演技しろとか言われたら、俺達は抜ける。論外だね。もし俺がバンドを見ている子供だったら、バンドのそんな姿見たくない。演奏しているのを見たいんだよ。The WhoやThe Beatlesのビデオを見てみろよ。演奏だけだぜ。エキストラの連中やがらくた、おかしな帽子なんて出てこないだろ。

どのように曲を書くの?

リアム:思いついたら、かく。ただの思いつきさ、でも途中で止まっちまってそしたらゲムが助けてくれる。時々そういう手助けが必要なんだ。

「こんな曲を書きたい」という曲はある?

リアム:たくさんあるけど、フリートウッド・マックの「Man of the World」。女性が加わる前のピーター・グリーンズ・フリートウッド・マックのことだ。ああいう曲をかきたいね。

最近喧嘩に勝ったことは?

リアム:良い質問だ。けんかに勝ったことは一度も無い。俺はいつも頭突きをくらわすだけだからな。実を言うと、けんか自体したこと無いね。だってよ、ただ混乱を招くだけだろ。口喧嘩ならいつでも勝ってるけど。

この次の予定や、目標は?

リアム:曲を作り続けて、たまには才能を使ってすばらしいものを作るってことが目標。次はすごいものができそうなんだ、驚くほど良い曲を作って、俺達だけじゃなくて誰もが感動することになると思う。でももしかしたらそこまで達せないかもしれない。単なる良い曲に終わるかもしれないけど、それでもそれが俺達のゴールなんだよ。ただただクソ素晴らしい曲を作ろうとすることがね。
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