これまでに、明るくて友好的なOASISを見たことがあるだろうか?ある?それならきっとあなたは幸運だ。そして私達も幸運なことにそんなOASISに会うことができた。先週、英国の最大ロックバンド、OASISのリーダーであるノエル・ギャラガーと話をすることができた。インタビューの間中、楽しそうでお喋りなノエルには驚いた。とはいえ、一言の文の間でFワードを頻繁に使っていることに変わりはなかったのだが。ノエルは少しもイラつく様子を見せず、また、顔をしかめたり我々のことを凝視することもなく、全ての質問についてじっくりと話してくれたのだ。よかった!
一方、リアムは騒ぎを引き起こすことなく偉大なボーカルとして公演したことだけでなく、これまでには見たことのないスワローイングトリックの妙技まで披露してくれた。OASISの素晴らしい面にここまで接することが出来たことは「幸運」以上の良い言葉は思い浮かばない。
また香港に来てどんな気持ちですか?
ノエル:それが思い出せないんだよ。だから分からない。そうだな、俺らは昨日の晩クルージングをしたんだけど、そのとき見た街はすごく良かったよ。今までのニューヨークよりもね。
昨晩は楽しめましたか?
ノエル:ああ、中華レストランに行ったんだけどあそこはめちゃくちゃ良かった!最後は中華独特の食べ物を食べたんだ!
何を食べたんですか?
ノエル:うーんと、パスタ!(リポーター爆笑)何を食べたか店員に聞かなかったんだ。モンキーボールなんかを食べたかどうかなんて知りたくないしな。分かる?でも食べたもの全部がチキンと魚のような味に思えたよ。だから何を食べたか分からないんだ。
道々であなたに気付く人はいました?
ノエル:外出するチャンスが無かったんだ。けれどもし誰も気付いてくれなかったら、寂しくてしょうがなかっただろうな!
最近何か良いショウは見ましたか?
ノエル:ああ、The Officeってドラマが好きでリッキー・ジャーヴェイスと仲良くなったんだ。俺は彼のミュージックビデオに1回出演したんだけど、出演したいと思ってそうしたわけじゃなくてさ。そのときはすごく酔ってたんだよ。
アークティック・モンキーズの人気をどう思いますか?
ノエル:「人気」とは言いたくないな。彼らのシングルは1番になった。それは俺らがしばらくの間出来なかったことなんだ。アークティック・モンキーズはすごいと思うよ。イギリスの音楽シーンに良いことをしたしね。彼らは素晴らしいし、新聞に変な事を書かれたこともない。人気はすぐに収まるかもしれないけど、あのひどいBabyshamblesよりはマシだな。もし彼らがいなかったら、いまいましいピート・ドハーティに失望したままだったよ。分かる?あいつはただのヤク中で自分のことばっかり考えてて、音楽もガラクタみたいなもんだ。そうそう、フランツ・フェルディナンドも同レベルだな!
今のエミネムについてどう思いますか?
ノエル:6年前、俺は「あいつは妻と子供のことについての歌詞しか書けないマヌケな奴だ」と思ってた。今聞かれたらこう答えるさ、「あいつは今でもマヌケだよ」ってな。
私たちは次のアルバムまで本当に長い間待たないといけないのでしょうか?
ノエル:俺たちは1年も一緒にいたんだぜ!一緒にいすぎだろ!今はスタジオに戻ることなんか想像したくないんだ。それは俺には苦痛なことだからね。音楽は好きだけど、その状況の中に自分自身を放り込みはしない。分かるかな。俺らはラッキーだよ。そんなに仕事に生きなくていいからね。俺の人生はすべてが仕事じゃないんだ。自分の時間を家族に費やすことが好きだし……だから4月にツアーが終わったら何ヶ月か休んでワールドカップを観戦したいな。それから悲惨なくらい寒い冬が来たら、多分またスタジオに戻るよ。そうだな、来年にレコーディングを始めて、その次の夏にはリリース出来ればいいな。
バンドが続いてることをどう思いますか?
ノエル:まず第一に、俺ら全員バンドが好きだ。次に、曲を作ることを楽しんでいる。何年も曲を作ってきたんだ。なんとかクールに見られるようにね(笑) 実際、ツアーがどれくらい良かったか言葉にできないよ。この年はいろんな所に行った。香港にも来れたしね。もし曲を作っていなかったら、何をすればいいのか分からないよ。俺は演技ができないし、絵も描けないし、本も書けないんだから!音楽は別として、俺らができるのはサッカー観戦とタバコを吸うことだけ。でもそれだけじゃ生計を立てれないだろ?今は曲作りから離れているだけなんだ。
セットリストを決めるとき、困ることは?
ノエル:ファッキン間抜けなリアムさ!。あいつは歌いたくない曲があるってことでぐちぐち文句ばっか言ってるんだ。で、俺は言うわけ、「これは最後のギグにやったのと同じセットリストだよ、このバカ!」ってね。ここ最近の2度のツアーはそれぞれ違うメンバーとやったから、演奏できる曲がちょっと限られててさ。もっとリハーサルに時間を費やすことはできたけど、やる気になれなかったんだ!
未だにDon’t Look Back In Angerを歌うと感動しますか?
ノエル:もしこの曲を再びレコーディングしても、今より良いのなんて出来ないさ。どうやって歌詞を書いたか分からないんだよ。朝5時に小便してたら、この曲が思いついたんだ!曲名さえどうやってつけたのか覚えてない。「怒りに任せて振り向くな」?なぜ?どうして?全然分からないよ。だからいつもこの曲を歌うときは、俺がこの歌詞を書いたとき一体何が起こっていたのか思いだそうとしてるんだ(笑)そう、この曲は俺にとって「Wonderwall」よりも重要な曲になるね。
Live Foreverはいつもあたなのお気に入りですか?
ノエル:そうだって言わないとな。なぜなら俺のお気に入りの曲は「The Masterplan」だって言ったら、リアムが怒るだろ?あいつはこの曲を歌ってないからな。だから「Live Forever」だ。新譜に入ってるのはどれも良い曲だけどファンは昔の曲のほうが好きだからなあ。たぶん俺が20代のときに書いた歌詞だからだろうな。ファンはきっと曲と自分自身を関連づけるんだ。
バンドをこれからどのように発展させたいですか?
ノエル:そうだな、今のメンバーを解雇して新しいメンバーを雇うってのはどうかな?(笑)。音楽的に言えば、方向性を転換しようとは思ってない。俺達は、ぶっ飛んだ実験的なことばかりやって時間を費やすタイプじゃないんだ。なぜってそんなことしても物事を台無しにするだけだから。みんなU2とCOLDPLAYとOASISはこの10年間での3大バンドっていうことを知っているだろ。それは良い曲を作って良い歌詞をつけてきたからなんだ。アークティック・モンキーズやレディオヘッドについても同じことがいえる。良い歌詞を書いてなかったら、とっくに消えてるさ!
