[2009/03/19]
それで、ひどいギグだった。リングにも錆はつくってことか(実際に俺のリングに錆がついてるわけじゃないぞ、わかるよな!)。どうだか。俺にとっては3回 連続の失敗だ - 先週のBBC Radio1も数に入れると。なんだか不安になってきた。誰もそこまで気にかけてねえみたいだけどな、たぶん俺だけだ。

ギグの後は特に何もなく。みんな少し眠た気。ってのは冗談さ、この国で眠れるわけがない。どうかしてる。日本人が面白いもんをとどまることなく発明し続けるのも納得がいくね。誰も眠らないんだ。とにかく何かしてないと気が済まないらしい。

今は新幹線に乗ってる。そのまま未来にでも突っ込んでいきそうな速さだな。東京最高。ファンも最高。ヤバさは相当のもんだぜ。

さてと・・・ここらでいいか。じゃあな。

[2009/03/18]
さてと、みんな元気かい?答えはいらないぞ、ただの社交辞令だから。

今は日本にいる。俺は日本人がたまらなく好きなんだ。みんなもそうだろ?ほんと好きにならずにはいられねえんだよな。

今朝タクシーから放っぽり出された。ってのが俺の印象。何て言えばいいかな。怒鳴られて指突きつけられたもんだから、「とっとと俺のタクシーから降りな、欧米野郎が!」っていう万国共通のメッセージを受けとったってところさ。

今夜のギグには時差ぼけの影響が出ると思う。今の時点でお手上げだ。大丈夫。俺にはヨークシャーティー・バッグがある、白状するよ、40歳の北部人にとってはこれだけが頼りなんだ。

[2009/03/04]
ようやくツアーが終わるとは、ありがたいこった。この休みを待ち望んでたんだよ。実を言うと、うんざりし始めてたんでね!

昨夜のパリのギグのことは謝る。最悪の混乱ぶりだったよな。ギグを2回も中断したんだぜ!!技術上の問題さ、わかるだろ?どうしようもなかったんだ。Glasvegasと数日しか出来なかったのは残念だった。気の良い連中だったよ。音楽も良い。魂に響く、そうだろ?

今はアイリー・ナンシー* 訳注と一緒にユーロスターに乗ってるところ。ちょっとだらけた感じ(彼女じゃなくて俺がね、彼女はもちろん最高さ)。

さて、ここからはなはだしく間違って引用されることが予想されるわけだが(来週Q Magazineからインタビューを受けるから確実だな) - 中国だよ!ったく、共産主義の連中ってのは昔のことをよく覚えてると思わないか?12年前に参加した問題のギグなんて、俺は覚えてすらないってのに。なあ いいだろ、やらせてくれよ。

* 訳注 サラのこと。

[2009/03/01]
例のテレビ番組は凄かった。2000人のオーディエンスだ!2000人!! どうかしてる。ジェニファー・アニストン、オーウェン・ウィルソン、ダフィーなど最高のスーパースター達、そして世界の愛するドイツ人、ボリス・ベッカー とも共演だ!!どう進行したのかはよくわからない、みんなドイツ語だからさ、な?賭けに負けたレイチェルは、犬のビスケットを食う羽目になったってことは わかったぞ!あとフットボールシューズを舐めるだけで違いがわかる子供ってのも出てたぜ!?ざあまみろ、アント&デック。エンターテイメントは死んだと 言ったのはどこのどいつだ?ドイツじゃちゃんと元気でやってるぞ。俺達がよく見る前にレイチェルはとんずらしちまった。オーウェン・ウィルソンはビールを 飲みつつ喋ってたけど。良いやつだな。本当に現実に存在する人間なんだとよくわかる喋りっぷりだったよ。

でも俺にとってその日のハイライトは、何と言ってもミスター・アル=ファイドのシューズが戻ってきたことさ!どこからともなく現れたんだ、不意を突いて、 俺の目を盗んで。面目なくて家に帰ってたんだろうな - そりゃねえか。それで今こうしてる間も空港まで俺達を追ってきてる最中ってわけだ。今はチューリッヒに向かうところ。

スイス?世界一奇妙な国?頭にいれとけよ。

[2009/02/28]
デュッセルドルフにまた戻ってきたなんて信じられるか!先月だけで3回は来たぞ。テレビ番組に出演するんだ。司会者がなんて名前かは知らないが、ドイツのデイヴィッド・レターマンと呼ばれてるらしい(そんなやつが存在するなら)!

Free Peaceとはお別れだ、残念だね。素晴らしかった。良い連中だ。一方、Glasvegasと対面だ、最高だね。どんなバンドなのか知る良い機会になるだろう。

このツアーももう少しで終わり。1週間のオフがほしいな。髪も切って。ちょっとは健康に良さそうなものを食べて。24時間しらふでいよう。残るギグはあと2つ。チューリッヒとパリだ。

明るい話題を一つ、Mighty-I* 訳注がもう走れるようになったらしい!人生がらりと変わるもんだ。

* 訳注ドノヴァンのこと。

[2009/02/26]
さて、さて、さて - このしょうもないテキストメッセージが「受勝」しただって?はっ、なんたる皮肉! 俺がコンピュータの周囲10フィート以内に近づいたこともなく、ましてやあの忌々しいものを持ってすらいないことを考えれば、アイリー・ナンシーは予想以 上に俺の日記を楽しんでるみたいだな。

Best Dressedには選ばれなかった。Hero Of The Yearには絶対的にミスター・オバマの方がふさわしいよな。まあ結局、気にするほどでもない賞だと思うけど。

投票してくれたみんな、改めてありがとう。

[2009/02/25]
さて。どこにいたって?イタリアのボルツァーノだけど、元はオーストリアだった地域だからみんなドイツ語を話すんだ!!ワールドカップの時、面倒なことになるんじゃないか?

最近はアジアからのインタビュー依頼が多い。電話でね。俺は電話で喋るのが嫌いなんだ、インタビューの内容に関わらず。そうそう、香港の女性インタビュ アーが、60年代の香港音楽事情に俺があまりに詳しいんでびっくりしてた。Teddy Robin And The Playboys - 「Magic Colours」って曲 - は、すげえぞ!いつかカバーしてヒット曲に仕立てあげてやろう。

中国のジャーナリストから「来る中国ツアーに先駆けて、中国のファンにメッセージはありますか?」と、聞かれた。

「うーん・・・別に」
「何も?言いたいことはないの?」
「『気をつけろ、OASISがやってくる』とだけ伝えてくれ」
「OK」。続けて、彼女はこう言った。「『片付けろ』と伝えとくわ!* 訳注①」。

昨夜、イタリアを後にしてフローレンスへ。ショーの前、トール・スクラッチとシュラウド* 訳注②の会話を耳に挟む。

トール・スクラッチ:今夜のギグは「脱ぎ」で行こうと思うんだ。
シュラウド:へえ?どうして?
トール・スクラッチ:どんな感じか試してみたくて。
俺:((?!?!?!?!?)

俺も、自由な生き方ってのをちょっとは理解できるつもりでいたが・・でもギグをノーパンでやるだと?!おいおい!?結局最後はそこってことか?「別の次元」行きだぞ、控えめに言ってもカール・バラットみたいだし・・・(続く)。

ラジオでギグを聴いたみんなには、俺から謝っておこう。ちょっとひどかったよな。放送の最後にイタリア語がごちゃごちゃ入ったのはまずかった。それでも、イタリアのファンはマジで最高だぜ。できることならまた、ウェンブリーで会おう。イタリア最高!!

今日はNMEアワード。俺達はベストバンドに選ばれた。投票してくれたみんな、ありがとう。実は俺が本当に狙ってたのはBest dressedだ。ロミオの悔しがる顔が見たかったなあ。

今日はほとんど、オーストリアのウィーンにいる。夜はオフだ。クルーと一緒にアイリッシュバーに行って、レアル・マドリードがリバプールに思い知らせてくれる瞬間を見れたらと思ってる。

ところで、スクラッチは下着のことを話してたんじゃあないらしい、やつはどうやら・・・耳栓について話してたんだ!!耳栓を外してステージに出ようって意味だったのさ!ふうー!!一瞬俺は・・・いや、実際考えてみると、どっちがひどいかわからねえよな。ノーパンでギグをしてるやつと、耳栓をつけてギグをするやつとではさ!

ファッキン取り急ぎ。

* 訳注① 「watch out」を「wash out」と、聞き間違えている。
* 訳注② トール・スクラッチはアンディ、シュラウドは、キーボードのジェイのこと。ちなみに、ロミオはリアムである。

[2009/02/23]
昨日は頭が痛くて一日中ベッドにいた。なぜか知らんがMTVのヨーロピアンTop10を見る。クソ、最悪だ。レオナ・ルイスがSnow Patrolをカバー?ううっ!Kings Of LeonがU2をやる?ううっ!The Killersが仮装する?ううっ!レディ・ガガ?(年がばれるかもしれないが、レディ・ガガって誰だ?)。あの番組のせいで歯が痛くなったぜ!俺の歯が!!

Sunday Timesのインタビューは楽しかった。インタビュアーが面白くて。ジャーナリストでは稀なんだぞ。

今もベニスにいる。もうすぐ出発。どこに向かうのかマジでわからない。まだイタリアを回るのか?そうだといいな。ここのファンとのギグは最高だ。

「あの靴」はどうなったかだって?できるだけすぐ報告するよ。

[2009/02/21]
ローマ最高!! すげえギグだ。これまでのベストだな。歓声、歓声、歓声!!

今日はベニスで朝を迎えた。6時45分。ホテルに行くにはボートを使わなきゃならない。その「道」を通って川を横切ると、霧の中から毛羽立ったテニスボールみたいな太陽が顔をのぞかせた。なんて美しい一日のスタートだろう。

今日はSunday Timesのインタビューを受ける。トニー・ブレアの話になるまでどれくらいかかるかな?30分、くらいか。

明日はここで1日オフ。酒を飲んでからあのボートに乗るってのも面白そうだ。モハメド・アル=ファイドのシューズが濡れちまうか?それもあとで教えるよ。

[2009/02/20]
チャオ* 訳注

ローマにいる。また来ることができて嬉しい。この街がどんなに大好きだったか忘れてたよ。ほんと、目の保養だ、騒々しいけどな。ここの連中はみんなファッキンクラクションを鳴らすためにでも生まれてきたのか、でなけりゃ何だ?

昨夜はマン・シティの試合を見た。ゲーム終了直前にはぶっ飛んだね。かわいそうなスパーキー。選手の何人かはボーっとしてやがった。まあ、アウェーで2-2ってのは悪い成績じゃないよな。

ホテルでスカイ・ニュースが放送されていたから、ブリット・アワードの再放送をずっと見てた。すげえよな、チーズが匂ってくるほどだったぜ。

ギグにうってつけの夜だ。俺の記憶が正しければ、前はここで最悪のギグをやったんだっけ。ちょっとした暴動すらあったかもしれねえな!

これくらいにしておこう。今モハメド・アル=ファイドのシューズが届いたんだ。

* 訳注 イタリア語で「やあ!」を意味する。

[2009/02/18]
悪いなみんな。お前らのことすっかり忘れてたぜ!

さて - 何かあったかって?

そうだなあ、まずリスボンに行っただろ。バルセロナとマドリードの上を行くギグなんてありえないと思ってたが - 俺は間違ってたみたいだ。リスボンのギグはこれまでのツアーの中でも大満足のものになった。ベストと言ってもいいだろう。みんな大声で大合唱さ。

その後、ディスクジョッキーとサイケデリック・ロック・ミュージックの特訓。俺、DJやってみるべきだと思うんだよな。絶対上手いぜ。

ホセ・モウリーニョへの愛のメッセージを残して、リスボンを後にする。イングランドには彼が本当に必要なんだ。願わくはマン・シティに。

昨夜はツールーズにいた(フランスの町さ、この日記を読んでるだろうDaily Starの方々)。フランスのファンは、ラテンの従兄弟達よりもう少しリラックスした雰囲気だった。静かなギグ。

そしてバスの中で「スカーフェイス」を見る。ふと気が付いたんだが、あの「90年代」以来この映画を見たのはこれが初めてだった。政治亡命者トニー・モン タナの真似をすることなくじっくりと見たのもね。(誓ってもいいが俺はあの主人公を理解できたことは一度もない)。名作ではあるけどな。

このテキストはマルセイユから書いてる(これまたフランス)。今夜ギグをして、それから俺達の心のふるさとイタリアに向かうんだ。

[2009/02/15]
さてと。ふう!バルセロナでは最高のギグが出来た。そして最高の夜。Free Peaceもよくやってくれてる。Tuff Leviが現れた。いくつか新曲を聴かせてくれたんだ。最初の2,3曲までは良いノリで聴いてたんだけど、だんだんアホらしくなってね。だって20曲連続 で聴かされたんだぜ!どれも良い出来ではあったけどさ。

スウェーデンの仲間が同じ街にやってきてた(みんなDJだ)。ギグの後、俺、プロフェット、ロミオ、レヴィ、その他もろもろ連れ立って、連中がプレイしていたディスコへ。楽しかったよ。俺の記憶が正しければ(なわけない!)。

今はリスボンにいる。ここのことはよく知らないんだ。あまりツアーで回らないだろ。回ってるか?わかんねえ。

それにしても今日は良い天気だ。

取り急ぎ。

ノエル・ギャラガー。

* 訳注 プロフェットはゲム、ロミオはリアムのこと。

[2009/02/13]
オラ。*訳注

昨夜のギグは素晴らしかった。1週間のオフでちょっと腕がなまってたが、それでもギグは最高。もしかしたらこれまでで一番盛り上がった観客かも。

Free Peaceも見事。エレキギターを弾いてるやつはぶっ飛んでるぜ、ピックを使わないんだ!!俺も音楽に関しては少しうるさいつもりだが、それにしてもすごかったね。

今日はバルセロナでオフだ。Tuff Leviと一緒に夜通し遊ぶことに。色々起きそうだな。

これから48時間、俺はゲームから抜ける。また会う日まで。

「俺達が言いたいのは、Free Peaceにチャンスをってことだ」。

+訳注 スペイン語で「やあ」。

[2009/02/12]
マドリードにいる。太陽が出て暖かいぞ!暖かい!!

リバプール出身のバンドが新たに俺達のツアーに参加してる。Free Peaceってのが連中の名前。得意分野はヘヴィなR&Bだ。「B」が強いかな。

ツアーが楽しみ。まあ、俺の場合始まるたびに言ってるんだけど。

そういえば、ここはマジで暖かいんだ!(もう言った?)

アスタ・ルエゴ。

[2009/02/04]
さて、これでひとまず終わりだな。1週間のオフ。この休みは辛いものになりそうだ。冬真っ只中のヨーロッパは、マジで最悪だもんな。次からは休みの挟み方を考え直そう。

楽しかった、特にミランはね。若者達の熱狂ぶりには圧倒されたぜ。ミラノ最高。。アムステルダムにも行ったな。結局どこのどいつがポートワインを飲んだのかわからずじまいだ!

ところで、もうすぐ素敵なレコードが発売されるぞ。俺が散々アピールしたAmorphous Androgynousを覚えてるか?彼らが「Falling Down」に「Monstrous Psychedelic Bubble」色をつけてミックスしてくれたんだ。22分間のリミックス。もう一度言うぞ。22分間だ!!これを読んでる連中の50%は、曲の長さもへったくれもないんだろうが、残りのお前ら、この凄さを分かってくれるよな。驚くべき仕上がり。歴史に残ると言ってもいい。あらゆる賛辞を送るにふさわしいね。

さあ、このくらいにしておこう。休みの始まりだ。