リアム・ギャラガーがこの記事を直に読むことはないだろう。なぜなら彼は、ロンドンはアビーロードスタジオで、2008年発売予定の7thアルバムをレコーディングするのに多忙な毎日を送っているのだ。今日から1週間前、彼は最初の歌入れを始めたのだという。進み具合はというと「超余裕。後は悪いことが起きないよう祈るばかりだな」と、リアムは我々に話してくれた。

さらにこの記事を読めない理由?

もしあなたがOASISを、そしてその中央に仁王立ちする髪をきれいにセットした青い目のマンキュニアンを知っているのなら、答えは簡単だ。リアムはコンピューターやインターネットマニアではないのである。2週間前にダウンロードオンリーで発売されたニューシングル「Lord Don’t Slow Me Down」だが、リアムはというと、あまり発売過程にたずさわらなかったらしい。その他に、今回のQ&Aで知りえたことは、彼がeBayのファンだということ、ビートルズが幽霊として現れたという話の真実、ロックンロールなパパでいることとは?そしてセリーヌ・ディオンがもしOASISと一緒にスタジオ入りしたら…と、なんともバラエティに富むものであった。

ダウンロードオンリーのシングルが発売されました。OASISに限ってインターネットで来るとは思ってもみませんでしたよ。

リアム:俺はインターネットが好きじゃない、これは本当だよ。でも今回は俺が歌ってるわけじゃないだろう、だからこのシングルの発売にも全然関係してないんだ。どうしてダウンロードオンリーにしたのかわからない。どうしてそうする必要があったのか知りたくもねえしどうでもいい。この曲自体は好きだけど、どうしてこういう形式にしたのか理解できねえな。とにかく俺は話に入ってないんだ。もし歌えって言われたら俺は歌うし、その時には俺の考え通りにやらせてもらうさ。

昔のやり方を頑固なまでに貫くあなたなら、ちゃんとディスクで出すんでしょうね。

リアム:ああ、もちろんだ、でもわかんねえ。時代に合わせていくことは必要だろ。

コンピュータは持ってる?

リアム:ああ、1台ある。

Eメールはしますか?

リアム:いや、ただ…いや、何もしねえよ。ニコルが使うんだ。俺はEメールなんてしない。どうやってやるかもわかんねえし。ただ、eBayで物を見てまわるだけだな。

買ったりもするの?

リアム:洋服は何回か買ったことあるぜ。楽器とかそういったものも。やばいものは買ってない。でもeBayにぞっこんってことじゃないんだ。俺は何かに入れ込むことはしない。そんなねちっこい人間じゃない。もし自分が何かに夢中になったと気づいたら、その瞬間に次のことに切り替える。はまるとろくなことにならないからな。

DVD「Lord Don’t Slow Me Down」でパパの顔も見せてますね。ツアーではよくあることなの?

リアム:そうだな…ニューヨークにも来てたし、カナダにも来てた。そういうことさ。ニコルはカナダの生まれだから来たんだろう。1週間かそこらいたぜ。でもいつも一緒にいるわけじゃない、子供の学校があるしね。俺達はツアーに家族を毎回呼び寄せるタイプじゃねえんだ。しかも、子供達を私立に通わせてるだけで金がかかるってのに、これ以上余計に使う金なんてねえよ。

学校は楽しんでるみたい?

リアム:あいつらが学校の意味を正しく理解してるとは思えねえけどな。ただ通ってるだけさ。でも良いことだと思うぜ、他のくだらねえことに金を使うより、子供を学校に通わせる方がよっぽど価値のある使い方だろう?最高の教育を受けさせたいんだ、いつ何が起こるかわかんねえからな。

学校が休みの時は、遊びにつれてくの?

リアム:もっと大きくなったら、正式なメンバーとしてツアーに連れてきたいな、俺と子供たちだけで。やってみたいよ。10、11そこらになったら、自分で朝ごはんを作ったりして、自分で自分のことをちゃんとできるようになる。そうなるのが待ちきれねえんだ。

子供達はあなたの職業を知ってるの?パパが何者なのかを。

リアム:わかってるよ、ああ。俺が何者かもな。でもどうしてみんなに質問攻め写真攻めにされてるかは理解してないと思う。クールだと思う時もあれば動揺する時もある…でも大人の俺達だってそんなもんだろ。

Kasabianのトムに、OASISとツアーした時の事を聞きましたよ。あなたは何だか変なことを…つまり他人には理解できない言葉を話すらしいですね。しかもトムは、もし女だったら、あなたの子供を生みたいとまで言ってました。

リアム:うーん。困った、あいつちょっとやべえな。でもトムだったら、きっとすげえいい女になりそうだ。

彼に最初に会ったときの印象は?

リアム:ギグで会ったんだ。あいつらはボーンヘッドのバンドのサポートをしてた。The Death Discoでボーンヘッドのくだらねえバンドがギグしててな、それまでトムのことは知らなかったんだ。俺がステージを通り過ぎようとしたら、なかなか良い音を出すバンドだなと思って耳にとまってね。それで一緒に飲むことになった。俺はそう長くはいなかったからそれだけ、俺が覚えてるのはそれだけだ。その時から注目し始めたんだよ、やつは素晴らしいぜ。エナジーを持ってる。俺の好きなタイプだよ。

DVDでもわかるように、トムはOASISに夢中ですよね。あなた達にとって、いとこ、もしくは弟的存在なのでは?

リアム:あいつはあいつだし、これからもあいつさ。大好きだよ。これからも面倒は見ていくつもりだし、あいつも俺のことを気にかけてくれると思う。対等の立場なんだ。俺が見下ろして「おお、我が弟よ」なんてことはしねえ。大人なんだから自分のことは自分でやるさ。俺達は対等だ。

UKタブロイドでは、ジョン・レノンのゴーストがあなたを訪ねてきたらしいと話題ですが。

リアム:そんなこと言ってねえぞ。16,17の時、夢みてえな体験をしたんだ。それが音楽に目覚めたきっかけだよ。それまで曖昧だったこと全てが腑に落ちて、俺とレノンの間には切れない何かがあると確信したんだ。彼が降りてきたわけじゃない。少なくとも、レノンならそんなことしないさ、まあ、もし俺の元に来てくれたら嬉しいけどな。

OASISのアルバムに外から参加する人はいるの?

リアム:ないと思うけど、わかんねえな。そういうことはしたくねんだ、好きじゃない。落ち目のやつらのすることだろ?ノエルはきっとどっかの友達に「入れよ」とか言うんだろうが、俺はそんなことしない。俺の歌を横取りするなんて許せねえ。

誰かいないんですか?

リアム:言っただろ、誰も、さ。

セリーヌ・ディオンとかどうでしょう。

リアム:俺達のスタジオに入ってくることすら出来ねえさ。

彼女はフレンドリーな人です、きっとなじみますよ。

リアム:そうだろうが、あのでか鼻を近くで見ることになるなんてな。

The Verveが再結成してから会ったことは?

リアム:いや、忙しいみたいでさ。The Roundhouseには見に行きたかったけど、ただ俺達もレコーディングがあるし。いつか時間を作って会うことになるよ。アリーナ・ツアーが始まったらこっちから捕まえるさ。

あなた達は、彼らととても仲が良いですよね。

リアム:長いこと会ってないけど、戻ってきてくれて嬉しいよ。

The Spice Girlsの再結成も嬉しいのでは?

リアム:ああ、嬉しくってたまらないね。

最後に、クリスマスにリアム・ギャラガーは何をするんでしょう?

リアム:スイスにいる友達の家に行くんだ。子供達と一緒に5,6日、特に予定は立てないでぶらぶらしにね。子供連れのジェームス・ボンドになりきってみせるぜ。でもボンドのようにスキーをするんじゃなくて、雪の球投げをして遊ぶんだ。