あなたもすっかりギターの魅力の虜みたいね。

リアム:弾きこなせてるとは思ってないけど、ベストは尽くすようにしてる。弾き始めて2,3年になるよ、でもステージで披露することはないと思う。俺の得意分野じゃないんだ。

でもギターを使って曲を書くことが多いんでしょう?次のアルバムでもあなたの曲を聴くことができるのかしら?

リアム:もちろんさ。未完成の曲がたくさんあるから。仕上げるにはもっと時間が必要だけどな。

「The Boy With The Blues」という曲を書いたと聞いてるんだけど、進行状況はどうなってるの?

リアム:ツアーが終わった後、レコーディングしてから発表する予定だよ。

でもEPにする予定はないんでしょう?

リアム:ああ、そうなの?それは知らなかったな、本当に?(インタビュアー:最近のインタビューでノエルがそう言ってました)マジで?うーん、なら俺にはどうすることもできねえな…。

ツアーの後、1年間休暇を取るんですって?

リアム:ああ…でもそんなに長くは取らないと思うぜ、6ヶ月くらいじゃないかな、で、また集まっていくつかデモをつくるんだ。来年にはニューアルバムを出したいな、そう長くも待ってらんねえし。

休暇は何を?

リアム:家でのんびりしたり、子供を公園に連れて行ったり、そんな感じさ。

ドキュメンタリー(Lord Don’t Slow Me Down)はどんな仕上がりなの?

リアム:マジで邪魔すんなって感じだった!ツアーの間中カメラにつけ回されるんだぜ?面白いところも少しはあるけど、あとはすげえ退屈だ!ぶらぶらバカやってる俺達を見たいやつなんているのかよ?バカらしい!

今のOASISは好き?

リアム:ああ、大好きだ。これまでで一番だな。

「Live Forever」はあなたの大好きな曲だと言ってましたが、今は?

リアム:今でも「Live Forever」だよ、最高だぜ!

レノン君はThe McFlyが好きだと言ってましたが、今は何を聴かせてるの?

リアム:なんでも聴かせてる、もちろんOASISもだ。でも最近はGorillazにはまりやがった!まあ、あいつの人生だから好きなようにやらせるさ。

将来自分の子供がバンドを組みたいといったら?

リアム:それもいいだろう、何でも好きなことをやらせるよ!

父親になってから変わった?

リアム:少しはな…でもそこまで劇的に変わったつもりはない。父親になったって実感はないんだ。でも責任とは何かがよりわかったように思うよ、子供の面倒を見なきゃいけないから。

今の方が、毎日を楽しんでるのかしら?

リアム:ああ、最高だぜ、全てが順調で幸せだ。

UKで好きなバンドは?

リアム:Kasabianは素晴らしいね。あいつらの全てが好きだ!イメージも音楽も、まさに俺の好みだよ。それとThe Arctic Monkeys。アルバムはまだだけど、何曲か聴いたんだ。良い音出してる。いつかライブを見に行きたいよ。

NMEアワーズで、OASISだけスーツを着てませんでしたね、なぜ?

リアム:学生じゃないんだぜ、どうして正装しなきゃいけねえんだ?学校に行くわけじゃないんだから、ネクタイつける必要なんてないだろ?くだらねえ音楽を持て囃したり、スーツ着けて間抜けな顔さらしたり。余計なことに時間を使いすぎだ。

OASISが他のバンドやミュージシャンとコラボレーションすることは?

リアム:ない。俺もやらない。

バンドを組もうとしてる人たちにアドバイスを。

リアム:好きなことをやって、やりたくないことはやるな。まずは行動に移せ、ゴールを見据えろ、周りで何が起ころうと自分を変えようなんて思うんじゃない。レコードを売りたいがために自分を安売りするな。そうすればいつか成功を掴めるだろ。

バンドをやめたいと考えたことは?

リアム:一度もない。自分の足で歩けるうちは、音楽こそ俺の天職だ。

昨夜の香港でのクルージングはどうだった?

リアム:楽しかった。いつまでも忘れないよ(頭を指差して)。最高。

ショーの後は何をしてるの?

リアム:ホテルに戻る。明日は子供へのみやげにおもちゃを買わないといけないからな。

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今回のインタビューの際、プロモーション担当の男性が、私のことをリアムに紹介しようとするより先に、リアムが「知ってるよ、前に会ったよな」と言ってくれた。そう、私は昨年の夏行われたフジロックフェスティバルの時にも、リアムにインタビューをしたのだ。

「まさか覚えててくれてるとは」と驚いて立ち尽くしていると、リアムは自分の記憶力を自慢し、「俺の頭にはゴミが詰まってるわけじゃねえんだ」と茶目っ気たっぷりに言ってみせた。

実はインタビューするまでが実に大変だったのだ。それというのも、彼のマネージャーやレコード会社から、スーパーロックスターを怒らせることが決してないよう再三の警告を受けたのだから。

しかし実際に会ったリアムはとても朗らかで、質問にも喜んで答えてくれた。
彼は周りが言うほど気難しい人間じゃない。もしくは父親になったことがなんらかの影響をリアムに与えたのかもしれない。

もちろん、有名な「態度のでかさ」はまだそこにある、しかしOASISが王者の地位に登りつめた今、その態度ですらとても自然なものに思えたのだった。

「Boy With The Blues」のことで、ノエルがインタビューで答えた事柄をリアムが知らなかった、という事実は、兄弟間のコミュニケーションが乏しいのではないかと思わせるものではある。それでも、二人は質問に対して同じような意見をもち、ステージ上では目を合わせようととしなくても、最高のステージを作り上げようという意気込みは同じなのだ。

ノエルが話してくれたように、二人の関係は、年齢を重ねて落ち着くにつれ、良い方向に向かっているようだ。