今は0時半過ぎ。ノエル・ギャラガーの脱退からOASISの解散へと、メディアはゆっくりと移行していますね。

マッギー:OASISはストーンズみたいなんだよな。たぶんこれまで長いことやってきたから、解散を口にする日なんて来ないと本人達も思っていたはずだ。 でも俺達が生きるこの時代は、意識の変化があるものなのさ、本人達がそれを認識してようがしまいが、大したことには思えなくともね。個々人が、やりたくな いことをやらなくとも構わない時代。好きじゃないことを無理にやっても馬鹿を見るだけなんだ、他の人間は金のためじゃなく好きだからという理由でやってる んだから。それは電気技師からロックンロールスターまでみんな同じ。世界で意識の変化が起こって、物事が逸れていっている。俺達は80年代、90年代に生 きてきた。OASISを1つにまとめあげていた時代だね。あの時代、俺達は意識を呼び起こそうとしていた。結局、楽しめないやつが出てきた時、バンドは解 散する。OASISも一緒だろうね。上手く行かないと思ったらプラグを抜くだろう。

OASISは本来見切りをつける時期より長く活動したと思います?それとも、まだ続ける意味はあった?

マッギー:OASISはマーキュリー・アワードのトップ10レコードを獲得しても良かったと思うんだよな。Glasvegasはとるだろうがね。 OASISの最新アルバムは、「Morning Glory」以来の会心作だったと思う。「Be Here Now」も好きだよ。

「D'you Know What I Mean?」は大好きです。それに「Don't Go Away」は、The Jamの「Fly」と共にこれまでで最高のラブソングの1つですよね。

マッギー:素晴らしい曲さ、でも今後5年、彼らがバンドとして活動せず、スタジアムツアーをやらなくても驚きはしないね。とりあえず今は長い冷却期間に 入っている。数年前にノエルがマンチェスターでアコースティックギグをしただろう、1万7千人のマンキュニアンが「Don't Look Back In Anger」を大合唱だ、それで全てがわかるだろうし、ノエル自身も自分の力を確認したはずだ。リアムも同じく力を持っている、だから二人とも自分の力で 音楽を続けられるんだ。今はそういう時代、OASISが分裂し、マイケル・ジャクソンが死ぬ。この二つはつながっていないけれど、時代が変わりつつあるこ との象徴なんだよ。

リアムは今後何をすると思います?

マッギー:二人とも偉大なスターになると思う、心からそう思うよ。リアムはリアムらしく、ノエルはノエルらしくね。君はどう思う?

私はノエルはコラボレーションを中心に仕事をすると思います。GoldieやThe Chemical Brothersと一緒にした時のように。リアムは落ち着いて考えるために旅行などをして、しばらくゆっくりするのではと。

マッギー:リアムは本当にすぐ興奮するからね。今夜、友達がパリのフェスに行っていたんだけど、その彼女から電話がかかってきて、OASISが解散したと 聞いたんだ。本当に?って聞き返したよ。ウェブサイトを見たらもう公式に発表されたみたいだね。個人的にはがっかりしている。だって俺の好きなバンドの1 つがなくなってしまうんだから。OASISがなくなって良いことはあるかって?あるさ、Glasvegasが世界一ビッグなバンドになる道ができたこと、 彼らはOASISのスピリットを受け継ぐ正統な後継者だ。OASIS以来、唯一魂と情熱を持ち合わせたバンド。The JamやThe Smith、OASISがそうだったようにね。

ノエル脱退のニュースを聞いた時、ジョン・F・ケネディの死と同じくらい衝撃を受けたと?

マッギー:もちろんさ、そうじゃなかったら0時30分なんて時間からインタビューを受けたりしないよ。衝撃だね、マイケル・ジャクソンの死くらいに。でもZANIとこのインタビューができて嬉しいよ。

ありがとうございます。育て親として、やはり彼らのことは自分の子供のように思っています?

マッギー:なあ、俺は思い出に浸るタイプじゃないんだ。でも彼らの一連の作品は本当に良いよ。

息子を失くしたような気持ち?

マッギー:もちろん悲しい、でも納得はできる。仕事でも人間関係でも変化は訪れるものだからね。終わる時が来たら、終わるんだ。

リアムとノエルはまた話をするようになるでしょうか?

マッギー:しばらくはないだろう、でもいつかはするさ、あの二人は愛し合ってるから。

OASISのキャリアを総括する曲と言えば?

マッギー:「D'you Know What I Mean」。

ありがとうございました。