(i):ノエル ギャラガー!!
…大歓声の中、ノエル ギャラガーが迎えられる。
(i):こんにちは。また会えましたね。どうぞ掛けて下さい、ようこそ!!ところでカプチーノはいかがでしたか?
(NG):冷めてた。
(i): 本当に!?あとで注意しておくわ。到着の感想は?
(NG):一晩かけてわけわかんないとこから車に揺られてきたんだ。
(i):ここは全く新しい構造の建物ですが局が変わったの気付かれましたか?
(NG):ロボットみたいだな。
(i):現実では360度バーチャルで、あなたをまさに最初のゲストとしてお呼びしました。
(NG):そりゃどうも。
(i):本当にせがんだんですよ、ここにノエルを呼ばずには済まされないと… 今日は初めての収録です!…ところで他のメンバーはどうされてるんでしょうか?
(NG):わかんないな・・・コンピュータとか、買い物でもしてんだろ。
(i):買い物ですか? 前回ミラノでお会いした時もあなたは常に仕事していて周りは買い物三昧でした。
(NG):そうだったっけ。
(i):それはあまり良くないのでは。
(NG):そんな事ないさ、みんなが同じように買い物ばっかしてても、俺の方がイケてるわけだけど。
(i):そうですよね、そういうあなたが大好きです。
(NG):俺は仕事するのが大好きなんだよ、下らねえテレビとか見てるより。
(i):そうですか。実は今回沢山のリスナーよりあなたへの質問を集めましたがネット回線がパンクしてしまいました(笑)
(NG):本当に?
(i):ローマのサッカーですが…
(NG):フットボールだろ。
(i):すみません、オーストラリア出身なもので。ローマとラティオですがどちらに関心がありますか?
(NG):どっちも選べないな…というより関わりたくない。
(i):これまで出来そうで出来なかったけれどこれから書いてみたい曲はありますか?
(NG):うーん・・・別にないね。
(i):ないの?
(NG):というよりこの質問に答えるのは難しいって。「聞いた事のない曲を作りたいか」なんてさ。だからない、特にないね。
(i):素晴らしいソングライターだわ、今夜はショーですよね?
(NG):俺はな(会場に笑いが起きる)、9時に始めて11時に終わる。
(i):(笑って)私はそんなあなたが大好きです。ローマの後はどこに行かれるのですか?
(NG):どこだった?(観客に向かって聞く)トリノ?トレルソ?良く知らないな ローマには長居はしない、トレルソに行って少し休みをとる予定。
(i):休みの日は何をするの?
(NG):休みの日に何をするかって? 俺は小さな子供が2人いるんだけど、出来るだけ睡眠をとるようにしてる。あとは・・・色々だよ。色んな場所に行くし、ただほっつき歩いたり自分の事をしたり…。
(i):「自分の事を」ですか?
(NG):素晴らしいだろ?ガキの頃からそうなんだよ俺は。
(i):リアムとは?
(NG):あまり話題にしたくないな。
(i):そうですか。
(i):一番最悪だと思うOASISの曲は?何であんなの書いちまったんだ…みたいなのありますか?
(NG):あんまりないけど。そう思うのは大体歌詞についてだ、すぐに頭に浮かぶのは3rdアルバム「Be Here Now」かな。
(i):イタリアの思い出ですが…昔スピリチュアルで故郷みたいだとおっしゃっていましたが…。
(NG):バンドを始めて最初の外国がイタリアでさ、「Supersonic」を出した頃だな、素晴らしかった。まったく違う言葉が新鮮でファンも皆はまってくれてさ。文化、フットボール、洋服に音楽…沢山の共通点があるしレコードも売れてるし、休暇でも来るしね。
(i):今までファンからもらったプレゼントで一番嬉しかったものは?
(NG):昔、アルゼンチンでCDをもらったよ。ラジオの収録があって何百人ものファンが待ち伏せしてて、その中の一人が「Left Bank」っていう今まで聞いた事のないCDをくれたんだ。1999年だったかな。ホテルで気いたら凄く良かった。ちなみにもらったものをすぐ聞くなんて 普段の俺ならありえないことなんだぜ。これまで聴いた中でも最高の部類に入るアルバムだった。あれが一番嬉しかったかな。
(i):さてと…
(NG):マイク持っててやるよ。
…インタビュアーの両手がふさがってるのを見て、ノエルが声をかける。
(i):ありがとう!なんて優しいのかしら …
(NG): どうも。
さてと、この新しいラジオ局、サウンドについてはどうですか?(壁を指差して)この「メタル」についてはどう思われます?
(NG):(周りのコンクリート打ちっぱなしを見回しながら)ヘビーメタルか?
(i):じゃなくて、普通、メタルで出来てる部屋で演奏するとどうなります?
(NG):ヤバい音が出そうだな。良くない。
(i):この部屋の音響は凄いですよ、なぜだかわかりますか?
(NG):さぁ…なぜ?
(i):すべての壁パネルが音が良くなるようにデザインされてるんですよ。
(NG):ワォ。
(i):世界中でここだけです、こんなのは…っていうより全然興味なさそうですね(笑う)、でもあなたのそんなところも大好きです。
(NG):(咳払いして)ありがとう。
(i):質問に戻りましょう。たくさんのライブをして様々なファンと交流を持つわけですが、孤独を感じる時はあるのでしょうか?
(NG):(観客に向かって)リアムが突然いなくなったギグはなんだったっけ?
(i):マイアミ?
(NG):じゃなくて・・どこだった?どこだったかな…あの夜は相当長く感じたぞ・・・わかった、イモラだ。
(i): 何ですって?
(NG): イモラだよ。ギグで何かファンシーな事をしたかったみたいで、20分たったら帰りやがった。
(i):突然いなくなったの?
(NG):突然いなくなりやがった。残った俺達だけでギグは続けたけど。
(i):「LiveForever」、「Masterplan」があり最近の「I'm Outta Time」などがありますが、詞の素晴らしさから感じるんだけど、神様に対して興味があるのでしょうか。
(NG):そう・・・そうだな、みんなの宗教に対する考えにはとても興味がある。俺はカトリックの家で生まれ育ったけど、正直一体神が何なのかわからない んだ。こうも言えるな、宗教に夢中になれる、宗教を人生の中の一部にできる人間がうらやましい、でも俺にとってはそんなのナンセンスだね。
(i):つまり神を信じないのですか?
(NG):まあ、たぶん、信じてないな。
(i):落ち込んだ時などはどうされてるんですか?
(NG):もし誰かに癒してもらいたいと思った時には家族がいる でも最悪のどん底に落ちた場合、どうにか出来るのは結局自分だけなんだよ、天上に全てを司る何かがいるなんて思えない。人間の精神力を信じるね。
(NG):家にはいつでもたくさんの楽器があってね、うちの9才の娘がギターを習いたいみたいなんだ。俺が思 うに子供って身の回りにあるものには自然と興味をもつんだよな、初めてギターを見た時の俺みたいにさ、家にあるのを見て「何だろう」、ケースを開けてみる みたいなさ。習いたければ習えばいい、強制はしない、でも楽器を習いたいなんて素晴らしいだろ。
(i):人生においても大切な事になりえますよね。
(NG):そうだな、音楽自体が素晴らしいから。聴くのも良い、話題にするのも良い、弾くのも最高だよ。
(i):もし今ジョン レノンが生きてたらどの様な音楽作ると思いますか?彼にはとても影響されましたよね?
(NG):さあな。ポール・マッカートニーがやってることには色々言いたいことがありそうだが。わからないよ。
(i):ブリット・アワードに行って来ました。
(NG):なんか賞でもとったのか?
(i):そうじゃなくて、イタリア人に向けて最高のオーディエンス中継をしてて。
(NG):実はブリット・アワードで取り上げられたCDが浮かばないんだ、印象に残ったものがないね。
(i):最近のギグのスターターは誰が?
(NG):確かカサビアン。
(i):カサビアン大好きです。ラビングショルダーも有名ですね。
(NG):俺ってあまり夢中にならないんだ…今まで尊敬するミュージシャンにほとんど会えたけどね。結局同じ人間だしさ。ジョニー・マー、ニール・ヤング、ジョージ・ハリスン、ポール・マッカートニー、彼らのアルバムはどれも大好きだけど・・・。
(i):偉大な人ほどシンプルですよね。
(NG):なぜかわかるかな?本当に偉大な人間はわざわざそれを証明する必要が無いからさ、だから突然アホな事をしたりしねえだろ?自分に自信がないやつほど周囲に認めてもらいたがるんだ。
(i):そうですね。あなたがブリット・アワードなどのレッドカーペットで、ちゃんとしたコメントを出すところも大好きです。
(NG):ああいうのに喜んで行くやつの気が知れないよ、「どうしてお前がいるんだ?」みたいなさ。本当に嫌だけど行かなきゃいけない時は全力を尽くす、じゃなきゃ始めから行かない。ただ行ってなにも喋らないでターンしてなんて…ナンセンスだろう!
(i):今年のブリット・アワードでのダフィーには、結構頭来ました。
(NG):何で?君に向かって歌ったとか?
(i):違いますよ、アメリカで売り上げを延ばしたいからってグラミーの前に沢山のプレスに媚びを売って。
(NG):そうかりかりすんなって、来年にはどうせ消えてるさ。
(i):来年の予定は?
(NG):まだツアーしてるよ、メビア、フジからトンガの様な異常地まで…
(i):今日、みんなから質問が殺到した理由は、スペインのテレビ番組で「もう最後のツアーになる」と話したことを気にしてだと思うのですが…。
(NG):そんな事言ったか?もしそうだとしても、誰もOASISからは去らないさ。まあどうせ俺達は3年に一度しかツアーしないから、やろうとやるまいとあまり変わらないかもしれないな。でも最後のツアーじゃない、Rolling Stonesより長くやってやるさ。
(i): でもよく「Rolling Stonesみたいな年齢になってまでツアーはしたくない」とよく言ってるでしょう?
(NG): まあな、まあ整形手術でもしないと無理だろ。
(i):必要ないわよ、とても素敵な瞳をしてるから。
(NG):ありがとう!そう言われたのは初めてじゃない。
(i):皆あなたのことが大好きですもの。ところでここの音響を聞いてみませんか?
(NG): (渋々)OK。
(i): (笑って)ちょっとでいいから待ってて。ほら、あそこにいる彼が5分で用意するわ。ほら、早く早く。
(NG): 3分でやれ。つうか今すぐだ。
(i): そんなに焦って帰らなくてもいいでしょう。
(NG):他にもやることがたくさんあるんだよ。
(i):ステージで?
(NG):サウンドチェックをしたり、新聞を読んだり。
(i):新聞ですか?私より新聞を選ぶのね?
(NG):そうじゃないけど、ちょっとイングランドの状況が知りたくて。
(i): 私、昨日イングランドから戻ったのよ。
(NG): (インタビュアーの発音が聞き取れず)何だって?ああ、「イングランドから戻った」のか。俺が知りたいのはフットボールのことなんだ。マン・シティの試合があったんでね。
(i): 状況を知りたいのね?
(NG): 事細かく。
(i): 今日はありがとうございました!ノエル・ギャラガーでした!と、あと1分待って。この部屋で大音量で聞いてほしいのよ。
「Don'tLook Back In Anger」が大音響でオーディエンスに響き渡りノエル聞く入る。
(i):ちょっと待って!今ここであなたに歌って欲しいわ。
(NG):嫌だ。
(i)ここに本人がいるのにCDなんかで聞きたくないの!何か歌って!!
(NG): いやいやいや、タダじゃ歌わない。
(i): ギターは?
(NG): ギターもタダじゃ駄目だ。
(i):私が楽器を弾いたら?
(NG):弾くの?
(i): 弾けないわよ。
(NG):ははは!
(i): お願い。
(NG): もう行かなきゃ。
(i):あなたのお気に入りのギターを持ってきたのよ(隅におかれたギターのもとへ向かう)。希少なもので準備するのに苦労したんだから。1小節でいいの。
(NG): (困ったように)駄目だって。
(i): 駄目?
(NG):5000ユーロ払うのか?5000ユーロだぞ。
(i):どうしてこのギターが好きなの?
(NG):赤いからさ、よくわからん。あと弾きやすいからかな。
(i):とにかくノエル ギャラガー、今日はありがとう!!
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翻訳: chie
