2009年4月19日日曜日、talkSPORTで放送されたラッセル・ブランドとノエル・ギャラガーの番組を聞くことができます。↓
http://new.talksport.net/
番組のハイライトを紹介。
■ショーの始まり。歴史に残る事件。
ラッセル:ラッセル・ブランドとノエル・ギャラガーがTalkSportからお送りします。俺はラッセル・ブランド。やあノエル。
ノエル:どうも。
ラッセル:ラジオ番組への再復帰のために参加してくれてありがとう。なんたってちょっとした事件を起こして干されてたんでね。
ノエル:俺が......しっかり見張ってさえいれば起こりえなかった事件だ。
ラッセル:そうさ。自分だけじゃなく番組も台無しにしてしまった。今日はミスター・ジーも一緒だ。
ノエル:(ミスター・ジーに向かって)お前もその場に居合わせたのか?
ミスター・ジー:ああ、いたよ。
ノエル:やっぱ....笑ってごまかせる感じじゃなかった?
ジー:あれは.....あれはイベントだよ。歴史に残るイベントさ。
ラッセル:イベントさ、ノエル。そう。君も90年代にはよく起こしてただろ。
■1度目の謝罪
ラッセル:君はマンチェスター・シティのファンとして有名だけど、ちょっとそれについて話してみよう。敬愛なるバーナード・マニングが亡くなった今となっ ては彼の後を継ぐべきは、ノエル・ギャラガー、君しかいないよ(バーナード・マニングはマン・シティの熱烈なファンとして知られていた)。
ノエル:おい、んなわけねえだろ。
ラッセル:いや、だって君は本当に心の広いジェントルマンだしさ。と、また番組が変な方向に行く前に先にここで謝っておいてもいいかな。
ノエル:またかよ。今度はどんだけ謝るんだ、2分?
ラッセル:いつでもどこでも謝るさ。
■2度目の謝罪
ラッセル:アレックス・ファーガーソンみたいに経験豊かな監督がどうして無駄な心理作戦に打ってでたんだろうね。
ノエル:アホだからさ。
ラッセル:あーどうしよう。こりゃやばいぞ。よし2回目の謝罪だ。ノエル・ギャラガーに代わって私が謝ります。
ノエル:と、俺は思うよ。
ラッセル:一人の人間の意見に過ぎないんです。チャーリー・ブルーカーも言ってたみたいに。
■媚を売って帰還
ラッセル:この番組は、ブランドとギャラガーが一緒にやるってことで契約したんだ。別にブランドとギャラガーを続けて発音するとブランドン・ギャラガー、 みんなも知ってるあの変態ハリウッドスターの名前に聞こえるってだけの理由じゃなくて、そう、俺は前途有望なDJだし君もなかなかに口が立つ方だろ。
ノエル:まあな、でもお前はさ、媚売ってこの世界に復帰したようなもんだろ、一方俺は15年間ずっと成功の波に乗ってるわけだ。これが良い選択なのかただのヘマに終わるかは、お前の運次第なんだぜ。
ラッセル:まあ、番組を打ち切るかどうかは連中次第だしさ。でも今は続けてもいいだろ。ここにいるノエル・ギャラガーは今でもギターを弾いていて、俺はこれからもみんなをはらはらさせるんだ。2020年にこのまま突入さ。
■メディアへの対応
ラッセル:俺が監督の良し悪しを判断する基準はね、ノエル、記者会見を上手く乗り切れるかどうかなんだ。アラン・シアラーはそれが得意だったろ。あのテー ブルを前に座ってスポーツジャーナリストからインタビューを受ける様子は、本当に自信にあふれて鼻高々って感じでさ。俺は好きだったよ。
ノエル:メディアへの対応がわかってるのさ。BBCで長い間働いてた経験を生かしてな。
ラッセル:そうなんだ。知らなかったよ。
ノエル:だろうな、つうか知らなくて当然だよ。
ラッセル:また口からでまかせか・・・。
ノエル:お前さあ、仕事しすぎだぜ、どうにかしたほうがいい。
ラッセル:だね、一人の人間には重過ぎる。
ノエル:時々休みをとれよ。
ラッセル:その言葉そのまま返すよ。もういいだろ。
■ジョナサン・ロス
ラッセル:ジョナサン。ラッセル・ブランドだよ。
ジョナサン:やあラッセル。元気かい?
ラッセル:ばりばりさ。ノエル・ギャラガーとTalkSPORTの司会をしてるんだ。君も参加する?
ジョナサン:もうラジオには戻らないんじゃなかったのか?
ラッセル:というより今まさにラジオに出てるんだよ、ジョナサン、言っておくけど、ラジオに出るのってちょ~簡単だぜ!!妙なリスクを犯さなければ、普通に楽しいし。
ジョナサン:OK。もっと話をさせてくれ。いつならいい?今?
ラッセル:そうだな。時間は大丈夫かい?あとでまたかけ直すよ。
ジョナサン:OK。すぐかけろよな。
ラッセル:わかったよ。ありがとう。後ほど、ジョナサン・ロスが電話で登場します。
ノエル:ふん、ここに教訓を学ばなかったやつが2人いるぞ。
(爆笑)
ラッセル:時が来たればやつがやってくる。ラッセル・ブランドとノエル・ギャラガーがTalkSPORTよりお送りしています。めちゃくちゃスペシャルなゲストの登場だ。俺の仕事仲間ジョナサン・ロス。やあジョナサン。
ジョナサン:ああ。あのさ、ここで俺が登場するのはどうもやばい気がするんだけど。
ラッセル:まあまあ。後から番組を聞いてみろよ。これはライブ放送じゃないんだぜ、俺達録音なら良い仕事をしてきただろう。
ジョナサン:放送される前にじっくり聞き直そうじゃないか。
ラッセル:そうだな、じーっくりとチェックしよう。
ノエル:ラジオを聞いてるみんなに言っておこう。2人の男がせっせと墓穴を掘ってる音がするよな。これがことの始まりだ。どこに行き着くかは誰にもわからないぞ。さあ続けろ。
ジョナサン:君の前で僕達ちゃんとした大人になりたいんだよ。
ノエル:俺はここにあるバナナをのんびりと食いながら、ふんぞり返ってお前らのだべりを見物するだけさ。
ラッセル:ジョナサン、今ノエル・ギャラガーはイスにふんぞり返って、バナナを食べながら、ここでまともなのは自分だけだと言ってるんだよ。
ジョナサン:でもさラッセル、結局は、俺達2人とも今度のことで何かを学んだんだよ。
ノエル:よく言うぜ。
ジョナサン:うーんと、ほら、つまり。まず、ノエルが今俺達の話を聞きつつバナナを食ってるって画は、ポスターにするにはかなり良い構成だと思うんだよ ね。あまりに芸術的だから芸術の神アテナに君のポスターを送りたいくらいにさ。ノエルがゆったり腰掛けて、俺達みたいに自分よりちょっとばかし野蛮な連中 を傍目にバナナを食ってるって図。ナイスだよ。
ノエル:そのアイディア、メモしとけよ。俺がOASISのツアーパンフレットにして送りつけてやる。
ラッセル:TalkSPORTからお送りしています。さてフットボールについて話さないと。他のスポーツには興味なしだよな、ジョナサン。
ジョナサン:前まではボクシングにはまってたんだけど、実際に目の前で見るとちょっと暴力的すぎてね。ボクシングをどういうスポーツだと思ってたのか自分 でもわからないけど。それまでTVで見ていてお互いに殴り合うスポーツだってことはわかっていたんだ、でも6フィートの距離で見ると想像してた以上で面 食らったよ。だからもう見るのはやめた。でも昔の良い試合を見直すことはあるよ。
ノエル:どうして面食らったかわかるか、ジョナサン。俺も初めてボクシングの試合を見に行った時に思ったんだけど、解説がないからだよ。他の何でもない男 同士の決闘を目の当たりにするからだ。家で見てる時は、解説が付くから決闘って言うよりスポーツって感じになる。それが生で見るとだな、何て言うんだ、な かなか見てて辛いんだ。
ジョナサン:それに加えて、俺の後ろにボクサーの母親が座っていて、息子が殴られるたびに、気持ちはわかるよ、「ああ!」と叫ぶんだ。こんな殴り合いがれっきとしたスポーツになってるなんてと思うとぞっとしたね。
ノエル:予想と違って面白くなかったわけだ。
ラッセル:俺は好きだけどな。君達2人ともちょっと・・・ボクシングを見てると血が騒ぐだろ。試合を見ながら、興奮しうなり声をあげて「ムラムラするぜ!さあ、もっとあいつを殴れ!」ってさ。
ジョナサン:いや。そんな風に思ったことはないな。でも俺って、見ての通りプロのボクサーになれる素質は十分にあると思うんだけど・・・
ラッセル:確かに身体でかいもんな!!
ジョナサン:だろ。限りなく早く、限りなく激しく。昔はボクサーは世界中を回れる、プロフェッショナルな仕事だと思ってた。
ラッセル:ジョナサン、もう少しすればボクシングのスポーツとしての面白さもわかるようになるよ。それにしても最近君太ってきてないか。
ジョナサン:そうか?年とりゃ誰でもそうなるさ。代謝が落ちるんだよ。でもテニスはよくやるよ。身体を絞るために。でもどっぷりはまってるわけじゃない。 TVをつけた時にテニスをやってれば見るけど、時間に合わせてTVをつけるほどじゃないのさ。でも君らだってフットボールは好きだろ。
ラッセル:ああ。大好きだよ。俺のキャラには合わないけど。
ノエル:俺が番組の最初に言っただろ。お前がウェストハムを応援してるなんて誰も信じてねえんだよ。だって・・・
ラッセル:俺の洋服や喋り方が合わないんだろ。でも、俺だってエセックス出身のどこにでもいるただの人間に過ぎないんだぜ。女の子が好きで、アップトン・ パークに行ってウェストハムを応援してさ。ただ見た目がちょっと違うだけだろ、変な髪形で、ちょっとアイライナーを引いてるだけっていうさ。外見は変わっ ても中身は変わらないんだよ。
ノエル:スカート着けてもか。
ジョナサン:君の言葉の使い方がフットボールファンらしくないんだよ。君みたいにとめどなく話し続けるやつなんていないぜ、たいてい3つの文章で会話は終わりさ。
ラッセル:確かにね。だから俺の作った応援歌は定着しないんだろうなあ。「さあみんな。俺のクレイジーなアイディアを聞いてくれ。さあ歌おう。俺達みんな 喋り好き。ここはみんなのアップトンパーク。俺に触るんじゃねえ。ぶっ殺すぞ。俺はお前らなんて相手じゃねえんだ。ちょっと待て。クイーンズベリーのルー ルは守ってくれ。クイーンズベリーのルールだけは!!。なんてこった。お前やりやがったな。ああ!!俺の目が。俺の美しい目が!!」。そうさジョナサン。 君の言うとおりだ。でもレイトンストーンの中心地からやってきた君が、君みたいな逞しい男が、フットボールスタジアムに現れないってのはどうなんだよ。
ジョナサン:俺なりに苦労してるんだぜラッセル。君を見て真っ先にフットボールファンだと思うやつはいないだろうから、君は今やってるみたいに「実はフッ トボールファン」であることをはっきりさせてるわけだ。でも俺の場合、特に若い頃は、見た目がいかにもフットボールファンなもんだから、実はそうじゃな いってことを話すと変な顔されるんだぜ。どんな良いゲームだろうが興味はないってわざわざ回りくどく言い聞かせなきゃならないんだ。
ノエル:ちょっと待った。それならマンUのファンになることをおすすめしようじゃないか。
ラッセル:言うねえ。
ジョナサン:でも君だって実はマンUが大好きなんだろ、ノエル?今んとこ一番有名なマンUファンだよな。
ノエル:グレープフルーツ用のスプーンで目をくりぬきたくなるくらいにね。
ジョナサン:OK、それならチームとして素晴らしいのはマンU、それともマン・シティ?
ノエル:うーんと、実はマンUなんだよな。
ジョナサン:マンUの方が金持ちだからだろ?
ノエル:いや。シティも金なら余るくらいにあるが、良い選手がいないんで。
ジョナサン:でもその弱いところが好きなんだろ?
ノエル:そうじゃないって。ただ地元のチームだからっていうしょうもねえ理由なんだよ、ジョナサン。俺は4歳の頃からシティを応援してるんだ。北部人なら 誰でもやってることさ。お前みたいな南出身のあか抜け野郎にはわかんねえだろうが、俺達北部人には音楽を書く以外にやることが大してないんでね。
ラッセル:俺もやることなくて、酒ばかり飲んで昔アル中だったんだよね。
ジョナサン:ライトン・オリエントの試合は1度見に行ったことがあるよ。俺の地元チームだから。
ラッセル:ほら、君も地元に貢献してるんだろ。
ノエル:お前いつになったらアル中から立ち直って泣き言言わずに飲めるようになるんだ?
ラッセル:心の底から楽しんで酒を飲めるようになったらさ。
ノエル:だから俺がいつも言ってるだろ。ビールを飲め。1杯で良いからって。
ラッセル:聞いたかい、ノエルはわかってないんだ。始めてしまったら止まらないんだよ。ビールに始まって、コカインに続き、ヘロインに手を出す。
ノエル:俺がビールを飲んだら最後、40分もしないうちにキングスクロスのクラックハウスに舞い戻りだからな。
ジョナサン:君達の話を聞いてて思ったんだけど、全然「ようやくラジオに戻れました」的なノスタルジーを感じないんだよな。もうすっかりあの事件から立ち直ったみたいだなラッセル。
ラッセル:完全復活さ。俺達のためにも良かったよ。こうやって普通にオンエアできて、それにジョナサン、君と僕がノエル・ギャラガーを迎えてラジオに一緒 に出れるなんて最高だ。君が勇気を持ってこの番組に参加してくれたことに感謝してる。このインタビューの録音テープのコピーを送るから好きなようにしてく れ、全ての権限は君にある。素晴らしい時間をありがとう。
ジョナサン:この番組が、みんなにとって楽しい時間だったことを願ってるよ。最初君達から電話がかかってきた時は思わず留守電にしようかと思ったくらいだったから。
ノエル:そっちの流れでも面白そうだな。
ラッセル:ほんと良い偶然が重なったね。
ジョナサン:次もある?
ラッセル:次もあるさジョナサン。きっとね。ジョナサン・ロスでした。ありがとうジョナサン!
ジョナサン:2人とも大好きだよ。君達は最高だ。
ラッセル:と、ジョナサンはいつも通りだね、彼に幸あれ。さてと、ほら番組も上手く行ったろ。どうだったノエル?
ノエル:そうだな。なかなか良かったと思うぜ。
http://new.talksport.net/
番組のハイライトを紹介。
■ショーの始まり。歴史に残る事件。
ラッセル:ラッセル・ブランドとノエル・ギャラガーがTalkSportからお送りします。俺はラッセル・ブランド。やあノエル。
ノエル:どうも。
ラッセル:ラジオ番組への再復帰のために参加してくれてありがとう。なんたってちょっとした事件を起こして干されてたんでね。
ノエル:俺が......しっかり見張ってさえいれば起こりえなかった事件だ。
ラッセル:そうさ。自分だけじゃなく番組も台無しにしてしまった。今日はミスター・ジーも一緒だ。
ノエル:(ミスター・ジーに向かって)お前もその場に居合わせたのか?
ミスター・ジー:ああ、いたよ。
ノエル:やっぱ....笑ってごまかせる感じじゃなかった?
ジー:あれは.....あれはイベントだよ。歴史に残るイベントさ。
ラッセル:イベントさ、ノエル。そう。君も90年代にはよく起こしてただろ。
■1度目の謝罪
ラッセル:君はマンチェスター・シティのファンとして有名だけど、ちょっとそれについて話してみよう。敬愛なるバーナード・マニングが亡くなった今となっ ては彼の後を継ぐべきは、ノエル・ギャラガー、君しかいないよ(バーナード・マニングはマン・シティの熱烈なファンとして知られていた)。
ノエル:おい、んなわけねえだろ。
ラッセル:いや、だって君は本当に心の広いジェントルマンだしさ。と、また番組が変な方向に行く前に先にここで謝っておいてもいいかな。
ノエル:またかよ。今度はどんだけ謝るんだ、2分?
ラッセル:いつでもどこでも謝るさ。
■2度目の謝罪
ラッセル:アレックス・ファーガーソンみたいに経験豊かな監督がどうして無駄な心理作戦に打ってでたんだろうね。
ノエル:アホだからさ。
ラッセル:あーどうしよう。こりゃやばいぞ。よし2回目の謝罪だ。ノエル・ギャラガーに代わって私が謝ります。
ノエル:と、俺は思うよ。
ラッセル:一人の人間の意見に過ぎないんです。チャーリー・ブルーカーも言ってたみたいに。
■媚を売って帰還
ラッセル:この番組は、ブランドとギャラガーが一緒にやるってことで契約したんだ。別にブランドとギャラガーを続けて発音するとブランドン・ギャラガー、 みんなも知ってるあの変態ハリウッドスターの名前に聞こえるってだけの理由じゃなくて、そう、俺は前途有望なDJだし君もなかなかに口が立つ方だろ。
ノエル:まあな、でもお前はさ、媚売ってこの世界に復帰したようなもんだろ、一方俺は15年間ずっと成功の波に乗ってるわけだ。これが良い選択なのかただのヘマに終わるかは、お前の運次第なんだぜ。
ラッセル:まあ、番組を打ち切るかどうかは連中次第だしさ。でも今は続けてもいいだろ。ここにいるノエル・ギャラガーは今でもギターを弾いていて、俺はこれからもみんなをはらはらさせるんだ。2020年にこのまま突入さ。
■メディアへの対応
ラッセル:俺が監督の良し悪しを判断する基準はね、ノエル、記者会見を上手く乗り切れるかどうかなんだ。アラン・シアラーはそれが得意だったろ。あのテー ブルを前に座ってスポーツジャーナリストからインタビューを受ける様子は、本当に自信にあふれて鼻高々って感じでさ。俺は好きだったよ。
ノエル:メディアへの対応がわかってるのさ。BBCで長い間働いてた経験を生かしてな。
ラッセル:そうなんだ。知らなかったよ。
ノエル:だろうな、つうか知らなくて当然だよ。
ラッセル:また口からでまかせか・・・。
ノエル:お前さあ、仕事しすぎだぜ、どうにかしたほうがいい。
ラッセル:だね、一人の人間には重過ぎる。
ノエル:時々休みをとれよ。
ラッセル:その言葉そのまま返すよ。もういいだろ。
■ジョナサン・ロス
ラッセル:ジョナサン。ラッセル・ブランドだよ。
ジョナサン:やあラッセル。元気かい?
ラッセル:ばりばりさ。ノエル・ギャラガーとTalkSPORTの司会をしてるんだ。君も参加する?
ジョナサン:もうラジオには戻らないんじゃなかったのか?
ラッセル:というより今まさにラジオに出てるんだよ、ジョナサン、言っておくけど、ラジオに出るのってちょ~簡単だぜ!!妙なリスクを犯さなければ、普通に楽しいし。
ジョナサン:OK。もっと話をさせてくれ。いつならいい?今?
ラッセル:そうだな。時間は大丈夫かい?あとでまたかけ直すよ。
ジョナサン:OK。すぐかけろよな。
ラッセル:わかったよ。ありがとう。後ほど、ジョナサン・ロスが電話で登場します。
ノエル:ふん、ここに教訓を学ばなかったやつが2人いるぞ。
(爆笑)
ラッセル:時が来たればやつがやってくる。ラッセル・ブランドとノエル・ギャラガーがTalkSPORTよりお送りしています。めちゃくちゃスペシャルなゲストの登場だ。俺の仕事仲間ジョナサン・ロス。やあジョナサン。
ジョナサン:ああ。あのさ、ここで俺が登場するのはどうもやばい気がするんだけど。
ラッセル:まあまあ。後から番組を聞いてみろよ。これはライブ放送じゃないんだぜ、俺達録音なら良い仕事をしてきただろう。
ジョナサン:放送される前にじっくり聞き直そうじゃないか。
ラッセル:そうだな、じーっくりとチェックしよう。
ノエル:ラジオを聞いてるみんなに言っておこう。2人の男がせっせと墓穴を掘ってる音がするよな。これがことの始まりだ。どこに行き着くかは誰にもわからないぞ。さあ続けろ。
ジョナサン:君の前で僕達ちゃんとした大人になりたいんだよ。
ノエル:俺はここにあるバナナをのんびりと食いながら、ふんぞり返ってお前らのだべりを見物するだけさ。
ラッセル:ジョナサン、今ノエル・ギャラガーはイスにふんぞり返って、バナナを食べながら、ここでまともなのは自分だけだと言ってるんだよ。
ジョナサン:でもさラッセル、結局は、俺達2人とも今度のことで何かを学んだんだよ。
ノエル:よく言うぜ。
ジョナサン:うーんと、ほら、つまり。まず、ノエルが今俺達の話を聞きつつバナナを食ってるって画は、ポスターにするにはかなり良い構成だと思うんだよ ね。あまりに芸術的だから芸術の神アテナに君のポスターを送りたいくらいにさ。ノエルがゆったり腰掛けて、俺達みたいに自分よりちょっとばかし野蛮な連中 を傍目にバナナを食ってるって図。ナイスだよ。
ノエル:そのアイディア、メモしとけよ。俺がOASISのツアーパンフレットにして送りつけてやる。
ラッセル:TalkSPORTからお送りしています。さてフットボールについて話さないと。他のスポーツには興味なしだよな、ジョナサン。
ジョナサン:前まではボクシングにはまってたんだけど、実際に目の前で見るとちょっと暴力的すぎてね。ボクシングをどういうスポーツだと思ってたのか自分 でもわからないけど。それまでTVで見ていてお互いに殴り合うスポーツだってことはわかっていたんだ、でも6フィートの距離で見ると想像してた以上で面 食らったよ。だからもう見るのはやめた。でも昔の良い試合を見直すことはあるよ。
ノエル:どうして面食らったかわかるか、ジョナサン。俺も初めてボクシングの試合を見に行った時に思ったんだけど、解説がないからだよ。他の何でもない男 同士の決闘を目の当たりにするからだ。家で見てる時は、解説が付くから決闘って言うよりスポーツって感じになる。それが生で見るとだな、何て言うんだ、な かなか見てて辛いんだ。
ジョナサン:それに加えて、俺の後ろにボクサーの母親が座っていて、息子が殴られるたびに、気持ちはわかるよ、「ああ!」と叫ぶんだ。こんな殴り合いがれっきとしたスポーツになってるなんてと思うとぞっとしたね。
ノエル:予想と違って面白くなかったわけだ。
ラッセル:俺は好きだけどな。君達2人ともちょっと・・・ボクシングを見てると血が騒ぐだろ。試合を見ながら、興奮しうなり声をあげて「ムラムラするぜ!さあ、もっとあいつを殴れ!」ってさ。
ジョナサン:いや。そんな風に思ったことはないな。でも俺って、見ての通りプロのボクサーになれる素質は十分にあると思うんだけど・・・
ラッセル:確かに身体でかいもんな!!
ジョナサン:だろ。限りなく早く、限りなく激しく。昔はボクサーは世界中を回れる、プロフェッショナルな仕事だと思ってた。
ラッセル:ジョナサン、もう少しすればボクシングのスポーツとしての面白さもわかるようになるよ。それにしても最近君太ってきてないか。
ジョナサン:そうか?年とりゃ誰でもそうなるさ。代謝が落ちるんだよ。でもテニスはよくやるよ。身体を絞るために。でもどっぷりはまってるわけじゃない。 TVをつけた時にテニスをやってれば見るけど、時間に合わせてTVをつけるほどじゃないのさ。でも君らだってフットボールは好きだろ。
ラッセル:ああ。大好きだよ。俺のキャラには合わないけど。
ノエル:俺が番組の最初に言っただろ。お前がウェストハムを応援してるなんて誰も信じてねえんだよ。だって・・・
ラッセル:俺の洋服や喋り方が合わないんだろ。でも、俺だってエセックス出身のどこにでもいるただの人間に過ぎないんだぜ。女の子が好きで、アップトン・ パークに行ってウェストハムを応援してさ。ただ見た目がちょっと違うだけだろ、変な髪形で、ちょっとアイライナーを引いてるだけっていうさ。外見は変わっ ても中身は変わらないんだよ。
ノエル:スカート着けてもか。
ジョナサン:君の言葉の使い方がフットボールファンらしくないんだよ。君みたいにとめどなく話し続けるやつなんていないぜ、たいてい3つの文章で会話は終わりさ。
ラッセル:確かにね。だから俺の作った応援歌は定着しないんだろうなあ。「さあみんな。俺のクレイジーなアイディアを聞いてくれ。さあ歌おう。俺達みんな 喋り好き。ここはみんなのアップトンパーク。俺に触るんじゃねえ。ぶっ殺すぞ。俺はお前らなんて相手じゃねえんだ。ちょっと待て。クイーンズベリーのルー ルは守ってくれ。クイーンズベリーのルールだけは!!。なんてこった。お前やりやがったな。ああ!!俺の目が。俺の美しい目が!!」。そうさジョナサン。 君の言うとおりだ。でもレイトンストーンの中心地からやってきた君が、君みたいな逞しい男が、フットボールスタジアムに現れないってのはどうなんだよ。
ジョナサン:俺なりに苦労してるんだぜラッセル。君を見て真っ先にフットボールファンだと思うやつはいないだろうから、君は今やってるみたいに「実はフッ トボールファン」であることをはっきりさせてるわけだ。でも俺の場合、特に若い頃は、見た目がいかにもフットボールファンなもんだから、実はそうじゃな いってことを話すと変な顔されるんだぜ。どんな良いゲームだろうが興味はないってわざわざ回りくどく言い聞かせなきゃならないんだ。
ノエル:ちょっと待った。それならマンUのファンになることをおすすめしようじゃないか。
ラッセル:言うねえ。
ジョナサン:でも君だって実はマンUが大好きなんだろ、ノエル?今んとこ一番有名なマンUファンだよな。
ノエル:グレープフルーツ用のスプーンで目をくりぬきたくなるくらいにね。
ジョナサン:OK、それならチームとして素晴らしいのはマンU、それともマン・シティ?
ノエル:うーんと、実はマンUなんだよな。
ジョナサン:マンUの方が金持ちだからだろ?
ノエル:いや。シティも金なら余るくらいにあるが、良い選手がいないんで。
ジョナサン:でもその弱いところが好きなんだろ?
ノエル:そうじゃないって。ただ地元のチームだからっていうしょうもねえ理由なんだよ、ジョナサン。俺は4歳の頃からシティを応援してるんだ。北部人なら 誰でもやってることさ。お前みたいな南出身のあか抜け野郎にはわかんねえだろうが、俺達北部人には音楽を書く以外にやることが大してないんでね。
ラッセル:俺もやることなくて、酒ばかり飲んで昔アル中だったんだよね。
ジョナサン:ライトン・オリエントの試合は1度見に行ったことがあるよ。俺の地元チームだから。
ラッセル:ほら、君も地元に貢献してるんだろ。
ノエル:お前いつになったらアル中から立ち直って泣き言言わずに飲めるようになるんだ?
ラッセル:心の底から楽しんで酒を飲めるようになったらさ。
ノエル:だから俺がいつも言ってるだろ。ビールを飲め。1杯で良いからって。
ラッセル:聞いたかい、ノエルはわかってないんだ。始めてしまったら止まらないんだよ。ビールに始まって、コカインに続き、ヘロインに手を出す。
ノエル:俺がビールを飲んだら最後、40分もしないうちにキングスクロスのクラックハウスに舞い戻りだからな。
ジョナサン:君達の話を聞いてて思ったんだけど、全然「ようやくラジオに戻れました」的なノスタルジーを感じないんだよな。もうすっかりあの事件から立ち直ったみたいだなラッセル。
ラッセル:完全復活さ。俺達のためにも良かったよ。こうやって普通にオンエアできて、それにジョナサン、君と僕がノエル・ギャラガーを迎えてラジオに一緒 に出れるなんて最高だ。君が勇気を持ってこの番組に参加してくれたことに感謝してる。このインタビューの録音テープのコピーを送るから好きなようにしてく れ、全ての権限は君にある。素晴らしい時間をありがとう。
ジョナサン:この番組が、みんなにとって楽しい時間だったことを願ってるよ。最初君達から電話がかかってきた時は思わず留守電にしようかと思ったくらいだったから。
ノエル:そっちの流れでも面白そうだな。
ラッセル:ほんと良い偶然が重なったね。
ジョナサン:次もある?
ラッセル:次もあるさジョナサン。きっとね。ジョナサン・ロスでした。ありがとうジョナサン!
ジョナサン:2人とも大好きだよ。君達は最高だ。
ラッセル:と、ジョナサンはいつも通りだね、彼に幸あれ。さてと、ほら番組も上手く行ったろ。どうだったノエル?
ノエル:そうだな。なかなか良かったと思うぜ。
