March 2010

Noel Gallagher - Irish Times - 1997/12/06

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完売を帰したダブリンでの3日間ライブの後、OASISにうんざりした休暇を取るべきだと考えたノエル。彼は、今の心情をケビン・コートニーに事細かに話してくれた。

ギタリスト兼ソングライターであるノエル・ギャラガーの疲れの原因は、ツアーだけではないようだ。3日間ライヴの1日目が始まる数時間前、楽屋にいた彼は大きなあくびをした。それは時差ぼけや働きすぎが原因のあくびではなく、むしろ少しうんざりしているという無頓着なそれだ。基本的にノエルが何かに夢中になりすぎることは無く、それが見てとれた瞬間だった。

「俺はOASISにうんざりしている。だから、ツアーが早く終わって長い休暇を取るのが待ちきれないんだよ」。そう認めたノエル。

「もし誰かが今夜が最後のライブで、この先5ヶ月はギグをしなくてもいいと言ってくれたら最高だな。家に帰って、ビールを飲んで、テレビでフットボール観戦さ。みんな少しOASISに飽きてきたと思うんだ。俺とリアムにな。ビートルズからの影響とかドラッグや俺達のこともろもろにさ。だから休みを取る時なんだよ。ファンがOASISから離れる時間を作ったほうがいい」。

このインタビューの翌日、リアムが突然咽喉炎を理由に残りの2日間のギグを欠席した。ギグは予定通り行われたが、多くのファンはまたリアムがいつもの手を使ったと感じていた。

「OASIS の将来なんて予測できないよ。この先数ヶ月で何が起こるかも分からない」と、ノエル。

「俺達がここまで成功したことは驚くべきことだと思うよ、しかもまだ一緒にバンドをやってるだろ。今年の初めごろなんて、新しいアルバムは絶対に完成できなさそうだったし、ツアーも出来るような状態じゃなかった。けれど、アルバムを出していくらか売れて良いギグもやってきた。全体としては、俺達にとって最高の1年だった。でも、このツアーが終わったら、しばらくの間はOASISを見たり聴いたりしたくないはずさ」。

ノエルは、今回なら世間の関心から逃れることができるかもしれない。最近は、メディアでさえOASISへの関心が薄くなっている。以前なら、タブロイド紙はノエルとリアムの話を一日おきに書きたて、ギャラガー兄弟のすべての大喧嘩を慎重に書きとめ、間違って引用し、文脈を無視して解釈され無様な尾鰭を付けられていたというのに。

しかしながら最近は、話題の需要が少なくなってきて、OASISに言及しているページと言えば、レビューページくらいなもので、たいてい批評家は同じようなことを言っている。「大騒ぎされた3rdアルバム『Be Here Now』は期待はずれだった。OASISはクリエイティブな面でも商業的にもピークに達しており、あとは落ちるばかりだ」。

「そう書かれてるのか?」と、ノエルが尋ねる。

「笑えるな。それは読んでないよ。Morning Gloryの時がOASISの頂点だったとでも言いたいんだろう。でも、ニューアルバムはリリースされてから数ヶ月経った今でも、いまだに売れてるんだ。Morning Gloryと同じくらい売ろうなんてはなから思っちゃいなかったさ」。

「批評家たちはOASISに何を言いたいのかはっきりできないんじゃねえの?あいつらは他の意見を読むまで、自分達の意見を述べるのを恐れているんだよ。Morning Gloryが発売された時、あいつらはそのアルバムを酷評した。だけどキッズが他のアルバムより俺らのアルバムをたくさん買っているのを見た途端、あいつらは自分の意見をころっと変えて最高傑作だって言い始めやがった。『Be Here Now』は批評家達から最高のレビューをもらったけど、『Morning Glory』よりも売れなかっただろ、すると連中、考えを変えてこう言ったんだ。『こんなことを言うのは残念だけど、このアルバムはどうしようもない駄作だ』ってさ。自分の言ったことに責任を取ってもらいたいね。俺は自分が毎日言ってきたことに責任を取っているんだから」。

OASISはラッド・ロック最高期の終わりを表していると言う人もいる。しかし、ノエルと5分間も話せば、あなたは気づくはずだ。ノエルは賢いだけでなく、生まれながらロックンロールの才能を持っており、OASISを魅力的にすることに関してはへの異様なまでの洞察力を持っているということ、そして時に非常に相手の神経に障ることもあることを。自分の作り上げた伝説を客観的に眺めることができる彼は、大局を見据えている。

「俺はロックンロールの伝説を信じたことがないんだ。俺なんてバンドで曲を作ってギターを弾く普通の男にすぎない。その時に最高の曲が書けるようにベストを尽くすだけだ。OASISはキリストより偉大だと言ったこともないし、自分のことを天才だと言ったこともない。アホな雑誌がそう言って、みんながそう言い始めただけなんだよ。俺は天才じゃないし神がかってるわけでもない。そんなことちっとも信じられないね。特に飲み明かした翌日とかさ。ひでえ身なりで、しかもトイレの中で吐いてましたって時に、そういうのを読んでもな。鏡で自分を見ても、神様には見えない。リアムならロックンロールの伝説にぴったりくるかもな」。

彼は、ロックンロールの神話ももはや息は長くないということも十分なくらいにわかっている。OASISの伝説が必ず輝きを失う時が来ることを知っているのだ。1995年から1996年にかけてやって来てそして去って行ったOASISの時代。それはビートルズの後にイギリスで一番大きな影響力のあるバンドになった時代だ。2ndアルバム「What's The Story(Morning Glory?)はイギリスで2番目の大ヒットを記録し、The Beatlesのアルバム「Sgt Pepper’s Lonely Hearts Club Band」の記録に達しようとしている。シングル「Wonderwall」と「Don’t Look Back In Anger」はポピュラーな賛歌となり、1996年8月に行ったネブワースでの野外ライブは、何十万人ものファンを魅了した。

「あんなことは二度とできない」と、ノエルは言う。

「あれは歴史的な瞬間だったんだ、ブリットポップの全盛期、まあ、何とでも言えばいいさ。ネブワースと同じようなギグはもうできないよ。再現しようとはするだろうが、きっと痛ましいことになるね。時代が俺達を求め、俺達はその瞬間をつかみとった。今はもう違う時代を生きている。だから次に進まなくちゃいけないんだ」。

「あの時と同じような興奮はもう感じないよ。今はもうあくまで仕事なんだ。リアムが恥ずかしいことをするまでは、楽しかったけどね。まあ、俺達を見るために金を払っているファンにとっては全然楽しくないだろう。だって、会場の外で列を作って『ギグは始まるのか?』なんてことを考えるんだぜ」。

ワールドツアーが終了してゆっくり休むことが出来るまで、OASISにはやらなけばいけないギグがまだ残っている。

新年には、アジアとオーストラリアへ出発する予定のOASIS。今夜からは、イギリスでの連日ツアーが始まり、故郷マンチェスターでギグを終える予定である。クリスマスシーズンにシングルをリリースする予定はない。評論家達は「All Around The World」がクリスマスにシングルチャート1位を獲得すると予測していたが、そのシングルは1月にリリースされることになり、スパイス・ガールズとテレタビーズのためにチャート1位の道が開かれることになった。

さあ、認めるのだノエル。リリースの予定日を後日へと遅らせたのは、OASISがフワフワしたぬいぐるみ4体と派手な女性5名に食われるを恐れているからだ。すると、彼は鼻で笑ってみせた。

「俺達がデブでマヌケな連中とThe Teletubbiesに怖気づいてるだって?そんなわけねえだろ。予定日を遅らせたのはミュージックビデオが撮り終わっていなかったからだ。チャートの順位なんて俺にとってはかまやしねえんだよ」。

「要はファンだ」とノエルは言う。彼はファンの忠誠心をあおることもしないと決めたようだった。ダフ屋がダブリン3日間ギグのチケットを300ポンドでファンに売りつける行為について、彼はどう思っているのだろう。

「どうかしてるぜ。俺だったらそんな大金を払ってまでOASISを見ようなんて思わない。そんな金があるなら、昔に戻ってSex Pistolsの1977年のギグを見に行きたいね」。

OASISの非公式サイトが閉鎖したことへの非難についてはどうだろう。非公式サイトのほとんどは商業的な利益を得ていない本物のファンによって運営されているというのに?

「俺達はそんなことやっちゃいないさ。ソニーがやったんだよ」と、ノエル。

非難の矛先がレコード会社に向けられたちょうどその時、インタビューの時間を知らせに部屋に入ってきた会社代表も不運だった。

「俺は家にコンピューターを置いてすらいないんだぜ。サイトやインターネット、ネットサーフィンのことは知っているけどさ。家にいる時は、Brookside(イギリスの連続テレビドラマ)を観たいんだ。だから、ワンルームに住んでいるどっかのバカに『俺のサイトが閉鎖された』と泣き言を言われてもな。俺を責めないでくれ。悪いのはソニーだ」。

最後に、ノエルとリアムの不安定な関係はどうなのだろう?二人はまだ兄弟喧嘩をしているのか、それともロックンロールという名の休戦中なのか?

「すべてが順調だよ。ちょうど今日リアムが俺のところにきて、俺に最高のキスをくれたよ。タブレットの消臭が効いていたな」。

2010年3月前半号

3月18日
■ 「adidasoriginals」より。ノエル・ギャラガー、アディダスのCMに登場。

ノエル・ギャラガーが、Adidas Originalsグローバル・キャンペーン2010のCMに登場しました(約28秒後)。

他にも、エイドリアン・バイロン、アギネス・ ディーン、アナ・イヴァノヴィッチ、Calle 13、デイヴィッド・ベッカム、DJ ニール・アームストロング、フェルナンド・ベルダスコ、イ・ヒョリ、イアン・ブラウン、ジェイ・バルチェル、ジェレミー・スコット、ルイーズ・ロー、ミス ター・ハドソン、N-Dubz、Snoop Dogg、タルーラ・モートン、ホイットニー・ポート、ディー・エドワーズが登場します。↓



■「contactmusic」より。リアム・ギャラガー:新バンドは、 OASISよりも「音楽志向」。

リアム・ギャラガーが、新しいバンドはOASISよりも「音楽志向」で「洗練されている」と、話した。

「OASIS よりもっと音楽に集中するんだ。めちゃくちゃに騒々しいとか、ヘヴィなコード展開とかじゃなくてさ。もっと洗練されてる。天狗になるんじゃなくて、もっと 音楽に力を入れる」。

現在、ゲム・アーチャー、アンディ・ベル、クリス・シャーロックと共に新作製作に取り掛かっているリアム。一方のノ エルは、ソロの道へとひた走っている。


3 月17日
■「asahi」より。OASIS「以外で」ブランド設立 リアム・ギャラガー来日!

詳しい記事はこちらから。 ↓
http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY201003120258.html

■ 「zimbio」より。日本へ向かうのか?3月10日、ヒースロー空港にてリアム・ギャラガー(4枚)。↓

http://www.zimbio.com/pictures/kwnTk6IekKa/Liam+Gallagher+Heathrow+Airport/lHlJ1M2SV4l/Liam+Gallagher

3 月12日
「blackbookmag」より。リアム・ギャラガー、Pretty Greenへかける思い。

俺は昔から洋 服が好きで、たくさんの人からインスピレーションをもらってきた。Rolling Stonesのブライアン・ジョーンズやBeatlesのジョージ・ハリスンは、格好良く思えた。ポール・マッカートニーはいつもださかったけど、あの声 と作曲の才能があったから、俺達は彼を無罪放免とした。ジミ・ヘンドリックスはとても野性味があって、俺が好きな感じだった。最近の連中は、あの時代を全 くといっていいほど知らない。だから俺はPretty Greenを立ち上げたんだ。60年代終わりの、イギリスのクラシックをみんなに届けたくて。

現 代的なものは一つもない - コンセプトは90年代じゃない。Pretty Greenのアイディアを思いついたのは、何もやることがなくてプールサイドで座っていた時だった。最初は靴から始まったんだ。何人かに手伝ってもらって 始めたのが、今じゃClarksと契約を結ぶまでになった。そう大して変わりはしない。俺の目指すものを作るためさ。「ここのヒールをもっと低くして、そ れとここも」ってな具合に。だから楽しかったよ。それでわかったんだ、洋服もできるんじゃないかってね。新しいものを作り出すことはできないと自分から認 めるのって俺くらいじゃないかな。でもちょっとだけひねりを加えるのさ。上手く形に出来た時は、とても気分が良い。もう俺には新しい洋服なんていらないと 思えるんだ。

ジーンズについて一言言っておこう。色んな店を回って新しいデザインを探したりするんだろうが、結局最後はみんな Levi'sに戻ってくるってこと。俺は、今出回っているのとか新しいジーンズをチェックするんだけど、やっぱりLevi'sだぜ。True Religionとかああいうくだらねえの - いちゃもんつける気はねえけど、俺はデザイナージーンズは好きじゃない。ラングラージーンズで何が悪いんだよ。カウボーイが認める履き心地なら、俺に もファッキン最高の履き心地に決まってんだろ、な?今はとても気分が良いんだ。Pretty Greenを立ち上げていなかったら、そして新しいレコード製作に取り組んでいなかったら、そりゃあ惨めに毎日過ごしてたはずさ。でも、人生は短いんだ。 無駄にする時間はない。

3月10日
「Rockin On」より。Rockin On4月号には、リアム・ギャラガーが登場!

自身のファッション・ブランド 「Pretty Green」のプロモーションのため、お忍びで来日していたリアム・ギャラガーに、独占ロングインタビューを敢行。撮り下ろし写真も。

ま た、姉妹誌Cut4月号にも、リアムが登場。
スーパースタイリッシュなファッション・フォトギャラリーが組まれる予定
だ。

インタビューの模様は、粉川しのさんのブログ まで。↓
http://ro69.jp/blog/kokawa/31941

3 月8日
「contactmusic」より。健康パパ、リアム・ギャラガー。

パーティの頻度を落とし、ランニングにいそし む。リアム・ギャラガーは、自らを「良い方向」に変わってると話す。

「毎朝6時に起きて、ハムステッドヒースを走るんだ。最高だよ。俺は 本当に変わった。良い方向にね。いいか、俺は20年間色んな粉を吸ってきたけど、今じゃ子供がいる身なんだ。そういったことから足を洗わなきゃならない。 子供と一緒にあんなことはできないからな、教育上良くない。それにパパでいるのが大好きなんだ。世界一ってくらいにね」。

リアムには、 12歳のモリー、10歳のレノン、8歳のジーンの3人の子供がいる。

20年に渡ってドラッグをやっていたという彼は、家庭生活を大事にす るため、2008年に全て断ったという。

「最高の時間を過ごして今は休憩中さ。子供が一緒だからな。子供の宿題をみたりフットボール用の 靴を直してやったりするんだぜ。そんな時にラリってたんじゃ話になんねえだろ」。

3月5日
■OASISオフィシャ ルサイトより。

NME Awards 2010で、Godlike Geniusを授賞したポール・ウェラー。その時に流れた、トム・ミーガン、ピーター・ブレイク、ポール・スミス、ノエル・ギャラガーなどがウェラーにつ いて語った映像を見ることができます。↓

「楽器はできるし歌は歌えるし書く曲も良い。The JamがThe Eton Riflesをやるのを見たことがあるけど感動したね。若者を奮い立たせる曲を書くんだ」。

http://www.nme.com/video/bcid/69218179001/search/NME

■ 「contactmusic」より。ジーン・シモンズ:「ギャラガー兄弟には喧嘩が必要だ」。

アメリカのロックバンドKissのジーン・ シモンズが、ノエルとリアムは喧嘩をするから魅力的だと話した。

「UKは世界に音楽を発信して、俺達の人生を良いものにしてくれる。俺は Keaneが好きだし、Arctic Monkeys、Franz Ferdinandも好きだ。でもスターがいないんだよな。連中が何をしようが誰とヤろうがどこに住もうがどうでもいい...興味がわかないんだよ」

「一 番面白いのはギャラガー兄弟さ。ドラッグをやり酒を飲み、喧嘩をする。まさにスターだ」。

■「contactmusic」より。リアム・ ギャラガー:「インディーミュージックはどうかしてる」。

元OASISのリアムは、「学生じみた音楽」を書くインディーバンドが気に入ら ないようだ。

Bloc Partyを始めとするイギリスのバンドの音楽を「ナンセンス」と、一蹴。

「本当に嫌になるぜ、 最近インディーのクソッたれ連中がはびこってるだろ、学生レベルのくだらねえ音楽。Bloc Partyとかそこらの連中とか、聴いてても眠くてたまんねえんだよ。マジでただのクソ、この言葉に尽きるね」。

さらに、アパレルブラン ドを所有する彼は、外見を気にせずホームレスのような格好をしているミュージシャンも気に入らないと話す。

「要はさ、服をそれらしく着け ることはできるかもしれない。でも何よりもまず洗濯しなきゃだめだろ。あいつらずっと同じ服ばっか着けて洗濯しねえんだぜ、ユニフォームかっての」。

「良 い曲を書くバンドはたくさん知ってるけどさ、実際の姿を見ると『ひでえ格好してやがる。見た目が良くてその曲なら上に行けたのにな』って思うんだ」。

■ 「contactmusic」より。リアム・ギャラガー:「Pretty Greenは不朽のブランド」

リアムが、自身のアパレルブラン ドPretty Greenについて「時代を超えるブランド」と評し、自分が着けたいと思うものしか販売しないと話した。

デザインにおい て、一貫してシンプルという理念を貫いているが、「ワイルド」になりすぎないよう高級な素材を使うことを心がけているという。

「Pretty Greenは時代に関係なく通用するブランドなんだ。パーカーにレインコート、ブレザー、ボタンダウンシャツ、ポロシャツ、デザートブーツ、どれもワイル ドになりすぎないようにしてる。選び抜いた素材を使ってるんだ。最高級だよ」。

自分で納得したものしか商品にしないと話す。

「ア イディアを話し合って形にしてみて、もし俺の気に入らなかったら採用しない。俺はファッション業界の人間じゃねえけど何が格好良いのかわかってるし、自分 の好みも知ってる。それでいいんだ。ファッションなんかじゃなくてスタイルなのさ。Pretty Greenは流行には流されない。ファッションに流行り廃りがあってもスタイルは残る。『これとこれは合うね、それにこれとも合う』とか言ってるのは嫌な んだよ。『知るか!俺はこれが好きなんだ』と思うね」。

■「femalefirst」より。リアム:「ノエルは過大評価されている」。

昨 年8月、ノエルと喧嘩別れしたリアムだが、兄は過大評価されていると思っているようだ。

世界一過大評価されている男として「ノエル・ギャ ラガーに決まってる」と、インタビューに答えたリアム。

ノエルがソロとしてキャリアを築こうとしている一方で、彼は元OASISのバンド メンバーであるゲム、アンディ、クリスと共にレコーディングに入ろうとしている。

OASISは終わってしまったが、今でもリアムは素晴ら しい音楽を作ることに専念していたという理由でOASISは成功を収めたと考えている。

「俺が成功した秘訣は何かって?音楽に100%真 正面から取り組んで、しかもそれを楽しむことだよ。みんなを巻き込むんでさ。そうじゃなきゃやってらんねえだろ。最初から決められた道を進んできたわけ じゃない。最近のやつらってキャリアプランにしがみつきすぎるんだよ。俺達の場合は、とにかくやってみたら上手く行く時もあるし、上手く行く時は行かな い、そんなもんだったのさ」。

3月3日
■先日開催されたNME Awards2010で、God Like Geniusを受賞したポール・ウェラー。ギグでは6曲を披露し、バンドメンバーとしてOASISのゲム・アーチャーが参加しています。↓

「Start!」


■「gigwise」より。ノエル・ギャラガーのサポーターはThe CourteenersとPlan B。

来る3月25日、26日の2日間に渡って、Teenage Cancer Trustのチャリティギグに参加するノエル・ギャラガー。それぞれのアクトのサポーターを務めるアーティスト達が発表され、ノエル・ギャラガーのサポー ターは、The CourteenersとPlan Bと発表された。

2009年8月OASISを脱退してからというもの、初のギグとな るこのチャリティについて、ノエルは、

「10年前、ロジャー・ダルトリーから電話で初めてTeenage Cancer Trustのコンサートに誘われたんだ。ミュージシャンとして誇りに思える瞬間だった。あれからというものこの素晴らしいチャリティを応援することを、俺 は名誉なことと思っているんだよ」。

と、話している。

3月2日
■「nme」より。 リアム・ギャラガー:OASISが分裂して、マンチェスター・シティは得をしている。

リアムは、OASISとマンチェスター・シティの運 命はリンクしていると考えているようだ。

「OASISが上手く行ってる時、シティは低迷してたろ」と、Daily Mirrorに話したリアム。

「でも俺達がバラバラになったら、シティは波に乗ってる。おかげでちょっとはOASIS分裂の痛みが和らぐ かもな」。

2月27日、マン・シティはアウェーでチェルシー相手に4-2と大勝しているが、これはリアムが今年中に音楽活動を再開するこ ととリンクしているのかもしれない。

■「contactmusic」より。ノエル・ギャラガー、サマーハウスに夢中。

ノ エル・ギャラガーが新たなプロジェクトに着手した。バッキンガムシャーにある10エーカーの広さを誇る自宅の庭に、サマーハウスを建築するのだ。

恋 人のサラ、そして息子のドノヴァンとのんびり過ごす木造の家を作ろうと、すでに建築許可の申請も行っている。

チルターン郡議会に提出された申請書に、ノエルは「サマーハ ウスは、庭を楽しむために使うこと」や「木々が生い茂っているため、隣家のプライバシーを侵害することはなく、自宅の壁からも十分に距離を置いている」こ と、また「庭をさらに美しく整えるつもり」であることや、「今の庭の情景と溶け込むように設計し、休息の場にする」を記載したという。

3 月1日
■「kasabian」より。2009年11月、マンチェスターのMEN Arenaでギグを行ったKasabian。バックステージにはノエル・ギャラガーの姿も。↓



■「sun」より。Courteeners、OASISをカバー。

Courteeners のリアム・フレイが、OASISのB面曲「D'Yer Wanna Be A Spaceman」のカバーを披露した。

「OASISの曲 をカバーするのは本当に気がひるむね。比べる人もいるけど、俺達はOASISの跡継ぎってわけじゃない」。

動画はこちらから。↓
http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/showbiz/bizarre/bizsessions/2868878/The-Courteeners-toast-the-first-anniversary-of-the-Biz-Sessions.html

Liam Gallagher - Redbull - 2010/03/19

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オリジナルの記事はこちらから。↓
http://www.redbull.com/cs/Satellite/en_INT/Article/The-Gospel-According-to-Liam-Gallagher-021242826259287?p=1242745950170

近い将来、再結成のほのかな期待を残してはいるものの、今現在は分裂状態にあるOASIS。そのフロントマンであるリアム・ギャラガーは、自身のブランドPretty Greenの力を注いでいる。

クリス・サリヴァンが、彼のスタイル、ポインテッドトゥシューズについて、そしてOASIS分裂に関する発言を上手く引き出すことに成功した。

Pretty Greenのクオリティは一流ですね。このクオリティの高さは、ジャーミン・ストリートの職人技に匹敵します。

リアム:それを目指したんだよ。どうせやるなら一流のものを作りたかったんだ。そうさ、本気でやんなきゃ。

全て自分で取り仕切ることが大切だったんですね?

リアム:うん。俺の気に入らなかったら、ゴーサインは出さない。今はちょっと時間に余裕があるから「いいじゃねえか。びしばしやってやろうぜ」って感じで。俺はファッションデザイナーなんかじゃない。これまでファッションを勉強したことはないけど、何が格好良いのか、自分は何が好きなのかはわかってる。そういうことさ。

Pretty Greenの洋服を表現するとしたら?

リアム:タイムレス(不朽)だな。クラシックなアイテムさ。パーカーにレインコート、ボーティングブレザー、最高級のポロシャツ、デザートブーツ...粗野なものは一つもない。質を大切にしてるんだ。

初めて自分のお金で買った洋服は?

リアム:昔、PatricとLacosteにはまってたんだ。カジュアルなフットボール関連のアイテムを売ってるブランドさ、わかるだろ?Dunlop Green Flashはいつだって基本だったし、Levi'sのトラックスーツも良かったな...そういうのわかるだろ。

今振り返ってみたら「そりゃねえだろ!」と自分に突っ込みたくなる洋服はない?

リアム:みんなこの靴をからかうけどさ(イヴサンローランの豹柄ローファーを履いた足を上げて見せる)。でもそう言う連中こそ頭がどうかしてるぜ。この靴は俺の誇り、俺の楽しみなんだ。

先の尖った靴をどう思いますか?

リアム:ポインテッドトゥシューズは大嫌いなんだよ。俺は嫌だ。あれは女の子向けさ。スキニージーンズも嫌だな。ちょっとスリムなくらいなら許せるけど。それにバギーなやつも嫌なんだよな。男なんだか女なんだかわかんねえよ。あんた女か?それとも男?俺に言わせれば、女は女らしく男は男らしくあるべきだね。

トレーニングシューズはどうです?

リアム:Adidasの靴を送ってくれる友達がいたんだけど、30過ぎたらストライプとかそういうのは卒業しなきゃな。

成功の秘訣とは?

リアム:本物でいることさ。ギグは本気でやっていたけど、それ以外の時間、俺達は笑って楽しんでいた。みんなを巻き込んでね。将来のプランなんてなくてただやったらああなっただけなのさ。

それならどうして、その楽しみを辞めてしまったんです?

リアム:そこがOASISの美しさなんだよ。内部崩壊しそうだった時にしないで、するとなったらあっという間にした。でも、壊したのはOASIS自身で、俺達を叩いて「長くは続かない」と言ってた連中じゃないんだ。俺達を潰せたのは他の誰でもない俺達自身だけだった。俺はそれを心から誇りに思うよ。

18年。長かったでしょう。


リアム:特に世間に叩かれてた時はな、「あいつらはクソだのなんだの」って。OASISを潰したのは俺達で、あのファッカー達じゃねえんだ。

あなたも私と同じでU2は嫌いなようですね。

リアム:俺、U2のファンを見たことがないんだよ、一度もな。U2のシャツ着たりU2のファッキンレコード持ってダチの家に行くやつに会ったことがねえ。あいつらのファンは一体どこから集まってくるんだ?な?ありゃきっとみんな金で買ったサクラだぜ。儲けた金で大勢雇って、ギグをやるたびにショベルでそいつら会場に積み上げて見栄えを良くしてるのさ。

マイケル・ジャクソンは天才だと思う?

リアム:間違いなく天才さ。俺の好きな音楽じゃないけど、かみさんが大好きなんだ。Jackson Fiveの時は好きだったよ。でもそれから変なことに手を出すようになった。でもそうなっても仕方ねえだろ?何よりまずアメリカに住んでいたし、裏庭には遊園地だぜ。おかしくもなるさ。俺の庭には何本かの木とファッキン物置小屋だけだから、こうやって地に足つけて生きてられるんだ。観覧車を作ったりはしない。頭イカレちまうからな。

「Definitely Maybe」が数週間でチャート上位に上った時は、どんな気持ちでしたか?

リアム:ファッキングレイトだったよ。怖気づきはしなかった。それまでの4年間、マンチェスターの道に穴掘って暮らしてきたから、準備はできていたんだ。「スペードのロイヤルストレートフラッシュ!上がり!」ってなもんさ。

では、最後にPretty Greenについて一言お願いします。

リアム:気に入ったら、そして懐に余裕があったら、買え。そうじゃなかったら、貯金しな。

Pretty Greenの2010 春夏コレクションは、Pretty Green オフィシャルサイト(www.prettygreen.com)で、購入可能だ。

Liam Gallagher - SCYHO.com - 2010/03/15

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Pretty Greenの展開の早さには驚いています。ブランドを立ち上げて1年も経たないというのに、もう次のコレクションを発表しようとしている。進行の早さにご自分でも驚いているのでは?


リアム:いや。ちゃんと仕事をしてるだけさ。

コレクションの評判は上々ですね。これには驚いた?

リアム:自分がたずさわったものが好評ってことにはびっくりするよ。世の中には、新しいものをすぐに潰しにかかるやつが大勢いるからな。

新しいコレクションの中でもこれはというアイテムは?

リアム:カモフラージュパーカーは自分でも気に入ってる。それとボタンダウンシャツも。

コレクションを購入したファンからの反応はどうです?

リアム:服の質や着心地についてコメントしてくれるよ。

お客さんからの要望が高い洋服はありますか?


リアム:女性向けのコレクションを作ってくれって女の子達からたくさん要望がきてるんだ。答えはYES。男向けが一区切りついたらね。

今でもデザインにはたずさわっているの?

リアム:100%、もちろんさ。

昨年のカーディフでは、サングラスやベルトといったアイテムも出す予定だと話していましたが。

リアム:うん。そういうアクセサリも加える予定だよ。

女性向けのアクセサリも?個人的には、Pretty Greenのハンドバッグがあればぜひ買いたいんだけど。


リアム:マジで?ハンドバッグかよ!!!もちろん作るさ!

今年は、Clarksとタッグを組んでデザートブーツを発売しますね。Clarks側は、このようなクラシックなブーツを作るまでに落ち着いた方向に変貌を遂げたあなたのことをどう思っているのでしょう。

リアム:飛んで喜んでたぜ。

他にもここで発表できるコラボレーションはある?

リアム:たくさんな。でもそれは時が来たら話すさ。

Pretty Greenのショップについては、話は進んでいる?

リアム:今、マンチェスター、ロンドン、グラスゴー、東京を考えているところ。

今度のプロモーションでは、さらに多くの国々を訪問するという噂ですね。どの国を回るのか教えてくれる?

リアム:日本から戻ったばかりなんだ。今月ニューヨークに行って、その後ヨーロッパを回る予定だよ。

ショップに並べる洋服やウェブサイト上限定で販売するアイテムはどういう風に決めているんです?


リアム:みんなでよく話し合うのさ。でも、Pretty Greenウェブサイトのメンバーには、特別な何かを準備してあげたいんだよ。たとえばグリーンのデザートブーツとか。そういうのはオンラインだけで売るんだ。

ポール・ウェラーには、限定のブラックパーカージャケットをプレゼントしていましたね。お返しに何かもらいましたか?


リアム:すごく気に入ってもらえたんだ。ホワイトもあげたんだけど、なかなか支払いしてくれなくって困っててさ。

ウェブサイトはどうです?オンラインの売り上げは伸びてる?


リアム:ああ。常に右上がりだぜ。

世界中のファンが待ち望んでいる新しいコレクションのお披露目はいつになりますか?

リアム:3月22日。Pretty Greenオフィシャルサイトで発表する。

これまでで一番売れたアイテムは?


リアム:どれも完売さ。

ブリット・アワーズのスピーチでは、なぜノエルのことを話さなかったの?

リアム:俺とノエルとのことばかり取り上げられることにはもううんざりなんだ。この数ヶ月そればっかだろ、だからあのアルバムで演奏したほかのバンドメンバーや世界中にいるファンのことをスピーチして当然だって思ったんだよ。

賞を客席に投げたのにはどのような意味があったのでしょう。

リアム:ファンにあげるってことを示すには良いジェスチャーだと思ってさ。ま、いつものように誤解されて終わったけど。

新しいバンドはどうなるんでしょう。前に話したように今年中にアルバムを出してツアーをする?


リアム:ほんと、良い調子でやってるよ。

バンドの名前はまだ決まっていない?


リアム:まだ。

ここだけで明かせる新曲のタイトルなどは?


リアム:ないな。

ツアーではOASISの曲も演奏するの?それとも新曲だけ?


リアム:当たり前だろ!アカペラで「Don't Look Back In Anger」さ。

ロジャー・ダルトリーがインタビューの中で、Teenage Trust Cancerにあなたを誘ったけど先約が入っていて断られたと話していました。来年は、あなたの新バンドがTCTに参加することを期待してもいいでしょうか?


リアム:もちろんさ。TCTは俺にとって大切なんだ。OASISも何度か参加したし、新しいバンドでも参加できたらと思ってるよ。

マンチェスター・シティは、チャンピオンリーグに進出することができるでしょうか。チェルシーにも余裕の勝利をみせましたよね。


リアム:間違いねえな!

この夏、シティと契約してほしい選手を2人あげてください。

リアム:スウィンドンでプレーしてるハリー・グラントっていうやつと、インター・ミランでプレーしてるマリオ・バロテッリ。

ワールドカップでイギリスは優勝できると思う?

リアム:思うぜ!

The ProdigyやDeath In Vegasと仕事をしたことがありますが、次はThe Gorrilazとどうでしょう?

リアム:何度も質問されてんだけど、俺は動物とは仕事しねえんだ。アブねえだろ。

Jay-Zは今年の初めのインタビューで、あなたとコラボレーションしたいと話していましたが?


リアム:曲が良くて、俺の神経に障らないなら、そうだな、やってやるさ!

Noel Gallagher - The West Australian - November 2006

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1994年の終わり頃、ノエル・ギャラガーはバンド・メンバーと共にアメリカにいた。彼が書き上げ、レコーディングされたばかりのアルバムは全英ですぐさまイギリスのアルバムチャートでNo.1を獲得し、イギリスの音楽史上最速で売れたデビュー・アルバムとなった。

しかし、ロサンゼルスでそんなことは大した意味を持たなかった。コンサートを完全に台無しにして、ドラッグ・カクテルや酒に没頭する弟の姿をノエルは目の当たりにする。

ノエルはパスポートを握り締め、空港に行き、誰にも話すことなく、飛行機に乗ってサンフランシスコへと飛び立った。OASISは彼らがかろうじて何かを始めようとする前に終わってしまったのだ。これが、それから幾度となく繰り返されることになる解散劇の始まりであり、OASISを定義づける謎に彩られた骨折と殴り合いの幕開けであり、ロックンロールの歴史で最も偉大なエピソードの一つである。

私達がインタビューに訪れた時、ノエルは、チャルフォント・セント・ガイルス(ロンドンから車ですぐの場所にある)にある豪華な自宅で、休暇を楽しんでいた。彼が弟のバンドに加入してから15年がたったが、OASISのアルバムは5千万枚以上の売り上げを記録し、名声と富を生み、瞬く間にロックンロール神話となった。

「バックカタログの素晴らしさを語り合って、ここまでの道のりの長さを話すことになるとは思ってもなかったよ」。

ノエルは、笑いながら騒がしいOASISの歴史を振り返り、バンドのグレイテスト・ヒッツ・アルバムである「Stop The Clocks」について話してくれた。

「失業手当を受け取らなくてよくなった時は、嬉しかったよ、本当に。ひょっとしたら金を稼げるかもしれないっていうことがね。ドラッグをやれるだけやって、楽しい時間を過ごすってわけ。ロックンロールは計画をたてたり目標を達成したりすることじゃないんだよ。自分がやりたいことをやるってことさ。もちろん、リアムはそれをやりすぎなくらい完全に実行してた。だけど、基本的な計画なんて本当に一切なかったんだ」。

1994年のデビューアルバム「Definitely Maybe」のリリースのおかげで、OASISのメンバー5人 - ギャラガー兄弟、ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズ、ポール・”ギグジー”・マッギガン、そしてトニー・マッキャロル - は、二度と失業手当暮らしに戻ることはなかった。

変わり映えのない毎日の中で、堕落し、腐っていく人々にとって、このマンキュニアン達が作り出す音楽は、唯一現実から逃避する術だった。そして、OASISが静かに去っていくことは決してなかった。リアムががなりたてるあの有名な「Cigarettes & Alcohol」の歌詞のように。

「悩む価値なんてあるのか、仕事を探すことに。働く価値もないのに。狂った状況だよな。だけどおれに必要なのはシガレッツとアルコールだけ」。

その後、素晴らしいB面を含む6枚のアルバムをリリースしながら、OASISは走り続け、ロックンロールの荒波をかいくぐって来た。「(What’s The Story)Morning Glory」は、ブリット・ポップという言葉を作り、メンバーにあまるほどの大金を与え、「Be Here Now」では、敵意を持ったイギリスの音楽メディアの協力もあいまって大衆の支持を失い、昨年の素晴らしい「Don’t Believe The Truth」は彼らを再びヒーローへと押し上げた。

幾多の紆余曲折を経て、現在バンドのオリジナル・メンバーとして残っているのはノエルとリアムだけである。しかし、その二人の間には、兄弟愛の断片を見つけ出すことさえも難しい。

「あいつはただのちっぽけな馬鹿野郎だ」。ノエルは平然と話す。

「俺はあの馬鹿を4ヶ月見てないが、どこにいようといつものように間抜けな面さらしてるだけさ。これだけは言える。本当に、あいつは俺のことを好きじゃないんだ。そして俺は、あいつがどんなに馬鹿だろうが構やしないね」。

乱痴気騒ぎとタブロイドの宣伝に隠れがちだが、OASISはいつだって単純に最高のロックンロール・バンドだった。ポップの司令塔であるノエル、形容しがたいロック・スターであるリアム。二人が揃えば誰にも止められない。そして「Stop The Clocks」に収められた卓越した18曲がステレオの両側から爆発するのを聴けば、証明はそれだけで十分だろう。「Rock N Roll Star」、「Wonderwall」、「Slide Away」、「Cigarettes & Alcohol」、「Live Forever」、「Supersonic」、「Don't Look Back In Anger」。挙げ始めればきりがない。

「俺達は、嘘をつかない」。

ノエルはバンドが成功し続ける秘訣をそう表現した。

「みんな、俺達と一緒に浮き沈みを経験したんだと思う。そして何より良い音楽がそこにあった。それと、OASISはありのままを見せるってことかな。たまにロック・スターをテレビで見るんだけど『ほんとニセモノばっかだな』って思うんだよ。俺達にそんなことはない。とにかく何でもいいから質問してみろよ。一切嘘は言わないと約束しよう」。

「俺が思うに、もしOASISがいなかったら90年代はもっと退屈なものになってただろう」。

21世紀でもそれは変わらない。彼らだけが90年代に再び音楽を面白くしたわけではないが、バンドの影響は海を越えて広がり、現在のロックシーンでJetやKillersのような多様なバンドが台頭してきたことが、OASISの重要性を明白にしている。

来年の5月に40歳を迎えるノエルは、年老いたロックのステイトマンという運命を、喜んで受け入れているようだ、今は新作の製作を進めているが、そのリリースはわりあい「遅く」なるという。彼は、天才的なロックのワルガキ時代が過ぎ去ったことを、つつましくも認めた。

「根本的に、ロックは若い奴らのためのものだ」と、ノエル。

「だからいい年になったら、ロックンロールであることをやめるのさ。ロックンロールってのは、悪いことをしたり、とんがって生きたり、革のジャケットを着たり、ドラッグを常習したり一日中ジャック・ダニエルを飲んだりすることじゃない。そういうことをすればいかにもって感じはするけどな。その通り。だけど、何よりもまず若さなんだよ」。

「年をとればたくさんの重荷を背負うだろうし、音楽は人生で唯一重要なものではなくて、数ある重要なものの一つになってるはずさ」。

「6人の子供と5つの家を持つ50歳より、一つのエレキ・ギターとたくさんのファッキンアイディアを持ってる24歳のガキの方が、ずっと面白いんだよ」。
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