オリジナルの記事はこちらから。↓
http://bit.ly/b5Ler5
pt1の記事はこちらから。↓
http://www.oasisstandard.co.uk/archives/1105495.html
その通りです。さて、News Of The Worldが最近暴走していますね。OASISファンサイトを運営する女性を新バンドのベースプレイヤーに選んだというデマを流したり。これ、おかしいですよね。
リアム:ああ、笑える。でもそれがプレスだからな。本気で取るなってことさ。
一面を印刷までしたり?本当にその通りになったりして。
リアム:なるかもな。彼女のベースが上手かったら会ってみるさ。俺は女だからって差別はしない。良いベースプレイヤーでクールだったら、俺のバンドに入れることもあるさ。でももうベースは決まってるんだ、最高のやつ。残念だったな。
彼の名前はジェフ?(ジェフ・ウートン)
リアム:そいつ。The Gorillazでも弾いてるんだよな?
そ うですよ。いくつかのギグに参加しているんですよね。
リアム:そう。最高のミュージシャンだよ。The Gorillazのアルバムには参加しないで、ライヴだけらしい。でも様子を見るさ。ジェフはすごい才能を持ってる。まだ24歳なのにもう一人前のミュージシャンなんだ。まあ、時が来たら「なあ?俺は俺でやりたいことがあるんだ」とか言い出すかもしれないけど、俺達は今ベースプレイヤーが必要だし、やつは 見た目もクールだしな。ベースも弾ける。
ジェフには電話をかけたの?それともオーディションをやったの?
リ アム:電話をかけた。「何やってる?」「何も」「こっちに来て、俺達とリハーサルしないか?」ってね。それでクリス・シャーロックやみんなと2曲合わせて、その後パブに行った。それで「よし、お前クールだから合格」と言ったのさ。追い詰めてこれ弾けあれ弾けとやったわけじゃない。あいつも飛んだり跳ねたりしないで、落ち着いてたよ。自分のベースを弾いてそれで決まったんだ。オーディションを開催したり大勢の人を入れたり出したりして、俺の時間やみんな の時間を無駄にしたくないしね。そういう柄じゃない。全ては速攻で決まるのさ。お前クールだな、やるじゃねえかってな。
数年前、LAで、トゥイギー・ラミレズとあなたが一緒に写った写真が何枚か出てきましたが...
リアム:うん、良いやつだよな。
ラッ プトップ上でレコーディングしたり、そういったことは?
リアム:いや、ないよ!
アコースティックギターを 持ったあなたとトゥイギーがヘッドフォンを付けていたので、レコーディングみたいなことをしたのかなと。たぶん彼のリビングルームですよね。
リ アム:マジで!?へえ、やるな!まあ、誰かが俺達の許可を得ずに撮影したんだろう。俺は見たことないけど。トゥイギーは好きだよ。クールだ。レコーディン グはしてない。ただ一晩一緒に演奏したってだけさ。でも最高のやつだし大好きだよ。
わかりました。それでは、ニューアルバムについ て。来年には出せそうですか?
リアム:来年だね。そのつもり、っていうのはOASISのシングル27曲全部が6月に発売される予定なんだ。それからアルバムをレコーディングするだろ。だから、10月にはシングルを出したいね。最高のB面2曲つきでね。それとクリスマス休暇を取っ て、1月の終わりにはもう1枚シングルを出したい。たぶん3月に3枚目を出して、それから来年の6月頃にアルバムだな。アルバムを最初に出すことはしたく ないんだ、今の時代にはね。これまでOASISがやってきたようにやる。シングル、B面2曲、シングル、B面2曲、シングル、B面2曲、それからアルバム。 それからさらにシングル、B面。リミックスはなし。ああいうくだらねえのはなしだ。ファッキン新曲さ。俺達はミュージシャンだぜ。曲を書くんだ。ファッキンミキシングなんてしねえんだよ。これからやることはそんな感じだな。アルバムを出したら、シングルを出す。「Whatever」の時にやったみたい に...OASISが実行したことを追いかけるのさ。
リアム、どうしてB面にそこまでこだわるの?OASISもそうでしたが。
リ アム:B面は大事だぜ。1曲書いたら、あとの2曲も書けるだろ?
でも、B面として出さなくてもいいのでは?どうしてアルバムに入れ ないんです?
リアム:どうしてB面かって?それが伝統だからさ。俺はそうしたいんだよ。みんなにシングルも買ってほしいんだ。
レコード盤の伝統ということ?一面に1曲、もう一面に1曲、つまりB面ということ?
リアム:そう、そういう風にしたいね。変えたくない。そういう方式を変えたくないのさ。
ではレコードは?The White Stripesをはじめ、最近ではレコード盤を出すバンドが多くなっています。
リアム:レコード盤、そうだな。うん、OASISもやってた。やめたけどね。でもそれが俺達のやりたいことさ。B面だよ。
つまり、期待してもいいと。
リア ム:ああ、いいぜ。
新バンドでは、さらにメロディ重視で行くそうですが。
リアム:OASISよりももっと メロディックにもっと音楽的にだな。この18年間あのバンドで学んだことなんだよ。今俺はその方法を知ってる。見ててくれよ。この話題ならいくらでも話せるぜ。スティーヴはもう曲を聴いててさ。俺は、さらにメロディックになったって印象を持ってる。曲のあらゆる面を徹底的に詰めた。メロディも1つだって逃してない。引きずり出せるメロディがあれば、全部引きずり出したって感じさ。
アコースティックギターを手にしたりは?
リアム:ないな、俺がそんなことしたらみんな頭抱えちまうぜ。(笑って).....ステージでは弾かないよ。
そうじゃなくて....
リアム:ああ、もしかしてレコーディングでってこと?
そう。
リアム:いやあ、ないよ!
ニューアルバムで「Songbird」のような曲はない?
リアム:ああそうだな、あるよ、うん。美しい曲で「Songbird」よりも短い曲さ。でも言っただろ、どの曲もメロディを大切にしてる。全てが入り混じって、聴いたらぶっとぶぜ。でも俺が弾いたのはちょっとだけ、感覚をつかむためだけで、あとはアンディとゲムにやってもらうんだ。二人はミュージシャンだろ?俺は二人にアイディアをあげる感じでさ。激しくしたいとか軽く仕上げたいとかそういうのは俺が決める。でも、この曲はギグではやらないだろうな。
ドキュメンタリーフィルム「Dig Out Your Soul In The Streets」が撮影されたのは、ここニューヨークでしたね。最初にその考えが浮かんだのはいつですか?「何だこれ」とか思いませんでした?
リアム:うん。だって酔っぱらったファッキンジャンキー達が寄ってたかって俺達の曲をやるんだぜ!面白そうだと思ったんだ。でも、まあ、やるのはバスカーたちで、酔っぱらったジャンキーじゃなかったんだよな。だから、勘違いしてた。
良いなと思い始めたのはいつから?ブルックリンの工場から?
リアム:そうだな。見に行ってみたら「面白いな」と思って。はなからけなすつもりはなかったんだけど、実際聴いたら「なんだ、すげえワイルド」って感じ さ。でも、そこが良いんだよな。気に入ったよ。上手くはまってた。
ダグマーという女性の傍らに立つあなたのショットとか良かったですよ。覚えているでしょう。虫の羽を背中につけた女の子。
リアム:ああ、覚えてるよ。
彼女の歌う「Shock Of The Lightning」は、どう思いました?
リアム:クレイジーなところもあったけど、全体的には良かったぜ。興味深かった。こういうのは嫌だったんだ。そこらに審判みたく座って、サイモン・コーウェルみたいに「ふむ、そうだな、これは素晴らしい」とか、アホかって感じだろ!俺は、できるだけ一つの場所にはとどまりたくなかったんだ。誰かに目をつけられて「このアレンジをどう思います?」とか聞かれたくなかったわけ。ま、実はどうでもいいやって思ってたんだけど、まあ、上手く行ったからいいかな。
屋根に登ってブルックリンを見渡し、マンハッタンの辺りを指差しているシーンがありましたね。あなたがニューヨークを大好きなことが伝わってきました。
リアム:ああ、大好きだよ。何て表現すればいいかわからないけどさ。ニューヨーク自体が好きなんだよな。わかる?素敵なレストランがあるとかそういう理由 じゃなくて。あの公園は好きだよ。なぜか好きなんだ。あそこに友達は住んでないんだけど、それが良いんだよ。ニューヨークに交友関係を絡ませたくない。お しゃれな友達作るためにここに来るわけじゃない。落ち着きたいから来るんだ。
音楽シーンが駄目になってることを話しましたが。
リアム:そうだな、俺もそう思うよ。
アルバムは買います?今、アルバムを買えと言われたら、何を選びますか?往年の名作?それとも新人のアルバム?
リアム:名作さ。1972年以降は無に等しいね。
本当に、新人バンドは聴いてないの?信じられません。
リアム:いいか、新しいバンドにはもう何も感じないんだ、いいな?だから、何を買えって言うんだ?あいつ(スティーヴ)が知ってるさ、俺が最先端の音楽を 漁ることはしてないってな。ラジオを聴いたりMTVで見たりして、曲が良ければあっちの方から俺を見つけに来る。わざわざ探しに行かなくてもな。それに、毎週毎週音楽雑誌を買ってるから、何が起こってるかはわかってるんだ。でも、お前の言ってることは正しいよ、何もかもクソさ。俺から言わせればな。取 るに足りねえアホバンド、これAな、次、見た目も良くないのがBだろ。それにまともな曲がない、これCで、そういう連中を見て時間を無駄にしたくないん だ。連中は音楽を仕事にしようとしてる。俺はそうじゃない。みんなとつながるためにここにいるんだ。一発屋じゃない。たいていのバンドは、良い条件で契約 するためなら誰かのケツでも舐めようとしかねないだろ。今のイギリスにいる連中、自称「ロックスター」連中ならいつでもやってみせるさ。どいつも器が小さいんだよ。ラ ジオで曲を流すためにケツを舐めるんだからよ。OASISはそんなことしなかった。俺達のやり方を守ったんだ。どいつのケツも舐めてないしな。だから、最近のバンドは好きじゃない。それと、音楽もつまんねえし。それに聴いたら聴いたで、吐き気がするんだよ、最近の連中は...ほら....これで信じられるだろ。
あなたは、熱狂的な音楽ファンですよね。私も...
リアム:良い音楽は好きだ。
私もです。でも「Definitely Maybe」を聴いた時と同じような感覚を、最近の音楽でも感じるんですが....
リアム:俺に何を言ってほしいんだ?Bloc Party大好きって言ってほしいのか?俺に...どんなバンドが出てきてるかも知らねえんだぜ。「Fire Fliesが好き」とか?それとかArcade....とかファッキンBombay Bicycleとか、名前からして落第だぜ!(笑う)。Bombay Bicycleのレコードは聴かないな。まず名前が悪い。だから....
そこです。どうしてそういう考え方をするのかが聞きたくて。
リアム:あのな、俺は新しい音楽に興味がないんだ、Kasabianを除いてね。あいつらは良いさ。それだけだ。俺が聴きたいのは最高のバンドだけなんだ。見た目も何もかもそろったバンド。求めてるのはそれなんだよ。でもそういうのはなかなかいない。でもそれに悩んで家で手首掻っ切ったりはしねえ。そこらに良い音楽があろうがなかろうがどうでもいいさ。だって俺は自分の音楽をやるので忙しいから他のことにかまってらんねえんだ。
個人的趣向ってことですね。
リアム:個人的趣向だよ。NMEやらQ Magazineやらが薦めるからって、そのバンドを好きになるわけじゃない。自分の音楽のことで忙しいんだよ。そういうこと。誰もやってくれないんなら、自分でやってやるっていうさ。自分の音楽で精一杯で、新しいバンドの音楽まで気にしてられないんだ。
さて、Q Magazineで「史上最高のフロントマン」に選ばれたようですが。
リアム:マジかよ。
本当に素晴らしいですね。エルヴィスやミック・ジャガーの上に立つなんて...
リアム:あのさ、そういうのをまともに取るんなら、ベストじゃなくてワーストに投票されたほうがましだぜ。まあ、今は選ばれて嬉しいけど、俺にとっては何の意味も持たないんだ。俺に投票してくれた人たちには感謝してるよ。投票なんてのがあったんならな。でも俺は最高のフロントマンって大昔から言ってきたしな(笑う)!10年は言ってるぜ。だから何を今さらって感じだぜ!
それにしても、おめでとうございます!
リアム:どうも!
それではちょっと話題を変えて、フットボールのことに移りましょうか。イングランド対USAでは、イングランドが圧勝すると思います?
リアム:イングランドがUSAを叩き潰すさ!
叩き潰す!?
リアム:ああ。USAの道のりは長いぜ。イングランドは機転が利くからな。ちょっとついてこれないだろ。だから勝つよ。
そうでしょうか?
リアム:そうとも。
点差も開くと?
リアム:スコアまでは知らねえけどさ。でも勝つよ。
アメリカの選手は知ってます?ドノヴァンやティム・ハワードなど。
リアム:ああ、ドノヴァンはエバートンでプレイしてるだろ。ハワードはゴールキーパーで...何人かは知ってるよ。
ベッカムのことは残念に思いますか?
リアム:俺がベッカムを?!思わないさ。食いっぱぐれるわけじゃねえんだろ。気晴らしするだけの金はあるんだ。デイヴィッド・ベッカムだぜ、どっかの島で ゆっくりくつろいでるさ、そうだろ?!
Pretty Greenのユニフォームを着けたチームが見てみたいです。
リアム:誰の?イングランド代表?
そう。
リアム:そうなるさ。なったら嬉しいね。
そろそろ締めくくりましょう。あと30秒、大丈夫?
リアム:やれよ。やりたいだけやっていいんだぜ、俺は急いでないんだし。
Pretty Greenで「シティブルー」(マンチェスター・シティのユニフォームカラー)のカシミアセーターを発売しましたよね。「レッドデビル」(マンチェス ター・ユナイテッドのユニフォームカラー)バージョンを発売する予定は?
リアム:ない。(少し考え込む)。
しましょうよ。マンUファンのために。
リアム:ないな。もう発売されてるだろ。ほら、トイレットペーパーとしてさ!!(大笑い)。もしかしてユナイテッドのファン?
ええ、そうです!
リアム:リアクションでわかるぜ。あのな、ユナイテッドは良いチームだよ。ルーニーは勢いに乗ってるし、アレックス・ファーガソンは最高のマネージャーだ。(考え込む)。でもマーマイトみたいなもんなんだよ。お前が好きだろうが嫌いだろうが関係なく、俺は大嫌いなんだ!
*マーマイト: 英国製イーストエキス のペーストで、スープなどの料理の調味料として使ったりトーストに塗って食べる。
http://bit.ly/b5Ler5
pt1の記事はこちらから。↓
http://www.oasisstandard.co.uk/archives/1105495.html
その通りです。さて、News Of The Worldが最近暴走していますね。OASISファンサイトを運営する女性を新バンドのベースプレイヤーに選んだというデマを流したり。これ、おかしいですよね。
リアム:ああ、笑える。でもそれがプレスだからな。本気で取るなってことさ。
一面を印刷までしたり?本当にその通りになったりして。
リアム:なるかもな。彼女のベースが上手かったら会ってみるさ。俺は女だからって差別はしない。良いベースプレイヤーでクールだったら、俺のバンドに入れることもあるさ。でももうベースは決まってるんだ、最高のやつ。残念だったな。
彼の名前はジェフ?(ジェフ・ウートン)
リアム:そいつ。The Gorillazでも弾いてるんだよな?
そ うですよ。いくつかのギグに参加しているんですよね。
リアム:そう。最高のミュージシャンだよ。The Gorillazのアルバムには参加しないで、ライヴだけらしい。でも様子を見るさ。ジェフはすごい才能を持ってる。まだ24歳なのにもう一人前のミュージシャンなんだ。まあ、時が来たら「なあ?俺は俺でやりたいことがあるんだ」とか言い出すかもしれないけど、俺達は今ベースプレイヤーが必要だし、やつは 見た目もクールだしな。ベースも弾ける。
ジェフには電話をかけたの?それともオーディションをやったの?
リ アム:電話をかけた。「何やってる?」「何も」「こっちに来て、俺達とリハーサルしないか?」ってね。それでクリス・シャーロックやみんなと2曲合わせて、その後パブに行った。それで「よし、お前クールだから合格」と言ったのさ。追い詰めてこれ弾けあれ弾けとやったわけじゃない。あいつも飛んだり跳ねたりしないで、落ち着いてたよ。自分のベースを弾いてそれで決まったんだ。オーディションを開催したり大勢の人を入れたり出したりして、俺の時間やみんな の時間を無駄にしたくないしね。そういう柄じゃない。全ては速攻で決まるのさ。お前クールだな、やるじゃねえかってな。
数年前、LAで、トゥイギー・ラミレズとあなたが一緒に写った写真が何枚か出てきましたが...
リアム:うん、良いやつだよな。
ラッ プトップ上でレコーディングしたり、そういったことは?
リアム:いや、ないよ!
アコースティックギターを 持ったあなたとトゥイギーがヘッドフォンを付けていたので、レコーディングみたいなことをしたのかなと。たぶん彼のリビングルームですよね。
リ アム:マジで!?へえ、やるな!まあ、誰かが俺達の許可を得ずに撮影したんだろう。俺は見たことないけど。トゥイギーは好きだよ。クールだ。レコーディン グはしてない。ただ一晩一緒に演奏したってだけさ。でも最高のやつだし大好きだよ。
わかりました。それでは、ニューアルバムについ て。来年には出せそうですか?
リアム:来年だね。そのつもり、っていうのはOASISのシングル27曲全部が6月に発売される予定なんだ。それからアルバムをレコーディングするだろ。だから、10月にはシングルを出したいね。最高のB面2曲つきでね。それとクリスマス休暇を取っ て、1月の終わりにはもう1枚シングルを出したい。たぶん3月に3枚目を出して、それから来年の6月頃にアルバムだな。アルバムを最初に出すことはしたく ないんだ、今の時代にはね。これまでOASISがやってきたようにやる。シングル、B面2曲、シングル、B面2曲、シングル、B面2曲、それからアルバム。 それからさらにシングル、B面。リミックスはなし。ああいうくだらねえのはなしだ。ファッキン新曲さ。俺達はミュージシャンだぜ。曲を書くんだ。ファッキンミキシングなんてしねえんだよ。これからやることはそんな感じだな。アルバムを出したら、シングルを出す。「Whatever」の時にやったみたい に...OASISが実行したことを追いかけるのさ。
リアム、どうしてB面にそこまでこだわるの?OASISもそうでしたが。
リ アム:B面は大事だぜ。1曲書いたら、あとの2曲も書けるだろ?
でも、B面として出さなくてもいいのでは?どうしてアルバムに入れ ないんです?
リアム:どうしてB面かって?それが伝統だからさ。俺はそうしたいんだよ。みんなにシングルも買ってほしいんだ。
レコード盤の伝統ということ?一面に1曲、もう一面に1曲、つまりB面ということ?
リアム:そう、そういう風にしたいね。変えたくない。そういう方式を変えたくないのさ。
ではレコードは?The White Stripesをはじめ、最近ではレコード盤を出すバンドが多くなっています。
リアム:レコード盤、そうだな。うん、OASISもやってた。やめたけどね。でもそれが俺達のやりたいことさ。B面だよ。
つまり、期待してもいいと。
リア ム:ああ、いいぜ。
新バンドでは、さらにメロディ重視で行くそうですが。
リアム:OASISよりももっと メロディックにもっと音楽的にだな。この18年間あのバンドで学んだことなんだよ。今俺はその方法を知ってる。見ててくれよ。この話題ならいくらでも話せるぜ。スティーヴはもう曲を聴いててさ。俺は、さらにメロディックになったって印象を持ってる。曲のあらゆる面を徹底的に詰めた。メロディも1つだって逃してない。引きずり出せるメロディがあれば、全部引きずり出したって感じさ。
アコースティックギターを手にしたりは?
リアム:ないな、俺がそんなことしたらみんな頭抱えちまうぜ。(笑って).....ステージでは弾かないよ。
そうじゃなくて....
リアム:ああ、もしかしてレコーディングでってこと?
そう。
リアム:いやあ、ないよ!
ニューアルバムで「Songbird」のような曲はない?
リアム:ああそうだな、あるよ、うん。美しい曲で「Songbird」よりも短い曲さ。でも言っただろ、どの曲もメロディを大切にしてる。全てが入り混じって、聴いたらぶっとぶぜ。でも俺が弾いたのはちょっとだけ、感覚をつかむためだけで、あとはアンディとゲムにやってもらうんだ。二人はミュージシャンだろ?俺は二人にアイディアをあげる感じでさ。激しくしたいとか軽く仕上げたいとかそういうのは俺が決める。でも、この曲はギグではやらないだろうな。
ドキュメンタリーフィルム「Dig Out Your Soul In The Streets」が撮影されたのは、ここニューヨークでしたね。最初にその考えが浮かんだのはいつですか?「何だこれ」とか思いませんでした?
リアム:うん。だって酔っぱらったファッキンジャンキー達が寄ってたかって俺達の曲をやるんだぜ!面白そうだと思ったんだ。でも、まあ、やるのはバスカーたちで、酔っぱらったジャンキーじゃなかったんだよな。だから、勘違いしてた。
良いなと思い始めたのはいつから?ブルックリンの工場から?
リアム:そうだな。見に行ってみたら「面白いな」と思って。はなからけなすつもりはなかったんだけど、実際聴いたら「なんだ、すげえワイルド」って感じ さ。でも、そこが良いんだよな。気に入ったよ。上手くはまってた。
ダグマーという女性の傍らに立つあなたのショットとか良かったですよ。覚えているでしょう。虫の羽を背中につけた女の子。
リアム:ああ、覚えてるよ。
彼女の歌う「Shock Of The Lightning」は、どう思いました?
リアム:クレイジーなところもあったけど、全体的には良かったぜ。興味深かった。こういうのは嫌だったんだ。そこらに審判みたく座って、サイモン・コーウェルみたいに「ふむ、そうだな、これは素晴らしい」とか、アホかって感じだろ!俺は、できるだけ一つの場所にはとどまりたくなかったんだ。誰かに目をつけられて「このアレンジをどう思います?」とか聞かれたくなかったわけ。ま、実はどうでもいいやって思ってたんだけど、まあ、上手く行ったからいいかな。
屋根に登ってブルックリンを見渡し、マンハッタンの辺りを指差しているシーンがありましたね。あなたがニューヨークを大好きなことが伝わってきました。
リアム:ああ、大好きだよ。何て表現すればいいかわからないけどさ。ニューヨーク自体が好きなんだよな。わかる?素敵なレストランがあるとかそういう理由 じゃなくて。あの公園は好きだよ。なぜか好きなんだ。あそこに友達は住んでないんだけど、それが良いんだよ。ニューヨークに交友関係を絡ませたくない。お しゃれな友達作るためにここに来るわけじゃない。落ち着きたいから来るんだ。
音楽シーンが駄目になってることを話しましたが。
リアム:そうだな、俺もそう思うよ。
アルバムは買います?今、アルバムを買えと言われたら、何を選びますか?往年の名作?それとも新人のアルバム?
リアム:名作さ。1972年以降は無に等しいね。
本当に、新人バンドは聴いてないの?信じられません。
リアム:いいか、新しいバンドにはもう何も感じないんだ、いいな?だから、何を買えって言うんだ?あいつ(スティーヴ)が知ってるさ、俺が最先端の音楽を 漁ることはしてないってな。ラジオを聴いたりMTVで見たりして、曲が良ければあっちの方から俺を見つけに来る。わざわざ探しに行かなくてもな。それに、毎週毎週音楽雑誌を買ってるから、何が起こってるかはわかってるんだ。でも、お前の言ってることは正しいよ、何もかもクソさ。俺から言わせればな。取 るに足りねえアホバンド、これAな、次、見た目も良くないのがBだろ。それにまともな曲がない、これCで、そういう連中を見て時間を無駄にしたくないん だ。連中は音楽を仕事にしようとしてる。俺はそうじゃない。みんなとつながるためにここにいるんだ。一発屋じゃない。たいていのバンドは、良い条件で契約 するためなら誰かのケツでも舐めようとしかねないだろ。今のイギリスにいる連中、自称「ロックスター」連中ならいつでもやってみせるさ。どいつも器が小さいんだよ。ラ ジオで曲を流すためにケツを舐めるんだからよ。OASISはそんなことしなかった。俺達のやり方を守ったんだ。どいつのケツも舐めてないしな。だから、最近のバンドは好きじゃない。それと、音楽もつまんねえし。それに聴いたら聴いたで、吐き気がするんだよ、最近の連中は...ほら....これで信じられるだろ。
あなたは、熱狂的な音楽ファンですよね。私も...
リアム:良い音楽は好きだ。
私もです。でも「Definitely Maybe」を聴いた時と同じような感覚を、最近の音楽でも感じるんですが....
リアム:俺に何を言ってほしいんだ?Bloc Party大好きって言ってほしいのか?俺に...どんなバンドが出てきてるかも知らねえんだぜ。「Fire Fliesが好き」とか?それとかArcade....とかファッキンBombay Bicycleとか、名前からして落第だぜ!(笑う)。Bombay Bicycleのレコードは聴かないな。まず名前が悪い。だから....
そこです。どうしてそういう考え方をするのかが聞きたくて。
リアム:あのな、俺は新しい音楽に興味がないんだ、Kasabianを除いてね。あいつらは良いさ。それだけだ。俺が聴きたいのは最高のバンドだけなんだ。見た目も何もかもそろったバンド。求めてるのはそれなんだよ。でもそういうのはなかなかいない。でもそれに悩んで家で手首掻っ切ったりはしねえ。そこらに良い音楽があろうがなかろうがどうでもいいさ。だって俺は自分の音楽をやるので忙しいから他のことにかまってらんねえんだ。
個人的趣向ってことですね。
リアム:個人的趣向だよ。NMEやらQ Magazineやらが薦めるからって、そのバンドを好きになるわけじゃない。自分の音楽のことで忙しいんだよ。そういうこと。誰もやってくれないんなら、自分でやってやるっていうさ。自分の音楽で精一杯で、新しいバンドの音楽まで気にしてられないんだ。
さて、Q Magazineで「史上最高のフロントマン」に選ばれたようですが。
リアム:マジかよ。
本当に素晴らしいですね。エルヴィスやミック・ジャガーの上に立つなんて...
リアム:あのさ、そういうのをまともに取るんなら、ベストじゃなくてワーストに投票されたほうがましだぜ。まあ、今は選ばれて嬉しいけど、俺にとっては何の意味も持たないんだ。俺に投票してくれた人たちには感謝してるよ。投票なんてのがあったんならな。でも俺は最高のフロントマンって大昔から言ってきたしな(笑う)!10年は言ってるぜ。だから何を今さらって感じだぜ!
それにしても、おめでとうございます!
リアム:どうも!
それではちょっと話題を変えて、フットボールのことに移りましょうか。イングランド対USAでは、イングランドが圧勝すると思います?
リアム:イングランドがUSAを叩き潰すさ!
叩き潰す!?
リアム:ああ。USAの道のりは長いぜ。イングランドは機転が利くからな。ちょっとついてこれないだろ。だから勝つよ。
そうでしょうか?
リアム:そうとも。
点差も開くと?
リアム:スコアまでは知らねえけどさ。でも勝つよ。
アメリカの選手は知ってます?ドノヴァンやティム・ハワードなど。
リアム:ああ、ドノヴァンはエバートンでプレイしてるだろ。ハワードはゴールキーパーで...何人かは知ってるよ。
ベッカムのことは残念に思いますか?
リアム:俺がベッカムを?!思わないさ。食いっぱぐれるわけじゃねえんだろ。気晴らしするだけの金はあるんだ。デイヴィッド・ベッカムだぜ、どっかの島で ゆっくりくつろいでるさ、そうだろ?!
Pretty Greenのユニフォームを着けたチームが見てみたいです。
リアム:誰の?イングランド代表?
そう。
リアム:そうなるさ。なったら嬉しいね。
そろそろ締めくくりましょう。あと30秒、大丈夫?
リアム:やれよ。やりたいだけやっていいんだぜ、俺は急いでないんだし。
Pretty Greenで「シティブルー」(マンチェスター・シティのユニフォームカラー)のカシミアセーターを発売しましたよね。「レッドデビル」(マンチェス ター・ユナイテッドのユニフォームカラー)バージョンを発売する予定は?
リアム:ない。(少し考え込む)。
しましょうよ。マンUファンのために。
リアム:ないな。もう発売されてるだろ。ほら、トイレットペーパーとしてさ!!(大笑い)。もしかしてユナイテッドのファン?
ええ、そうです!
リアム:リアクションでわかるぜ。あのな、ユナイテッドは良いチームだよ。ルーニーは勢いに乗ってるし、アレックス・ファーガソンは最高のマネージャーだ。(考え込む)。でもマーマイトみたいなもんなんだよ。お前が好きだろうが嫌いだろうが関係なく、俺は大嫌いなんだ!
*マーマイト: 英国製イーストエキス のペーストで、スープなどの料理の調味料として使ったりトーストに塗って食べる。
